FC2ブログ

2021-05

盛徳寺跨線人道橋再び--185系「踊り子」号の写真を撮りに,ほか

210401.jpg

 富士山をバックに185系の「湘南ライナー」の写真を撮りに年末に辻堂に行ったことは既に書きました。未だ撮り足りない気がしていたので,1月の週末,戸塚駅の近くに写真を撮りに行ってきました。行った場所は盛徳寺跨線人道橋,6年前に記事を載せましたが,それなりに有名なお立ち台です。今日はその時の成果と多少のおまけをご報告します。この日のこの場所にいた同好の士は3~4人,そこそこ落ち着いて写真撮りができました。ここはお昼過ぎからが順光ですが,湘南ゼミナールの看板が邪魔だと思うのは僕だけでしょうか。

210402.jpg
「踊り子9号」 @戸塚~大船 2021.1.30

 (2021年)1月30日土曜日,朝起きてカーテンを開けるとバッチリ富士山が見えます。今日は鉄ちゃん日和だとばかり,急遽,置換え間近の185系「踊り子」号の写真を撮りに行こうと思い立ちます。自宅を10:00過ぎに出発,戸塚駅には10:40過ぎに着きます。戸塚から線路沿いに10分ぐらい大船方向に下ると盛徳寺跨線人道橋に着きます。最初にやってきた列車は東京駅を10:30に出た「踊り子9号」です。この列車は185系7+5両の12両編成,まだ若干時間が早く,側面まで陽があたっていません。

210403.jpg
桃太郎牽引の貨物列車。1068レ @大船~戸塚 2021.1.30

 次に来たのは桃太郎牽引のフレートライナーです。逆光ではありますが上りの「踊り子2号」を撮ろうと構えていたら,たまたまやってきた貨物列車,ありがたい拾いものをしました。

210404.jpg
EF210の貨物,もう1本はトヨタロングパスエクスプレス @大船~戸塚 2021.1.30

 貨物の時刻なので詳細は分かりませんが,この日は東海道線の上り列車が多少遅れていたようで,1068レの行った後,5分もしないうちにもう1本貨物列車がやってきました。水色の揃いのコンテナがきれいなトヨタロングパスエクスプレスです。

210405.jpg
ようやく来ました「踊り子2号」 @大船~戸塚 2021.1.30

 2本の貨物を追うようにようやく「踊り子2号」がやってきました。どうやら7分くらいの遅れのようですが,おかげで貨物2本が撮れたので遅れに感謝です。土曜日の朝1番の上り列車とあって,身軽な7両編成です。

210406.jpg
「サフィール踊り子1号」 @戸塚~大船 2021.1.30

 次の写材は「サフィール踊り子1号」です。E261系は2020年3月登場の全車グリーン車のリゾート用電車で,自分にはあまり縁がないのですが,せっかくの機会なのでしっかり写真に収めます。この写真のときは思い切り引っ張って湘ゼミの看板を排除してみました。

210407.jpg
5075レは大かぶり @戸塚~大船 2021.1.30

 次に来たのは貨物の5075レです。今日は「踊り子」号狙いなのであまり気にしませんが,貨物列車狙いだったらがっかりの1枚です。

210408.jpg
「踊り子11号」は携帯で動画(こちら)を撮ってみました @戸塚~大船 2021.1.30

 この後は185系の「踊り子」号が続くので,1本は携帯で動画を撮ってみます。この11号は運転日の少ない臨時で,短い7両編成での運転です。185系が引退となるとMT54モーターの音を聞く機会はいよいよ減り,JR西日本やしなの鉄道の115系くらいです。その次がド本命の「踊り子13号」で堂々の15両編成,今日のとびらの写真です。

210409.jpg
西濃運輸のカンガルーエクスプレス @戸塚~大船 2021.1.30

 今日の予定は大体完了と落ち着いていたらEF66の牽く西濃カンガルーエクスプレスがやってきました。EF66はEF210よりも出力が大きく好きな機関車ですが,JR貨物になってからの増備車の100番台はサメなどと呼ばれ,どうも間の抜けた顔立ちです。

210410.jpg
今日の最後は横須賀線のE217系 @戸塚~大船 2021.1.30

 横須賀線~総武快速線にはE235系の投入が始まり,E217系にも廃車が出始めました。最後になると葬式鉄という人達が繰り出してきて大騒ぎになるので,そうなる前に数枚の写真を撮っておきます。

210411.jpg
今日もベストのポジション近くにはライン引きの作業車が 2021.2.28

 上の写真を撮ってからほぼ1か月後の2月28日(日),この日も絶好の鉄ちゃん日和だったので,懲りずに185系の写真撮りに出掛けてきました。こうなると僕も完全に葬式鉄です。1月30日の経験から盛徳寺はあまり早く行っても側面に陽があたらないと分かったので,昼前は辻堂に行き「踊り子2号」1本を富士山バックで撮ることにします。前回,年末に辻堂に行ったときは沿線火災に巻込まれ,ベストと思わる場所で写真を撮ることができませんでした。今日,その場所に行くと,今度は道路のライン引きの作業車が止まっていて,よくよくこのポイントには縁がないようです。

210412.jpg
「踊り子2号」 @茅ヶ崎~辻堂 2021.2.28

 この時間だと陽が側面に回り込んで,お顔にはわずかにしか当たっていませんが,まずまずの出来で満足です。

210413.jpg
EF210+フレートライナー1068レ @茅ヶ崎~辻堂 2021.2.28

 この日は「踊り子」号の他に貨物1本を撮ることができました。もう少し粘れば貨物があと2本来るのですが,今日は盛徳寺へハシゴする予定なので泣く泣く辻堂を引き上げます。

210414.jpg
辻堂駅の入口で。架線柱がちょっと邪魔です 2021.2.28

 ところで東海道線と富士山のコンビネーションならあまり歩き回ることもなく,辻堂駅西口を出たところでも写真は撮れます。僕はあまり俯瞰は好まないのですが,この程度なら世話要らずです。写真を撮ったその列車に乗って,戸塚を目指します。

210415.jpg
堂々の15両フル編成の「踊り子13号」 @戸塚~大船 2021.2.28

 ダイヤ改正まであと2週間,盛徳寺のポイントは30人位の先客がいてごった返しています。ところが,なんとなく雰囲気が重く,期待を込めて列車を待つ風でありません。近くの人に声をかけると,しばらく前に警察官が来て通行の妨げにならぬよう,指導があったそうです。道理で歩道橋に陣取る人や三脚を立てる人がいません。歩道橋の袂のちょっと広くなった所で手持無沙汰に待機していて,列車の来る2,3分前になると蜘蛛の子を散らす如く思い思いのポジションに散って,カメラは手持ちで撮るというあまり見ないお立ち台風景です。

210416.jpg
ついでに撮ったE257系の「踊り子15号」 @戸塚~大船 2021.2.28

 3月13日のダイヤ改正からはふつうの「踊り子号」は全てE257系になりましたが,自分としてはE257系は辰野で仕事をしていた1年間,毎週お世話になった電車です。天下の東海道本線の特急が他線区からのセコハンでよいのか...というのが僕の新「踊り子」号感です。183系が老朽・陳腐化していたので早々に置き換えたかったのでしょうが,そもそもなんで中央本線に振り子なしのE257系なんか入れたのかと思います。こうしてみると特急用車両と言えども儲からない列車にはお金をかけない,JR東日本も厳しい経営をするものです。

210417.jpg
戸塚駅北側で撮った「踊り子17号」 @東戸塚~戸塚 2021.2.28

 ここは混雑が激しいうえに雰囲気も重く気づまりなので,今日はこの辺で引上げることにします。戸塚まで歩いてきたら,次の17号がもうすぐ来そうなので,バスターミナル脇で場所を見繕って撮ってみます。光線の加減だけはバッチリの写真が撮れました。

210418.jpg
おまけ1:185系使用のライナー列車「おはようライナー新宿22号」 @大船 2021.3.4

 このほか3月4日(木)も在宅勤務の始業前に辻堂に行ってみました。この頃は朝6時ではまだ暗く,富士山が見えるのかよく分かりません。ままよと家を出てはみたもののあいにくの曇り空,2本だけを大船駅で駅撮りしました。

210419.jpg
おまけ2:富士山バックの貨物列車 @茅ヶ崎~辻堂 2021.3.14

 ダイヤ改正翌日の3月14日(日)は良い天気で,うちから富士山がバッチリ見えます。せっかくのお天気なのでこの日も辻堂に出掛けますが,密を避ける意味もあって足はプリ子(うちのプリウス)です。コロナ禍で人出も少なかろうと,春先の行楽日和の湘南を甘く見ていました。11時前後に幾本かある上りの貨物を狙って出かけましたが,道路が混んでいて大遅刻,撮れたのはこの1本だけでした。往復3時間がかりで収穫はこれだけ,やっぱり週末の湘南はクルマで行くものではありません。(2021.4.17記)
スポンサーサイト



富士山をバックに185系湘南ライナーを撮りに行く

210121.jpg

 少し前の話になりますが年末の(2020年)12月24日(木)はお休みをもらえたので,今度の全国ダイヤ改正で置換えがアナウンスされた185系の湘南ライナーの写真を撮りに行ってきました。今度もコロナ禍の折からマスクによる防護と人との接触を避けることを徹底しての外出です。冬の朝,狙いは富士山バックで,以前,藤沢~辻堂間の踏切(多分,鵠沼第二踏切)に行ったことがありますが,ここはスペースが狭く複数人が押し掛けると落ち着いて撮れそうにありません。今回は線路沿いのスペースが広そうな辻堂~茅ヶ崎で撮る計画です。

210122.jpg
E217系トップナンバー(付属編成ですが)とE235系の後ろ姿 @大船駅 2020.12.24(以下,同じ)

 今日も5:00の早起きですが,ライナー狙いなので仕方ありません。富士山バックが狙いなので起きたら先ず天気を確認しますが,真っ暗で景色は見えません。西の空にも星が見えるので,予定どおり決行と決め,自宅最寄りの磯子駅5:50の根岸線下り列車に乗ります。大船では6:23の沼津ゆきまで17分あるので駅構内をブラブラします。そういえば3日前の12月21日から横須賀線のE235系の運用が始まったななどと思ってふと見ると,E217系のトップナンバーが止まっています。更には当のE235系も入換えでホームに顔を出していて,どちらもまともな写真は撮れませんでしたが,幸先のよいスタートです。

210123.jpg
acureの自販機に掲出されたメモリアル185 @大船駅

 この時間は上り貨物列車のラッシュで,これらの列車の写真を撮りたいのですが,夜が明けておらず光量が足りません。ホームの飲み物,acureの自販機に目をやれば,メモリアル185なる宣伝が貼ってあります。階段の降り口には横浜支社版の特急踊り子のポスターもあり,今日のアクティビティのやる気が湧いてきます。

210124.jpg
特急 踊り子のポスター @大船駅

 沼津ゆき321Mに乗れば,10分もかからず辻堂に着きます。もたもたしているとライナー2号が来てしまうので,ともかく海側の線路沿いの道を茅ヶ崎方面に歩きます。駅前の商店街を抜けると,胸の高さ位のコンクリート柵が道路と線路を隔てているだけで,どこでも写真は撮り放題です。ここなら100人来ても大丈夫だななどと思いますが,駅の近くは線路の位置が若干高めで,少し見上げるような構図になります。

210125.jpg
そうこうするうちライナー2号が来る

 線路沿いに続く道をロケハンしながら進むうち,向こうから電灯色のシールドビームの電車がやってきます。あのライトは185系でしょう。まず貨物線を新宿に上るおはようライナー新宿22号が来ますが,これは失敗。続いて3分後,ゆっくり構図を決める間もなく撮ったのが上のライナー2号の写真です。富士山は見えていますが,パンタグラフの陰です。

210126.jpg
練習列車は頻繁に来る。列車は辻堂6:54の1830E

 今ここを通る列車の東京着は8:00前,そろそろラッシュアワーで,上り列車は頻繁に来ます。富士山とのバランスなど,こんなものかなと準備を進めます。下のライナー4号は富士山とのバランスはそこそこですが,尻切れでこれも失敗です。

210127.jpg
貨物線を走るライナー4号。カメラの水平がボロボロでかなり回転の編集してます。下がきびしいのはそのせい

 あれこれ迷いながら歩くうちに線路と道路が並走する茅ヶ崎方の終点まで来てしまいました。さて,どこが一番よかったかななど考えながら元来た道を引返します。すると左手の線路端から何か煙のようなものがたっています。おや?と思いながら進むと,煙は見る間に激しくなり,通りがかりのお嬢さんが携帯を手に立っています。煙の元を見ると,線路端の枯れ草と踏切障検のセンサー(受光器と書いてある)の配線箱から火が出ているよう,沿線火災です。

210128.jpg
ちょうど現場に来た1834E

 お嬢さんに通報を頼み,自分は列車に知らせるべく線路を見ると,辻堂駅に進入する上り列車が来るところです。150mくらい先に踏切があるのでそこの非常ボタンを押せば列車は止まるでしょうが,そこまで行っている時間がありません。持っている荷物--踏み台を入れた白い大きなビニール袋--を慌てて振ると,運転士さんも気づいたようで現場の30m位手前で止まりました。反対を見ると貨物列車が走ってくるので,これも袋を振って合図します。

210129.jpg
こちらは下りの貨物列車。西濃カンガルーライナーのよう

 その間にも通勤途上の男性が線路端にあった木っ端--なぜか近くに落ちていた用地標のような赤杭--で火元をたたいて消火を試みています。しかし,煙は強まり,炎も出始めました。続いて自転車で通りがかった通勤途上の男性が町内会の消火器を持ってきて消火します。最も盛んだった時で腰くらいまで火勢はあったと思いますが,これでなんとか火は消えました。多分,煙に気づいてから,5分のうちの出来事です。また,消火活動にあたった2人の男性は,先を急いでいたのか,早々にこの場を立ち去ってゆきます。

210130.jpg
集まった緊急車両(撮影はしばらく後)

 お嬢さんのほうは警察に電話したら,消防署に電話するよう案内され,消防に現場の場所などを説明していますが,なかなかにもどかしそうです。自分のほうは道路から柵越しに1834Eの運転士さんに状況を伝え,列車指令経由の手配を試みます。また,状況を理解した運転士さんは,電車備付けの消火器を持出して,まだくすぶっていた燃え痕に徹底的に消火剤を撒きます。自分も知りませんでしたが,町内会の消火器はピンクの薬剤であっという間に出終わってしまいましたが,電車の方は白い薬剤で噴出する時間もずっと長いようです。火はこれで鎮火しましたが,まだ現場検証が必要で,列車も止まったままです。こちらは列車が動かないことには商売にならないので,検証対応は引受けたつもりでしたが,なかなか消防車もパトカーも来ません。火がメラメラ燃えていればすっ飛んでくるのでしょうが,鎮火後の検証だけとなると,随分スピード感が違います。通報から10分位して消防署が,更にその後5分位で警察が来て,現場検証を始めます。

210131.jpg
この日はたくさんのE231/E233系の写真も撮りましたが,そのうちのベスト?

 自分らは第1発見者,通報者ということで,言葉使いはとても丁寧ですが,調書をとられます。これ自体は仕方のないことと思いますが,日本のお役所は縦割りで,全く同じことを消防と警察に2回しゃべることになりました。2回目の警察の方は面倒臭くなって端折ってしゃべり,それを察知したかメモを取る方も簡単で,実際は1.7回というところです。各庁署にもそれぞれ言い分はあるでしょうが,これは改善してもらいたいところです。
 
210132.jpg
湘南ライナーといえばこの215系もダイヤ改正後の処遇が心配です

 発煙から小1時間後の8:00前になり,ようやく列車は運転再開になります。くだんのお嬢さんも同様で,出勤の途上に小1時間付き合っています。現場の近くには茅ヶ崎方,辻堂方,両方に踏切がありますが,これらも小1時間開かずのままでした。上にも書いたとおり,火災自体は約10分で消えているので,残りの約40分は検証のための運転見合わせです。発火していたのはJRの信号関係の機器だし,消火をしたのも運転士さん,沿線火災には間違いないと思いますが,こんなに大袈裟なことになってしまい,列車を止めてよかったのかと思います。尤も,自分が止めなくても,早晩,沿線火災で運転見合わせにはなっただろうと自身を納得させます。

210133.jpg
このときの列車走行位置の表示

 検証や調書作成が終わって自分の拘束は解かれましたが,たくさんの緊急車両が止まっていて列車写真どころではありません。その辺でウロチョロしているとただの迷惑な野次馬と間違われそうです。少し場所を移して,写真撮りの続きを始めます。しかし,列車ダイヤはぐちゃぐちゃです。文明の利器の列車の走行位置表示を見ても,どうもライナーは表示の対象外のようです。線路には列車がひしめき順々にやってくるしかないので,こちらも腹を括って来るものを撮る態勢で臨みます。

210134.jpg
185系のおはようライナー新宿なので多分26号。30分くらいの遅れ

 三々五々消防や警察の人たちも引上げますが,JRの人だけは焼けたつなぎ箱の復旧作業を進めます。場所が線路際なので,列車監視員が付き,旅客線の下り列車のみ速度規制がかかっているようです。貨物線を走る「おはようライナー新宿26号」に続き,185系15両編成の「湘南ライナー12号」がやってきます(今日のとびらの写真です)。火事の前の一群は暗くて今イチでしたが,火事の後は陽も高くなり,踏切中継の特発がちょっと邪魔ですが富士山もバッチリです。特発といえば,この道路は100人来ても大丈夫と上に書きましたが,これは大ウソです。線路には架線柱,信号機のほか受光器の支持棒,特発の支持棒などなどいろいろな縦の障害物があって,本当にすっきり撮れる場所はとても少ないです。帰り道もしっかりロケハンして帰りましたが,上の1830Eの写真の場所がベストかもしれません。JRのかたが作業をしていて近づき難かったですが,火災の現場(56kmポスト付近)より少し伍仁原踏切のほうへ下ったあたりだったと思います。

210135.jpg
上りの貨物列車。富士山の光の当たり具合はこの時がベスト?

 ところで,今日はライナー狙いでしたが,自分は列車写真は貨物列車派です。貨物列車が好きな訳ではなく,力強そうな機関車牽引の列車が好きなのですが,今や機関車牽引=貨物列車の時代です。東海道線の早朝は関西,山陽方面から東京に上ってくる貨物列車のラッシュアワーです。ライナーの走る時間帯では遅いのですが,下りはそこそこ列車があり,それらの写真も楽しみます。

210136.jpg
福山通運貸切の福山レールエクスプレス

 最近はモーダルシフトの波に乗り,佐川のスーパーレールカーゴを始め,通運会社の貸切列車が増えました。これらの列車はコンテナ列車でも同じデザインのコンテナが並んで編成美もあります。以前の記事で書きましたが,EF66の3,900kWに対し,EF210は3,390kW(30分定格は3,540kW)で,古いEF66の方が性能的には勝っています。このEF66も国鉄時代に製作された機関車は27号機1両だけ,JR移行後の100番台の最終製作グループでも今年(2021年)で30年になります。後継の機関車が楽しみですが,JR貨物は出力ダウンでも優秀な汎用機EF210の増備でしのぐのでしょうか。

210137.jpg
トヨタ貸切のトヨタロングパスエクスプレス

 そうこうするうちライナーの時間帯は終わり,下りの「踊り子」号の初便が15分くらい遅れてやってきました。自分も朝からトイレに行っていないので,引上げることにします。

210138.jpg
「踊り子3号」。追いかけですみません

 元来た道を辻堂駅に引返し,大船に出ます。往くときには,帰りの大船ではE217系の写真でも撮りたいと思っていましたが,本格的に鉄ちゃんをした後では駅撮りをする気になりません。一服のコーヒーを買おうとNEWDAYSを覗くと,185系40年の記念パッケージのお菓子があるので,迎春バージョンと合わせて,家へのお土産にします。

210139.jpg
今日のお土産。185系40年と2021年迎春の横浜ハーバー

 今日の午前は富士山バックの185系の湘南ライナーの鉄ちゃんのつもりでしたが,いろいろなことがありました。元々の目的の写真は上のとおりで,一とおりの成果は得られました。沿線火災の現場に居合わせるとか,自分で列車を止めるなどという体験はもちろん初めてです。また,消防や警察の調書作成に立ち合うのも初めてで,よい経験をしました。振返ると,その時の会話はけっこう密で,今日は人との接触リスクは少ないと考えて来ましたが,何が起こるか分かりません。

210140.jpg
185系登場の頃の記念入場券

 よい場所も憶えたので,陽が長くなったらダイヤ改正前にもう一度,この辺りへ出かけたいと思います。神奈川県では数日前に緊急事態宣言が発出されたので,またまた不要不急の外出はしづらくなってしまいました。別の用事があって家のきっぷを整理していたら,185系「踊り子」号の運転開始の記念入場券が出てきました。最後にそれをつけて,今日の稿を終わります。(2021.1.10記)

2020年夏のアクティビティ3--青春18きっぷで福島へ小撮影行・後編

201071.jpg

前編から

 巣ごもりで大きな旅行のできない今年(2020年)の夏ですが,8月には用心を重ねて福島に撮影行に行ってきました。今日はその後編,2日目のアクティビティと復路をお届けします。

201072.jpg
福島駅前には作曲家,古関裕而のモニュメントが 2020.8.21(以下全て同じ)

 1日目は磐越西線の磐梯山の麓で写真を撮りましたが,2日目は福島の周辺で活動します。東北本線の金谷川~松川間は43.10のダイヤ改正を機に線路が改良された区間で,上り線は単線の高架で小高い丘の間の田んぼを一跨ぎしています。昔から有名な撮影地で,一度行ってみたいと思っていましたが,僕は今回が初めてです。ここで写真を撮ってから,少し遠回りをして青春18きっぷでの「乗り鉄」を楽しんで帰宅するのが今日の行程です。

201073.jpg
この日も朝は早い。5:45の始発1120Mで福島を出発

 5:00過ぎ,目覚ましで起きてホテルを出発します。ホテルは朝食サービスの東横インですが,この時間では準備ができていません。福島の駅前に着くと中合デパートの建物が駅前の一等地にありますが,店じまいセールも終わったところで,時代の流れを感じます。信号を渡り駅前広場に出れば,今,放映中のNHK朝の連続ドラマ「エール」の主人公の古関裕而が福島の生まれだそうでピアノを弾く姿のモニュメントがあります。

201074.jpg
撮影地に着くとすぐに旅客列車が。2126M

 ホームに入れば始発の矢吹ゆき1120Mは玄関ホームからの発車です。目覚ましの缶コーヒーを飲んでいるうち10分で金谷川に着きます。もたもたしていると列車が来てしまうので,早々に撮影地のほうへ歩きます。事前に地図を印刷してきましたが,ここは分かり易い1本道です。先ずは高架を見上げる県道から何枚かを撮ります。

201075.jpg
朝日を受けてEH500牽引の貨物がやってきた。8068レ

 ここに着いて15分後くらいに最初の貨物列車が来ます。ここは直線ですが金谷川の駅の出口がカーブで速度制限があり,思ったよりゆっくり走ってくるので写真は撮り易いです。連写モードではメモリーが無駄なくらいバシャバシャ撮れます。

201076.jpg
こちらは少し引いて山を大きくしてみます。94レ(デジタル編集あり)

 20数両繋いだ貨物列車は長く,後ろのほうは高架の向こうに隠れてしまいます。どうせ隠れてしまうならと,引っ張って後ろの山を大きく入れたのが94レの写真です。この山は吾妻連峰で,冬場は雪をいただきとてもきれいです。また,吾妻連峰はもっと西の印象で,ここの線路は思ったより東西に寝た方向に走っています。

201077.jpg
朝の通勤時間帯で電車も多い。2128M

 7:00を過ぎ,電車も増えてきます。少し場所を変えて高い位置に登ってみます。この撮影地は線路横,あるいはもう少し高い位置からが有名ですが,登り方が分からないので,とりあえず下で小1時間撮りました。上への登り口は探すまでもなく,保線用通路のような形で接道しています。

201078.jpg
この電車は線路とほぼ同じ高さで。1122M

 軽トラ1台が通れるくらいの通路を登ってゆくと小広くなっていて,10人位はゆうに入れそうな広さがあります。今日は僕1人ですが,北斗星の末期や臨時列車が走る時は大混雑になるのでしょう。

201079.jpg
こちらは少し登って高い位置から。3064レ

 ところでこの場所ですが今の時間はほぼ正面からの陽射しです。本来ならもう少し遅いほうがよいのですが,狙いは貨物列車なので,貨物の多い時間を選んだらこの時間になったのです。

201080.jpg
570Mは仙台からの701系

 徐々に陽が南に回ってきて,3074レの時間にはぎりぎり側面にも陽があたるようになります。この列車は今日のとびらの写真ですが,コンテナの色が揃っていて編成もきれいです。3074レに続き,5分も間をおかず3086レがやってきます。この列車の後は昼前まで貨物列車がありません。

201081.jpg
8:00ちょうど頃,朝の貨物の最後の3086レ

 最後にもう1本電車を撮って,ここでの鉄ちゃんは終了とします。

201082.jpg
これで今朝のアクティビティは完了。2132M

 滞在時間2時間半くらいで,貨物列車5本を撮ることができました。天気もよく大満足です。難を言えば少し霞がかかって,吾妻連峰がはっきり見えていないことですが,空気が澄んで雪がきれいな時期に再訪したいと思います。

201083.jpg
金谷川駅

 駅に戻ればここは福島大学のキャンパスも近く学生が多い町です。この時間は無人ですが,駅員の配置もあるようです。

201084.jpg
金谷川駅で。3089レ?

 金谷川から福島に戻りますが時間は未だ9:30です。もともとは11:00前に戻る予定だったので,1時間半くらい時間ができました。さて何をするかです。以前から福島の先の桑折あたりの新幹線と在来線が並んでいる景色が気になっていたので,この辺で乗ったで降りたですることにします。福島9:53の1183M白石ゆきに乗れば10:06に桑折に着きます。

201085.jpg
桑折駅4景。駅舎,レンガ積み燃油庫,駅裏は新幹線が走る,ホームに残る安全塔

 桑折は思っていたとおり新幹線がすぐ裏を通り,掛川並に乗換えは便利そうですが,この駅が新幹線駅になる目はないでしょう。新幹線の写真を撮るつもりでここまで来ましたが,なかなか写真になるところはありません。そもそもこの辺りでは「はやぶさ」はトップスピードの320km/hで走っていると思われ,速くてまともに写真が撮れません。また,桑折駅の近くには旧・伊達郡郡役所などの史跡もありタウンウォーキングも楽しそうですが,既に30度を超えているようなので駅近くにとどめます。近くの果物畑では桃が色づいていますが,ここの桃は品質が良く皇室献上の品だそうです。

201086.jpg
藤田の駅近くの踏切で

 次には桑折発10:52の快速でまた1駅下り,藤田に行きます。ここは駅舎を建て替えたばかりのようで,クーラーの効いた駅舎が嬉しいです。ここでも新幹線の写真を撮ろうと付近を歩きますが,ここというポイントはありません。代わりに在来線の踏切でなんとか写真が撮れそうなので,貨物列車を2本撮ります。

201070.jpg
スタンプの成果。桑折駅,藤田駅

 そのほか桑折,藤田とも駅舎をデザインしたスタンプがあり,スタンプ2つもこのちょい旅の成果です。

201087.jpg
金谷川~福島~桑折~藤田~福島の4列車まとめて
1129M@金谷川,1183M@福島,3573M@桑折,3582M@藤田

 藤田を11:46の快速に乗り,12時過ぎに福島に戻ります。何回か前の記事で列車の併合の写真を撮りたくて拝島に行ったことを書きましたが,東北新幹線の福島と盛岡では1日に何回も行われています。これを思い出し,「つばさ・やまびこ」の併合シーンを撮りに新幹線ホームに急ぎます。入場券を買ってホームに上がればちょうど「やまびこ・つばさ138号」の時間で,先着の「やまびこ」が入ってくるところです。続いて昆虫の口のようなカバーを開いた「つばさ」が入ってきて,手旗による誘導もなく3回止まって,併合完了です。

201088.jpg
「やまびこ・つばさ」の併合シーン @福島

 福島では軽くそばの昼ご飯のつもりですが,新幹線改札内の駅そば屋が空いているで,ここできつねそばをいただきます。食後はあとで乗る原ノ町ゆきのバス乗り場の位置を確認します。この乗り場は福島駅新幹線側の西口高速バス乗り場の一番はずれ,最も不便な所でした。その道々の福島駅裏には放射線の線量計がありで0.128μSv/hを示しています。それがどのくらい深刻な値なのか分かりませんが,改めて原発事故の影響を想起するとともに,早くそんなことを気にしないでもよい日常が戻ることを祈念します。

201089.jpg
駅裏「コラッセひろば」の放射線線量計

 駅に戻って,次は12:51の奥羽本線の鈍行で峠を目指します。奥羽本線の福島~米沢は最急勾配38パーミル,スイッチバックが4駅連続,機関車も4110,E10,EF16,EF64,EF71と専用かそれに近い形式で運転された鉄道の難所です。山形新幹線開業前は独身貴族だったこともあり,ED78,EF71の写真を撮りに通いました。できれば米沢まで行きたいところですが,時間の関係もあり今日は峠までです。

201090.jpg
奥羽本線441M @福島

 福島を出た列車は左にカーブし西に進路をとります。右側には交流機関車各形式が憩う福島機関区がありましたが,今は整地され,そのうち宅地にでもなるのでしょう。笹木「野」,庭「坂」とこれから郊外の峠道に向かうことを思い起こさせる駅に止まります。以前は719系2ユニット連結の4両編成もあったと思いますが,最近のダイヤでは2両編成しかないのか各駅のホームは鉄の柵で短く仕切られています。

201091.jpg
庭坂~赤岩間で福島盆地・信夫山方面を望む

 庭坂を出た列車は築堤を大きく右にカーブして,松川の谷の出口にとりつき,以降は松川に沿って登ってゆきます。赤岩は駅としてはあるものの全列車通過で,次は板谷です。板谷はスイッチバック時代のスノーシェッドの中の棒駅,次の峠も同じような棒駅ですが,峠の力餅屋さんの立ち売りがあるところが違いです。次の大沢まで行くと上り列車とすれ違ってしまうので,今日は峠で折返す行程です。

201092.jpg
峠駅の案内板と上りの434M(ブレブレですみません)

 峠駅の近くには秘湯の温泉が2軒あり,最近の温泉ブームもあってか大きな案内板も建っています。また,力餅屋さんは代がわりかアルバイトか若いお兄さんに変わっていますが,今でも立売りが健在で嬉しいです。峠駅の滞在時間は6分で,駅周辺の移り変わりを確かめ,力餅を買って慌ただしく引上げます。そうこうするうち踏切の警報が鳴りだし,慌てて撮ったら列車の写真はブレブレでした。

201093.jpg
峠の力餅

 峠の力餅は,高校生の頃に僕が初めて買ったときは350円だったと記憶しますが,今日は1,000円になっていました。消費税の転嫁や,短い停車時間での販売などキリがよいほうがよいのは確かですが,随分高くなりました。中味も箱も厚みが増したような気がするのと,意匠も箱に印刷から掛け紙に戻ったのは好感です。

201094.jpg
福島~南相馬都市間バス。東北アクセス便とその車内

 さっき登ってきた線路を戻り,13:54,幸い時刻表どおりの福島着です。次に乗るのは14:00の原ノ町方面のバスで,乗り場は先ほど確認した一番不便なところ,せっせと歩いて何とか間に合わせます。このバス路線についてもう少し正確に書くと,運行事業者は南相馬市に本社を置く東北アクセス,飯舘村の道の駅「いいたてむら までい館」,原ノ町駅を通って南相馬市内の福島ロボットテストフィールド前への約65kmの路線です。西口高速バス乗り場から発車し,バスも高速タイプですが高速道路は走らず,ただの都市間バスです。昔,JRバスに福浪線(福島~浪江)というのがあり,UFOの里という停留所がありました(JRバス川俣線として今もある)。近くに来たのでもう一度行ってみようと時刻表をめくっているうちにこの路線を見つけたのですが,なかなか興味深い路線です。

201095.jpg
道の駅「いいたてむら までい館」で

 この福島~原ノ町間は地場の老舗の福島交通も路線を持っており,こちらは福島駅では表口の東口発,途中,川俣町内を含む各停留所に停車し,1:52をかけて走ります。一方,東北アクセス便はほぼ同じルートで「までい館」でのトイレ休憩も含めて1:45で走り切ります。そして面白いのが運賃で,両社とも福島駅~原ノ町駅間を1,100円に設定しています。ところが,一般の路線バスでは福島駅~川俣営業所でも1,350円かかります。福島市内の医大病院~川俣営業所は都市間バス運賃との整合を図るため710円,福島駅から乗った場合は川俣町内では下車できないなどの制限があります。地方のバスは整理券式でどんどん運賃が上がって高いもの,中長距離の高速バスは安いものというのは少しでもバス好きなら常識ですが,1つの路線で両方の性質を持つ福島~南相馬線はバス運賃の矛盾を体現しているようです。福島駅の乗り場も,よく言えば中間の停留所へのお客さんの誤乗を防ぐためともいえますが,体よく鬱陶しい東北アクセスを排除しているように思えてなりません。客の立場では鈍行便と特急便で時間は7分しか変わらず,同じ停留所から乗れたほうが都合よいと思います。下は関連の区間の運賃ですが見れば見るほど謎は多く,いいたてまでい館が絡む運賃は福島交通と東北アクセスで倍半分になっています。場所が場所だけに復興支援の意味もあり,これには陸運局も頭を痛めたのではないでしょうか。

201096.jpg

 制度研究趣味には誠に楽しいバスですが,乗っている限りはふつうの都市間バスです。この東北アクセス便は座席にPRESIDENTと大書きされた,零細な観光バス会社のような車内の三菱エアロです。もうひとつの東北アクセスのバスの特徴はレジ(登録番号)で,この車は3333です。福島の市内を抜ければ緑豊かな丘陵地が続きますが,田畑は少なく,ときどき見かける黒いビニール袋は除染作業で発生した廃棄物のようで,復興は道半ばであることを知らされます。

201065.jpg
原ノ町駅と駅前の黒潮海苔店

 南相馬市内に入ると東北アクセスの本社の南相馬バスターミナル,市役所などに寄りながら,ほぼ時刻表どおり原ノ町駅に着きます。原町は地名は「はらまち」ですが,駅の名前は「原ノ町」,平成の大合併で市の名前は南相馬市でややこしいです。原ノ町は一昨年の春にも来ていますが,駅前のホテルが改築され,また一歩復興が進んだ感じがします。道路の向かいには黒潮海苔店という海産物屋とファミマが並んでいるので,家への土産と午後のおやつ,ビールと肴などを調達します。

201097.jpg
整然と並んだスタンプ台とご意見箱

 改札を入りスタンプを押しますが,このスタンプ台は「わたしの旅スタンプ台」ですが,とてもきれいです。最近でも丸亀,加茂など,まだあったんだ...と思うことがありますが,原ノ町のものはスタンプ自体も含めて手入れが行き届いているようです。原ノ町では,40年くらい前,東北周遊券1枚を握っての旅,十和田5号に乗ったり,十和田6号から降りたりで,跨線橋だけはよくお世話になりました。跨線橋は建て替わってはいないようですが,上部を開放して意匠が変わり,随分明るくなったようです。ここからは常磐線をひたすら上る帰宅の旅で,原ノ町からは16:27のいわきゆき682Mに乗ります。通常だと下校の高校生で混み合う時間ですが,コロナ禍の夏休み期間で車内は空いています。ボックスを占拠するのは気が引けたので,車端の3人掛席に斜めに座ってビール片手に海の車窓を楽しみます。

201098.jpg
常磐線682M @原ノ町

 16:46,浪江着,ここからはこの3月に復旧開業した区間ですが,既に3月に一度乗っています。この界隈の駅舎は,幹線上の小駅の典型で,どこもよい風情の駅が続きます。その記憶があったので,駅舎の写真を撮ろうと思いますが,反対ゆき列車でカブったりでなかなかうまく撮れません。駅舎ではありませんがレンガ積燃油庫も健在で,久ノ浜と草野で写真が撮れました。

201099.jpg
常磐線久ノ浜と草野のレンガ積燃油庫

 17:45,いわき着,ここでは10分の接続で水戸ゆきに乗換えです。水戸ゆきの578MはE501系の5両編成,先ほどのE531系と比べると,何か安作りのようで見劣りがします。いわきも大きな市だし,その先も磯原(北茨城市),高萩,日立と市が連なり,工場からの通勤時間帯なので立っている人も増えてきます。日立多賀では品川行きの「ひたち26号」を先に通し,6分止まります。7時の声を聞き陽もおちて,やることがなくなってきます。

201066.jpg
常磐線578M(右) @いわき

 ここも約1時間半の乗車で19:27,勝田着。列車は水戸ゆきですが,次の列車が勝田始発なのでここで列車を捨て,6分後の上野ゆき462Mに乗継ぎます。462MはE531系10両編成,夜の上り列車には空席も目立ちます。原ノ町で買った肴でまたまたビールで一杯です。

201067.jpg
常磐線462M @勝田

 石岡では今日の常磐線で2回目の特急退避,「ときわ88号」を待って7分止まります。ビールを求めて改札を出ると,徳富蘇峰が揮毫したという「石岡駅」が迎えてくれ,何か得した気になります。これだから乗ったで降りたではやめられません。土浦では増結のため6分の停車と意外とちんたら走ります。最後に松戸でも「ひたち28号」に道を譲り,上野には21:43の到着です。

201068.jpg
石岡駅改札上の駅名標

 上野からの上野東京ライン,京浜東北線は若干遅れているようです。横浜からの根岸線は時刻はほぼ予定どおりですが,列車は何本か前の2163Cです。約15分の乗車で,22:44磯子着,今日も無事の帰着に感謝です。

201069.jpg
今日の行程

 カメラを新調したこともあり今回は撮影重視の1泊2日の小旅行でした。僕にとっては全体で「鉄道趣味」であって,最近はやりの撮り鉄とか乗り鉄のような細かなジャンル分けは好きではありませんが,撮り鉄の楽しさに目覚めた2日間でした。今シーズンの青春18きっぷはあと1日分残っています。さあどこに行こうか。(2020.10.22記)

2020年夏のアクティビティ3--青春18きっぷで福島へ小撮影行・前編

201041.jpg

 今年の夏は巣ごもりで大きな旅行はできませんが,徐々に足を延ばす距離が増えてきます。8月20日(木)~21日(金)は平日ですが,夏休み中にシステムの入替えで出勤した振替の連休をいただき,ちょっと福島へ写真を撮りに行ってきました。今日はその前編,往路と1日目のアクティビティをお届けします。

 今年の春に全線復旧開業なった常磐線に乗りに行き,帰りに喜久田へ寄ったことは以前に書きました(そのときの記事)。この時から磐梯山の麓を行く磐越西線の写真をとりたいと思っていたので,今日はそれを実行です。あまり使うアテもなく買った今年の夏の青春18きっぷ,多少もったいないですが片道ずつ2日分の消化です。

201042.jpg
今朝も出発は早い。朝5時前の東京湾 2020.8.20(以下全て同じ)

 (2020年)8月20日,今朝も出発は早く,朝4:58磯子駅の根岸線列車で出発です。駅に向かって歩いて行くと,いつもの東京湾は朝焼け,今日も天気に恵まれよい1日になりそうです。列車は450B,大船からの1番列車です。僕の勤める会社もそうですが,3密を避けての時差出勤が推奨される折から,1番列車の割には混んでいます。7人掛けの座席に1人おきに4人ずつがきれいに座っていて,どこに割込むか難しいです。

201043.jpg
根岸線450B @磯子

 この時間は東海道線も少なく,横浜で乗換えても待ち時間が長いだけなので,このまま上野まで上ります。横浜でお客さんの入替りがあり,むしろ車内はすいた後,品川まで徐々に混んでくるのはいつもと変わりません。6:01上野着,東北本線の宇都宮ゆきに乗換えです。朝6時の上野駅は人影もまばらです。

201044.jpg
上野駅の通路の様子。人影もまばら

 上野東京ラインの列車はまだ始まらず,上野始発の527Mは高いホームの6番線からの発車です。上野では朝ごはんを仕入れに駅の外のコンビニを目指しますが,手近に見当たらないので,NEWDAYSで我慢です。菓子パンと缶コービーを買ってホームに戻れば,もう発車の時刻です。上野を出れば尾久の客車区など見たいものはありますが,車内が混雑しないうちに朝ごパンを食べてしまいます。

201045.jpg
東北本線527M @上野

 列車はさいたま,小山などの都市圏の通勤通学客を拾ったり吐き出したりしながら進みます。ボックス席は埋まっていますが,ホームの向こうの上り列車に比べれば天国です。現地に着いてしまえば1人での行動なので移動中の車内が一番のリスクですが,この程度をリスクと言っていたら日常の通勤電車も同じです。

201046.jpg
小金井~黒磯の635Mは205系4両編成 @小金井

 約1時間半の乗車で7:31小金井着。次の黒磯ゆき635Mは小金井の小山車両センター出区の運用なので,始発の小金井からこの列車に乗ることにします。京葉線仕様(メルヘン顔というらしい)の205系の短編成改造車ですが,ようやくこの電車も馴染んできました。半面,4両編成では輸送力過小な感じがするので,編成はそのままでもう少し増発できるとよいと思います。尤も,僕が乗るのは大抵東北への移動の途中で,混雑する列車ばかりを見ているのかもしれません。車窓左手には日光,那須の山々がきれいですが,ロングシートでもあり写真は撮りづらいです。

201047.jpg
黒磯で見かけた貨物列車,多分94レ

 東北本線中距離電車区間・宇都宮線の北限,黒磯には8:56に着きます。ここでは12分の程よい接続で9:08の新白河ゆきに乗換えです。旧・交流側ホームに行くと隣りの側線にEH500牽引の貨物列車が休んでいます。半逆光ではありますが,コンテナ満載の金太郎に惚れ惚れ,この2日でどれだけ写真が撮れるか期待に心がはずみます。

201048.jpg
黒磯~新白河の4129MはE531系5両編成 @黒磯

 続いてもう1本EH500の貨物列車が来たのですが,最近新調したカメラに慣れていなくて,見事に失敗しました。黒磯からの4129MはきれいなE531系で,関東と東北の境の那須高原を快適に走ります。

201049.jpg
那須の山々を望む @豊原~白坂

 一昨年の夏,このあたりに写真を撮り来ましたが,なかなか納得のゆく写真が撮れませんでした。好天の下,那須五岳をバックにした写真もよさそうです。車内も程よい入りで,青春18きっぷ族と思われる大きなカバンを持った若い旅行者が目につき,時節柄もあってか地元のお客さんは少ないようです。

201050.jpg
新白河のホーム。中線は真ん中で分断されている

 9:32,新白河着。東北新幹線開業前は磐城西郷(にしごう)という小駅でしたが,新幹線駅となったおかげで駅や駅前広場が整備されました。数年前の黒磯駅の交直切替え設備の再整備で運転系統が変わり,新白河以南が東北関東の境界の高原の列車,以北は福島・郡山都市圏の列車で分断されるダイヤになりました。その結節点の新白河駅は乗換えの便を考え,幅が広いとはいえないホームを縦に分断し,多少は歩くけど階段なしで乗換えができるようになっています。この項を書くので調べましたが,平成の大合併を経た今でも西郷村は健在で,新白河駅は今でも西郷村の東の端っこにあります。

201051.jpg
新白河~郡山の2131M @新白河

 新白河からは福島県中通り地方の中心部となり,平日の今日の郡山ゆきは用務客でそこそこの入りです。郡山での接続もよく,5分の接続で3223M快速「あいづ1号」に乗換えます。この列車は今日2本目の快速で末位は3ですが,指定席連結の1本目なので1号です。全部の快速に指定席をつけたらと思いますが,指定席付きの列車は運用をたどると1本が3往復する運用,他は普通列車と掛け持ちの運用になっていて,難しそうです。

201052.jpg
郡山~会津若松の3223M「あいづ1号」 @郡山

 「あいづ1号」は721系4両編成,ボックス席はほどほどに埋まっていますが,会津若松までの1時間ちょっとは先頭にかぶりついてロケハンかたがた車窓に目を凝らします。喜久田あたりで一旦,磐梯山が見えますが,その先,中山峠が近づくと山の中に隠れてしまいます。以前はスイッチバックだった中山宿駅跡を過ぎ,数百m走った中山峠のトンネルの入り口に今の中山宿駅があります。トンネルを抜け坂を下ると上戸駅があり暫く猪苗代湖畔を走った後は湖畔の平地を快調に飛ばします。

201053.jpg
磐越西線上戸~会津若松の地図(Google Mapから調製)

 磐梯山は明治の噴火で山の1/3がなくなったと言われますが,当時の岩肌も今は緑に覆われ,この辺りから見る山容は秀麗と思います。猪苗代から翁島までは1直線ですが,その先は磐梯山の麓ような所をジグザグにカーブしながら磐梯町に下りて行きます。途中には更科信号場があり,列車は上りの普通列車と交換です。

201054.jpg
更科信号場では上り列車と交換

 磐梯町から先は会津盆地の中を走り,会津若松運輸区が見えれば終点・会津若松です。会津若松に着くと,ホームはずれには数両のチキ車を繋いだED75が休んでいます。現在,HOゲージのED75製作中なので,この機関車を形式写真風に撮ります。お休み中でパンタはたたんだ状態,逆光ではありますが,今ではED75自体が稀少なので大きな拾い物です。

200961.jpg
JR東日本に5両残るED75のうちの1両,ED75-757の工臨 @会津若松

 そうこうするうち今度は新津方面からGV-E400系がやってきました。こちらは今回の改正で登場の電気式ディーゼルカーで,メカ好きの僕としては興味があるのですが,まだ乗ったことはなく,見るのも初めてです。なんやかやで駅を出るのが遅れ,お昼を過ぎてしまいます。

201055.jpg
磐越西線非電化区間のGV-E401 @会津若松

 今日の午後は会津若松のレンタカーを予約していますが,今回は費用節約のため大手のレンタカー会社でないので,8月の炎天下を営業所まで10分ほど歩きます。レンタカーのクルマは10年以上前の13万キロ走ったベルタ,ただし土地柄からか4WD,ナビは別料金です。見ず知らずの土地でのナビなしは辛いので,550円を追加で払って後付けのナビを付けてもらいます。軽自動車販売店兼業のレンタカー屋さんは応対もまずまずで,全体としてみたら値段相応の感想です。

201056.jpg
会津若松の駅前風景。鉄道の街,城下町の風情

 今回はwebサイトや地図で情報収集したつもり,列車で来る道中もロケハンしてきたつもりですが,なかなかよい撮影地が見つかりません。列車は幾本もないのでミスる訳にもゆきません。真横からの写真になってしまいますが,先ずは磐梯町駅からそう遠くない所で1本を撮ります。

201057.jpg
翁島~磐梯町で,3235M

 更科信号場のジグザグに走るあたりで狐塚とか六郎原という撮影名所が何箇所かあるようなのですが,情報も古く,夏場は茂みが深くて探せません。仕方なく,磐梯町駅の先,川桁駅の近くまで戻って,来しなの列車でここが良さそうと思った地点に行ってみます。田んぼの向こう,緩くカーブした低い築堤は悪くはないのですが,午前順光のポイントで,お顔が影になってしまうのが残念です。さらに,カメラを新調したばかりなので,逆光補正の勝手も今一つつかめません。

201058.jpg
磐梯町~川桁で,3238M(デジタル編集してます。今日のとびらも同じ場所)

 この場所で列車3本,小1時間粘った後は,初志貫徹を目指し更科信号場のほうへ移動です。途中コンビニがあったので小休止,お手洗いを借りて,遅い昼ごはんにします。県道7号線を走っていると磐梯山眺望箇所という看板と共に停車スペースがあるので,ここでも磐梯山の写真を撮ります。

201059.jpg
磐梯山眺望箇所

 次に行ったところは翁島の先,磐梯町へのジグザグルートの入口のあたりです。ここは磐梯山を入れると真横かつ足元が隠れてしまいますが,山を気にしなければそこそこよい写真が撮れます。架線柱が片持ち式で線路の向こう側,光線はほぼ正面からで条件もよいので,ここで上下各1本を撮ります。

201060.jpg
磐梯町~翁島で,3239M(デジタル編集してます)

 そろそろ5時,引上げにかかりますが,会津若松に帰る道中で最後に1本を撮ります。往路の列車で会津若松に近く田んぼのなかと目星を付けておいた広田の手前に向かいます。後ろは宅地,またまたお顔に陽があたりませんが,ヘッドマーク付の快速列車です。地方都市の17:00を過ぎ,急にあたりの道路が混んできますが,ガソリンを入れてレンタカー屋に着けばぴったり6時です。

201061.jpg
広田~東長原で,3240M

 レンタカーを返した後は,急いで駅に戻り,18:13の郡山ゆきに乗ります。急いでいても,無事故で運転お疲れさまのビールと肴は忘れません。夕方でもそれほど混んでいない列車の旅は快適で,先ほど写真を撮っていた所の景色などを楽しみます。また,会津盆地から猪苗代に向けてのジグザグ坂は,後ろに遠く会津若松の街の灯が見えて,なかなかの車窓と思っています。

201062.jpg
帰りの列車2本,会津若松~郡山の1238M @会津若松,郡山~福島の2151M @郡山

 郡山からは14分の接続での2151Mで東北本線を福島まで下ります。明日は金谷川~松川のお立ち台で貨物列車の写真を撮るつもりです。福島へ行く列車のなかで目を凝らしてみていますが,ロケハンというほどの情報は得られません。そもそもこの松川~金谷川の区間は43.10のダイヤ改正を前に複線化線路改良が図られた区間で,上りと下りの線路が随分離れた所を通っているのです。

201064.jpg
今日の行程表

201063.jpg
今日のGPS logの会津地方拡大。列車で乗った分とレンタカーの航跡がごっちゃですが悪しからず

 20:33,福島着。今夜は福島駅前のホテルに泊まります。チェックイン後に駅近の盛り場に出ますが,昔,山形新幹線開業前にED78,EF71の写真を撮りに通った頃に何度か来た店が残っていたので,思わず入ります。今日1日のなかで一番感染リスクが高そうなので,速攻で食べて飲んでホテルに引上げです。今日は青春18きっぷ1日分で乗った距離は440.3km,写真の成果は上のとおりです。レンタカーまで動員した割には...のような気もしますが,天気にも恵まれまずは満足です。さて明日は金谷川で写真を撮って,バスや列車で帰る予定が楽しみです。(2020.10.11記)

後編につづく

梅雨空のもと,近場で貨物列車の写真撮り

200701.jpg

 COVID-19の緊急事態宣言が解除され,外出自粛令も徐々に解除された6月中旬,そろそろ家の外のアクティビティもよかろうと貨物列車の写真を撮りに出掛けてきました。まだ県境跨ぎの外出は自粛中だった(2020年)6月18日(木),とりあえずは神奈川県内での行動です。目的は貨物列車,県内のどこに行くかですが,この日は貨物列車に目標を絞り,3か所をハシゴです。足は,これもまた外出自粛で乗っていなかったプリ子(わが家のプリウス)です。

 最初の目的地は梶ヶ谷貨物ターミナルです。この日は武蔵野貨物線と決めてネットで撮影地を探しますが,武蔵野線の新鶴見信号場~府中本町間はほとんどがトンネルです。数少ない地上を走る区間の一つが梶ヶ谷貨物ターミナルですが,新神戸や熱海のごとく駅の両側はトンネルです。古い写真で列車全体がすっきり収まっているので1か所目はここに決めました。現地に着くと,線路に沿う壁は後から1m位を継ぎ足したようで想定より高く,写真は撮れそうにありません。せっかく来たので,かすかに線路の見える資材搬入用の出入口の柵越しに1本だけを撮ります。

200702.jpg
5582レ(宇都宮(タ)~川崎貨物) 2020.6.18(以下同じ)

 持参の貨物時刻表の付録のダイヤ上は1時間で3本くらいあるはずですが,壁の低いところを探してウロウロしているうちに撮りにがしたようです。ここに長居しても仕方ないので,早々に引揚げます。
 第2の目的地は浜川崎駅です。以前,南武支線の列車を待つ間に貨物列車が通過するのを見て,なかなか良さそうと思っていた場所です。入場券を買って浜川崎駅のホームに行く手もありましたが,産業道路の太い立体交差があるので,少し尻手寄りの渡田という踏切で構えることにします。

200703.jpg
1060レ(広島(タ)~東京(タ))
 
 ここは踏切障検のセンサーが少々邪魔ですが,何とか線路を見渡すことができます。後ろに大きなマンションが立ちはだかり,20何両の長大編成の尻尾も入りませんが,遠出ができない折なので,多くは望めません。

200704.jpg
8078レ(拝島~安善)

 上の8078レは米軍用の燃料輸送の空車返送だそうですが,浜川崎から鶴見線に入り安善へ抜けます。安善ゆきとは知っていましたが。この線路を通るとは思わず,少々へんな構図になってしまいました。

200705.jpg
2092レ(秋田貨物~上越線~東京(タ))

 この時間(12:30~13:30)はなぜか貨物列車のラッシュで,1時間に7本の列車がやってきます。機関車もバラエティに富み,EF210のほかEH200,EF66,EF64と飽きません。今日の扉の写真もここで撮ったもので,札幌(タ)から名古屋(タ)に行く3086レです。この列車は新鶴見から鶴見へ抜けずに,一旦,川崎(タ)に寄って,荷扱いで1時間小休止してから稲沢へ向かいます。

200706.jpg
3064レ(札幌(タ)~東京(タ))

 JR貨物の機関車は,高速重量列車のEF66,勾配線区のEH200,汎用機のEF210,EF65の印象ですが,EH200の配置が一巡したら山用のEF64がだぶつき気味のようで,札幌から長駆やってきた高速貨物の末端だけを受け持つ運用もあるようです。何本かの貨物列車を撮って満足したので,13:10過ぎ,ここを引揚げます。
 3番目に行ったのは,高島貨物線の東高島~鶴見の千若町という踏切です。ここは高島貨物線~根岸線の根岸へ行くタンカー列車が主体です。

200707.jpg
単8571レ。桃太郎の単機ですが,300番台のような帯がついた更新機

 やってきたのは桃太郎の単機,時刻表上は根岸~宇都宮(タ)間の臨時のタンカーですが,今日は空荷のようです。続いて竜王からの80レが来るはずなのですが,列車は来ません。携帯の運行情報を見ると竜王で車両の点検で「あずさ」が遅れているとの情報,80レも遅れているに違いありません。そうこうするうちに,雨がパラつき始めたので,今日はこれにて引揚げとします。

 続いては,6月24日(水),この日は既に県境跨ぎの外出も解禁になっていましたが,再度近場の根岸線で駅撮りです。根岸線は根岸に大きな製油所があるため,根岸発着のタンカー列車が頻繁に--といっても1時間に1本程度--走ります。民営化前の国鉄時代,営業成績が黒字の線区はいくらもなかったですが,貨物で潤っていたため根岸線はその1つでした。一方,鉄道公団製の線路は高架で踏切もなく,写真は撮りづらいです。

200708.jpg
単8584レ 2020.6.24(以下同じ)

 石川町以南はトンネルがちになるので,写真を撮るなら桜木町,関内,石川町のいずれかです。石川町の北側ホーム端は程よくカーブしていて以前は良い写真が撮れたのですが,今は立入り禁止になっています。仕方がないので,今日は関内と決めます。最初に来たのは下りEF65の単機ですが,側面順光でまずまずです。

200709.jpg
8571レ(根岸~宇都宮(タ))

 4分もしないうちに今度は上りのタンカーがやってきます。下りはホームの桜木町側の端,上りは石川町側の端で撮っているので,この間の移動は忙しいです。根岸線の旅客列車の隙間を縫うように設定されていて,12,13,14時台とほぼ同じタイミングで列車はやってきますが,14時のときは間に合いませんでした。

200710.jpg
80レ(竜王~根岸)

 次に来たのは80レ。前回,東高島で撮れなかった列車です。今日は時間どおりやってきました。ところで根岸線ですが,列車番号が奇遇逆転になっていて線区としての下り列車が偶数番号を名乗ります。これは鶴見に出た後,中央線,高崎線,東北線の各駅に石油を運ぶ列車の本体部分にあわせているようです。積み荷満載の往きが下り,空車返送の帰りが上りと考えても,辻褄は合います。

200711.jpg
5692レ(根岸~川崎貨物)

 最後は駅の構内での写真です。上り列車ですがホーム端まで行く時間がなくなってしまったので,ホームを通過するところを望遠で引っ張ってみました。そういえば,この列車は支線内でクローズするためか,通則どおり上り列車が偶数を名乗っています。今回は撮り鉄の記事でしたが,僕の場合はどうしても興味の対象は列車のスジや列車番号になってしまうようです。

 ようやく県境跨ぎの外出自粛令も解除になりました。ブログ記事の材料も枯渇しているので,どこかに列車で出かけるのが楽しみです。(2020.7.2記)

近場の京急久里浜線で写真を撮ってきました。三浦海岸の河津桜ほか

200411.jpg

 2月の休日,三浦海岸の河津桜がきれいだというので,鉄ちゃん(鉄道写真を撮ること)に行ってきました。三浦海岸の河津桜は京急の情報誌「なぎさ」などでも取上げられ,沿線ではちょっと有名な観光地になっています。今年は息子(このブログではジュニアと呼んでいます)がちょうど満開の時期に行って写真を送ってくれました。この日はカメラを持っておらず,機材はi-phone11だそうですが,空の青も濃く,きれいな写真です。それに触発されての撮影行です。

200401.jpg
満開の河津桜の傍らを行く @三浦海岸~三崎口 2020.2.18(ジュニア)

 三浦海岸の河津桜の歴史は意外と浅く,1999年に植栽を開始,2002年が第1回の三浦海岸桜まつりで,まだ20年そこそこです。花びらの色が濃く,開花期間が1か月と長い河津桜を三浦海岸まちなみ事業協議会が中心に植えたものです。河津桜は伊豆の河津町が原産で,苗木は県外不出だったものを協議会の熱意で分けてもらったもの,現在では寺院や個人の庭にも植えられ1,000本があるそうです。桜まつりも盛況で,30万人の入り込みがあり,協力する京急にも冬の人の動きの少ない時期の集客に貢献しているようです。

200419.jpg
小松が池公園に建つ河津桜の案内板 2020.2.23(以下同じ)

 桜を見るなら三浦海岸駅前から小松が池公園までの京急の線路沿いの道ですが,列車の写真を撮るなら小松が池公園近くに架かる跨線橋が定番です。今年から鉄ちゃん除けの頑丈なアルミ柵ができたので,柵の上から不安定な形での撮影になります。列車の本数が多いので,そのうちに慣れるでしょう。なお,人の流れや花見もしたいので三浦海岸からのアプローチがお薦めですが,距離だけでいえば三崎口からの方が近いようです。

200418.jpg
付近の地図(Mapionから調製)

 実際の撮影行は(2020年)2月23日,今年から天皇誕生日の日曜日です。昼過ぎに三浦海岸駅に降りれば,駅前は桜まつりの屋台や人混みで大賑わいです。線路に沿って三崎口方面に歩きますが,花見の人で渋滞していて,思ったスピードでは歩けません。

200409.jpg
三浦海岸駅前は桜まつりで大賑わい

 京急の線路沿いはふつうの金網でここでも写真は撮れそうですが,植込みがあるので立入りは控えます。20分も歩けば小松が池公園でくだんの陸橋に着きます。

200402.jpg
京急のフラッグシップ2100形

 陸橋のうえは協議会の警備員が交通整理にあたっていて,橋の上で立ち止まらないよう呼び掛けていますが,遠来のマニアもいて東側の欄干は20人ぐらいが鈴なりです。三脚使用不可との掲示があり,僕も持参の踏み台は使いませんでした。10分間隔の列車の隙間は,僕がいた時間帯は,桜や電車の和やかな会話がはずんでいました。

200410.jpg
イエローハッピートレインの1057F

 僕は道路沿いの菜の花も入れたかったので横位置の写真が多いですが,河津桜のボリュームを出すには,上に載せたジュニアの写真のような縦位置が常道のようです。

200412.jpg
逆光の三崎口方も1枚だけ。河津桜ラッピングの1065F

 今日は後の行程もあるので15:00前には引揚げです。帰りは人混みを避け,三崎口に歩いて出ます。三崎口駅もお手軽な好撮影地で何本か到着する列車を撮ります。小松が池公園でゆっくりし過ぎたので陽が西寄りになり,側面が日陰になってしまいました。

200413.jpg
こちらはブルースカイトレインの2133F

 ところで,今日のメインは三浦海岸の河津桜ですが,せっかく京急線の末端に来たので海の見える所での鉄ちゃんを往き帰りに計画しました。三浦海岸は午後順光なので,午前中は堀ノ内の駅近くで何本か鉄ちゃんしました。インターネットで情報収集し,堀ノ内駅の南の新興住宅地の岡に行ってみました。

200416.jpg
付近の地図(Mapionから調製)

 ここは線路の向こうに東京湾を望むポイントです。

200403.jpg
浦賀へ向かう1000形4両編成

200404.jpg
先端が駅にかかってしまいますが8両編成もぎりぎり入ります

 この日はこのイエローハッピトレインの編成が線内でクローズする泉岳寺~三崎口間快速特急の運用に入っていたので,何度も見ることができました。

200406.jpg
イエローハッピートレイン堀ノ内到着

 駅の上の島は横須賀から観光船で行く猿島です。

200407.jpg
猿島をひっぱってみました

 今日は冬晴れで空気も澄んで,房総半島まではっきり見えています。

200405.jpg
こちらは房総(富津)の工場群をひっぱってみました

 この場所からは駅の側のほか,久里浜線を新大津に向かって下る列車も見渡すことができます。逆光で条件はよくないですが,こちらも8両編成がぎりぎり入る程度に開けています。

200408.jpg
新大津に向かって下る2100形

 また,帰りには午後の遅く順光の,京急長沢の近くのポイントに寄ってきました。ここは大仏寺というお寺の寺領で,久里浜霊園,三浦大仏と一体の敷地のなかです。ここもインターネットでふつうにヒットする撮影地ではありますが,寺領なのでよそ様の敷地への立ち入りを気にする人にはお薦めできません。夕方,陽も傾いた刻限なので,墓参りの人はおらず,近所の人が犬の散歩をしているくらいです。

200417.jpg
付近の地図(Mapionから調製)

 こちらも東京湾がバックは変わりませんが,築堤上を行く列車の写真が撮れます。振り返れば三浦の大仏様が鎮座しているので,寺領拝借のお礼も込め敬意を表して手を合わせます。

200415.jpg
YRP野比~京急長沢間の築堤を行く2100形

 写真は京急長沢の駅から歩いて寺領に入ってすぐの広場,坂を上がった先の広場,更に大仏様のほうへ少し上った所などで撮れます。上にあがるほど視点が高くなり,海が多くなります。また,写真は画像の傾きをデジタル編集でいじっていますが,海の線と列車の線の角度が微妙で,僕が一番落ち着いて見えると思う角度にしています。

200420.jpg
この1000形ステンレス車は広場より上の方で撮ったもの

 今日も例によって季節感のずれた記事になってしまいましたが,来年の河津桜の時期の参考になればよいと思います。前と後に行った海ビューポイントは真横からの写真で好みの分かれるところですが,京急らしい写真ではあります。これから三浦方面へのロケハンを考えている方の参考になれば幸甚です。(2020.4.5記)

2019年秋のアクティビティ/近場の神奈川県内での鉄ちゃん2題

191061.jpg

 特段理由はないのですがこの秋はあまり遠出はせず,近場でのアクテビティで週末を過ごすことが多かったです。今日はそのなかで鉄分の多かった2題を書きます。

1.歩きでの鎌倉行と北鎌倉でちょっと鉄ちゃん
 徒歩で歩くことは旅行--非日常の体験--の基本で,僕は列車の旅と同様に好きです。自宅のある横浜市南部の磯子から鎌倉は歩いて約3,4時間の行程で,これまでにも幾度か歩いています。今年(2019年)も9月15日(日)にざっと32㎞を歩いて巡ってきました。

191062.jpg
復刻塗装の江ノ電バス @温室前 2019.9.15(以下,特記あるまで同じ)

 磯子の山の上の自宅を5:42に出発です。最初のうちは釜利谷街道という街道筋を南に下ります。温室前のバス停では,初便になるバスが時間調整をしています。通勤途上でいつも見かけるバスでも,徒歩き(かちあるき)旅行で見ると,いつもと違った雰囲気です。

191063.jpg
横浜にもこんな農業地域がまだ残る

 鉄道でいえば京急の能見台駅の裏山にあたる氷取沢からは山に分け入り,「円海山周辺市民の森」として整備されたハイキングコースになります。このコースの一部は京急金沢文庫駅から鎌倉天園に至るハイキングコースにもなっており,行き交う人も多いです。

191064.jpg
円海山周辺市民の森の案内板(90度右に回転しているので注意)(拡大はこちら

 港南台の裏山にあたる円海山は横浜市最高峰(153.3m)と言われたところで,北側に開けた展望は370万人都市・横浜を一望することができます。なお,以前は山頂広場に展望台もありましたが,現在は閉鎖されて,少し西に下った所の農地のあたりが景色を見たり休憩するにはよいです。

191065.jpg
円海山からの眺望とそのズームアップ

 ここから暫く進むと三浦半島の背骨の分水嶺を越え,旧国名では武蔵から相模になります。ハイキングコースの案内板によれば,この道はたたら師(製鉄職人)が通った鉄の道(鉄道!?)との記述もあります。

191066.jpg
武相国境の案内

 ハイキングコースは横浜横須賀道路と絡み合い,緑濃い山とコンクリート製の人工構造物の対比が面白い景色です。また,左手には金沢自然公園と金沢動物園もあり,初めて歩く人には休憩場所としてもお薦めです。今日は時間も早いし,休憩どきでもないので公園とは反対側のバックストレッチのコースで先を急ぎます。

191067.jpg
大丸山の山頂広場

 さらに南進するとまたまた横浜最高峰の大丸山(156.8m)があり,ここは山頂に登ることができます。不思議な話ですが,測量技術が進歩してそれぞれの標高が正しく測れるようになるまでは,円海山が横浜市最高峰と言われていたようです。なお,最高「峰」でなく最高地点は鎌倉の大平山(159.4m)の途中の尾根だそうです(Wikipediaによる)。大丸山は東京湾側に眺望が開けていて,浦賀水道を行き交う船や房総半島の山々がよく見えます。

191068.jpg
大丸山からの東京湾の眺望

 ハイキングコースは更に南進し,市境広場に出ます。広場の名前は市境ですが,実際は金沢区と栄区の境界で,その先も横浜市です。環状4号線の武相トンネルの上を通って相模湾側に達すると,尾根道は右に横浜霊園,左に鎌倉霊園の間を進みます。前者は森の間から広大な園地が見えますが,後者は森になっていて,あまり墓地が眼に入ることはありません。

191069.jpg
ハイキングコースは通行止め

 ところで,今日は6日前に台風が来たばかりのため,これまでのコース上にも折れた枝などが散乱し,通行止めの箇所がたびたびありました。この先,鎌倉天園までが市境を含む隘路ですが,途中に倒木があって通ることができません。栄公園事務所の応急処置の通行止め看板はありましたが,通行止め解除はいつになるのでしょうか。今般の台風では東京湾の対岸の千葉では大変な被害が出ているので,ハイキングコースの復旧よりは千葉の被災地の復旧支援の方が先だと思います。そんな訳でここは仕方なく引き返し,朝比奈峠を越える県道を歩いて越えます。

191070.jpg
ハイキングコースが通れないので県道を歩く

 本来のハイキングコースをまっすぐ進むと鎌倉天園・六国峠に至り,相模湾から富士山や関東6国を望むところに茶屋があります。その後は道が幾つかに分かれ,瑞泉寺,覚園寺,建長寺,今泉町に降りることができます。なお,建長寺に降りる場合は寺領を通るため,拝観料500円が必要です。また,建長寺,今泉町への途中には鎌倉カントリークラブの裏のピクニック広場や先ほど出た大平山などもあります。楽しいハイキングコースなのですが,鎌倉市のサイトの情報では今でも通行止めが続いているようです。もし出掛ける場合は最新の情報を確認してください。

191071.jpg
ようやく鶴岡八幡宮に到着

 そんなこんなで今日は大幅に時間を食ってしまい,八幡宮までで約6時間です。素通りでは失礼なので,軽くお参りして,北鎌倉へと歩を進めます。今日,鎌倉に来たのはハイキングもありますが,北鎌倉で鉄ちゃん(僕は「鉄ちゃん」という言葉を狭義に使っていて,鉄道写真を撮ることの意です)するのも目的です。八幡宮から北鎌倉は建長寺の山の裾を鎌倉街道沿いに歩き,約20分です。

191072.jpg
先ずはE217系の横須賀線電車

 北鎌倉駅の約500m手前,鎌倉街道が横須賀線を渡る踏切の脇がちょっとした休憩スペースになっていて,その端っこが好撮影地です。緑豊かな円覚寺周辺の木立ちがバックになり,僕のお気に入りのポイントです。着くのが遅くなったのが幸いして光線の加減はとても良い感じ,定員2~3人のところ今日は僕1人です。3年前にもここでの鉄ちゃんで記事を書いているので詳細は省略しますが,こちらの記事の2の地点です。

191073.jpg
湘南新宿ラインからのE231系

 横須賀線は山手線の次のE235系の投入先とアナウンスされていて,もうじきE217系の置換えが始まります。745両と数が多いので全てが置換わるには何年もかかるでしょうが,そのうちにE217系も稀少車になります。葬式鉄でごった返す前にゆっくりと写真を撮るのは早めがよさそうです。

191074.jpg
こちらは一応,最新鋭のE233系

 以前はここはE217系しか来ない場所でしたが,湘南新宿ラインが通じてからはE231/3系の湘南色帯の電車も増えて,彩を添えてくれます。また,マニアは金沢八景の総合車両製作所(元の東急車輌)からの甲種回送も写材とするようですが,この場所は下り向きなので,ふつうは追いかけになってしまいます。

191075.jpg
今日のゴールは港南台の日帰り温泉

 約1時間ここで過ごし,帰途に就きます。港南台に行くなら鎌倉街道をまっすぐ上ればよいのですが,単調なバス通りを嫌い,今泉台の住宅地を突っ切るショートカットルートをとります。山の道は谷を間違えると大けがをしますが,住宅地の中を遠回りしてしまい,残念ながらショートカットにはなりませんでした。歩くこと約2時間,15:30前,ようやく港南台・日野のおふろの王様に着きました。途中さんざん道草を食いましたが,今日1日,概ね10時間で32㎞の大散策でした。

2.台風一過の小田原・石橋山でちょこっと東海道線を撮る

191081.jpg
E231系の普通列車 @早川~根府川 2019.10.5(以下,同じ)

 秋のアクティビティ,もう一つは早川の先,石橋・玉川橋梁での東海道線の鉄ちゃんです。ここは以前,お天気のよい日に列車で通ったら車窓から相模湾のかなたに房総半島まで見渡せたのが印象に残り,いつか来たいと思っていた所です。(2019年)10月5日(土),今朝は天気もよく,横浜から富士山もよく見えます。これなら相模灘の視界もよかろうと,小田原の先,石橋山までプリ子とお出掛けです。この界隈では根府川の白糸川橋梁が超・有名撮影地ですが,有名すぎるのと風よけのネットが張られてしまったので,あまり好みではありません。代わりの場所をネットで検索したら,この場所がヒットしたのでした。

191082.jpg
小田原あたりからの三浦半島,房総半島の位置関係(Google Mapから調製)

 今日はクルマでの撮影行ですが,途中の道が強烈に狭いので,鈴廣のかまぼこ販売所近くの迷惑にならない所に車を止め,山は歩いて登ります。山自体はいくらもかからず登れますが,きちんと調べればある程度広い道路もあり,撮影地の近くまで乗りつけることも可能です。

191083.jpg
この山では新幹線も撮影可能 @小田原~熱海

 歩く道々では新幹線もよく見え,似たような写真が撮れます。ただし,すぐ後ろにトンネルがあるので6両位しか入らず,ちょうど画面の真ん中に墓地が入ってしまうので,好みは分かれるところです。

191084.jpg
貨物列車は上りのこの1本だけ

 電車だけではつまらないので,僕としては貨物列車を狙いたいところですが,日中の時間は隙間で,滞在1時間半位(14:20~15:50)の間で下りの貨物列車は1本もありませんでした。

191085.jpg
185系踊り子号の置換えはもう秒読み

 待っているうちに,185系15両フル編成の踊り子号がやってきました。新幹線のところで書いたようにここは長大編成にはやや窮屈で,15連の列車では後部がトンネルに隠れてしまいます。置換えと言えばJR世代の251系も,新しいリゾート列車の開発がアナウンスされ,この先長くはありません。時刻表を見ると251系の上り列車があるので,この列車までねばって帰ることにします。

191086.jpg
251系スーパービュー踊り子号も来ましたが,追いかけです

 そう言えば,こういう撮影地での列車待ちの際にJR東日本アプリの列車位置表示は絶大な威力を発揮するのですが,僕のスマホはAndroid4.4機,半年くらい前からこのアプリはAndroid5未満をサポートしないのでとても不便です。僕もソフトウェア技術者の端くれなので,多くのバージョンで稼働保証をすることの大変さは理解しますが,JR東日本アプリのような利用者層の広いソフトで稼働条件が厳しいのはいかがなものかです。新しいOSの載る機械に更新すればよいのですが,来年には5G通信の商用化がアナウンスされているので,この時期にスマホを更新する気にもなれず痛し痒しです。

191087.jpg
撮影地への途中で。今日は三浦半島の西海岸,葉山あたりまでよく見える

 章の最初に車内から見える房総半島について書きました。ここからは平塚,藤沢と続く海岸線や江の島くらいまでは見渡せますが,三浦半島先端の城ケ島や房総半島までを入れての写真は撮れません。歩いている途中で撮った写真でそれに近いものがあったので,最後につけておきます。

 9月からブログの更新ピッチを月2回から月3回に増やしていますが,1.5倍は結構きつく,しょっちゅうブログ記事を書いている感じです。いつまで記事の品質を落とさずにこのピッチを続けられるか分かりません。今日は最低限度はクリアかといったところですが,お付合いいただきありがとうございました。(2019.11.10記)

2019年初夏のアクティビティ/近場での写真撮り2題・京急800と箱根登山103-107の引退

190676.jpg

 この6月~7月は近場の神奈川県内に何度か列車の写真を撮り(鉄ちゃん)に出かけました。今日はその時の成果を2つまとめてアップします。

1.6月16日(日)京急「800形ありがとう号」
 6月16日はわが家の近くを走る京急の800形のラストランの写真撮りに出かけてきました。京急800形は1978(昭和53)年~1986(昭和61)年に製作された18m4扉,界磁チョッパ制御の電車です。古くは川崎~逗子間の急行にも運用されましたが,近年は専ら普通列車に運用されました(僅かに2002年頃の空港線系統の特急など優等列車の運用もあったそうです)。前面のイメージから「だるま」の愛称で親しまれていましたが,今般6月16日のさよなら列車をもって運行を終了することになりました。扉が片引きなのは京急のポリシーなので仕方ないとして,最高速度が100km/hであることと4つ扉であることから使いづらかったのでしょう。とくに最近はホームドアの設置が進み,他の車両とドア位置が異なるのは致命的に不便です。まだ使えそうではありますが,今のところ譲渡先もないようです。

190620.jpg
たくさんのマニアに見送られて @屏風浦 2019.6.16(特記あるもののほか以下同じ)

 800形の座席は扉間6人掛け,運転席後ろ2人,車端3人掛けですが,どこもキツキツでした。また冷房が8,000Kcal×4台で非力のうえにドアの真上にあるため冷えないときて,乗る身からすればあまり良いことはありませんでした。そうは言っても,リバイバル塗装にさよなら記念乗車券,最後はラストラン列車とくると写真くらいは撮っておこうという気になります。ジュニアは800形にご執心で,ここ3か月くらい運用を調べては追いかけ回していたようです。

190621.jpg
ラストラン列車を送るつもりで,「追いかけ」です @屏風浦

 ところでこの800形のリバイバル塗装の823編成ですが,前回アップした5月25,26日にも見ていました。どちらもあわてて撮ったもので,スナップ未満です。

190622.jpg
5/25横浜駅で,5/26八丁畷駅で

 せっかくの機会なので最終日の800形のちゃんとした写真も載せておきます。

190674.jpg
800形ラストラン貸切列車 @屏風浦(写真:ジュニア)

 この日はカメラを持出したついでに,近所で少し鉄ちゃんしてみました。去年のダイヤ改正以降,都営地下鉄車が京急線内に閉じ込められる運用が1つできました。たまたまその列車(940T)が来ました。

190623.jpg
京急線内の急行運用に就く都営5300形 @屏風浦第1踏切

 もう暫く粘っていると青い2100が来たので,それも載せておきます。マルちゃんのQTTAの広告とヘッドマーク(シール)付きです。側面の広告はいまいちですが,前面のヘッドマークはサマになっています。

190675.jpg
京急ブルースカイトレイン2133F @屏風浦第1踏切

2.7月7日(日)箱根登山鉄道あじさい電車と103-107ラストラン
 箱根登山鉄道は沿線にあじさいが多く,梅雨の時期になるとあじさい電車を走らせます。以前から一度写真を撮りに行きたいと思っていましたが,今年は6月22,23日の週末も29,30日の週末も7月6日も雨です。情報収集しているうちに,モハ1形の103-107の編成が7月19日で引退と知り,いよいよもって時間がなくなってきました。次の3連休は予定があるので,7月7日はお天気は曇りがちですが箱根まで一っ走り鉄ちゃんに行ってきました。今回は珍しく足はわが家の愛車のプリ子(NHW20のプリウス)です。

190625.jpg
到着後最初に来た列車は104ほかの3連 @二ノ平踏切 2019.7.7(以下同じ)

 箱根登山鉄道のあじさいはほぼ全線にわたってあるようですが,どこで撮るのが良いのかさっぱり分かりません。また,今日は足がプリ子なので,安心して置ける駐車場所の確保も必要です。そんな訳でひと先ず彫刻の森美術館の駐車場に入れて,その近くで撮影地を探すことにします。最初に行った彫刻の森駅前の二ノ平踏切が気に入ったので,ここでの撮影と決めます。

190626.jpg
緑色の109ほかの3連 @彫刻の森~小涌谷

 ここは彫刻の森の駅から美術館へのルート上に位置するため,ふつうの観光のお客さんも多く,踏切が鳴ると,急にカメラを構えて飛び出してくることがあります。上の104の写真もそうで,いきなり傘ごと割込まれました。良識ある鉄道趣味者としてはどけとも言えず,むしろ鉄道マニア同志のほうが先着優先の暗黙の了解があってくみし易いです。

190627.jpg
2000形+3000形 @小涌谷~彫刻の森

 二ノ平踏切は小涌谷方にあじさいの株が多数あるのに対し,彫刻の森方はすぐ先が駅でいまいちです。線路の谷側には線路に沿って小涌谷方面へくだる道があるので,この道を歩いてゆきます。途中のカーブのここは...という所は大きなカメラを持った先客が構えているので,パスします。この辺の撮影スポットは定員2,3名の狭いところが多いです。

190628.jpg
上と同じ電車,新鋭3000形を先頭に @彫刻の森~小涌谷

 途中,線路脇が広くなった保線の作業場所のようなエリアがありますが,ここでは線路内に立ち入らずに写真を撮るのは難しそうです。更に道をくだって行くと牛乳屋踏切という人道の小さな踏切があります。この踏切の近所でも,あじさいを入れた写真を撮ることができます。

190629.jpg
1000形3両編成(レーティッシュ塗装) @二ノ平踏切

 彫刻の森美術館の駐車場は美術館の観覧なしの場合,1時間500円です。線路に並行したこの道路は広くはありませんが,交差点の近くなど所どころが多少広くなっていて,交通を妨げずに車が置けます。駐車料金節約のため,プリ子をここに移動して,もうしばらく撮影を続けます。

190630.jpg
2000形+3000形 @二ノ平踏切

 箱根登山鉄道の電車はどれも赤系統の色をしていて,提携先のスイスのレーティッシュ鉄道の塗色をまとった編成がいくつかあります。もともと編成数も多くないので,どれが標準でどれが特殊なのかいまいち分からないです。

190671.jpg
2000形3連(氷河急行塗装)。右の赤いオブジェは彫刻の森の屋外展示 @彫刻の森~小涌谷

 ところでもうじき引退の103-107編成ですが,今日はプレ・ラストランの団体列車として走るそうで,14:30過ぎに登ってくることが分かりました。今日動いていてよかった...なので,この1本はおとす訳にゆきません。来て最初に撮った104他の編成が来ると電車が一巡してしまいますが,103-107が来るまでは粘ります。

190672.jpg
今日稼働中の最後の編成1000形3連 @二ノ平踏切

 ところで103と104ですが,写真での見かけはあまり変わりません。しかし,103の駆動装置はモハ1形オリジナルの吊掛け駆動,104のそれは平行カルダンで,2000年代初めに台車ごと振替えられたものです。今回103-107は廃車になっても,104-106-109の編成は残るようです。夏にクーラーがないのはきついですが,近いうちに104の編成にも乗っておきたいと思います。

190673.jpg
これで見納めの103-107 @二ノ平踏切

 14:35過ぎ,まわりのかたの情報どおり,103-107ラストラン号は登ってきました。折返しの列車も撮りたいところですが,今日は強羅駅でイベントがあるそうで,戻りは16:00過ぎの由です。雨も降ってきたし,腹も減ったので,上の1枚で満足して引き上げることにします。そういえばこの7月7日は伊豆急の生え抜きの100系クモハ103--奇しくも車号も同じ!--もラストランだったそうで,こちらは撮り逃がしてしまいました。(2019.7.21記)

2019年5月のアクティビティ/近場での写真撮り2題・Y160記念列車とスーパーレールカーゴ

190604.jpg

 この5月は近場の横浜市内に何度か列車の写真を撮り(鉄ちゃん)に出かけました。今日はその時の成果を2つまとめてアップします。

1.5月25日(土)「Y160」記念列車ほか
 毎年5月最後の週末に横浜セントラルタウンフェスティバルが開催されます。このイベントは,市の賑わいの中心がみなとみらいや横浜駅周辺に移るのに危機感を持つ旧市街(馬車道,関内,山下公園通り,横浜中華街,元町・山手)の商店街が横浜開港博Y150の後も続ける街興しのイベントと心得ています。イベントに協賛し,JR東日本横浜支社は毎年凝った記念列車を走らせます。何が凝っているかというと,毎年583系,485系,189系などの引退まじかの車両を使い,走るルートも普段は乗れない貨物線を通るのです。わが家では初年のY151記念列車に乗り,時間の許す限り記念列車の写真を撮っています。
 
190601.jpg
Y160記念列車(の送り込み)。根岸線のヌシE233系と共に @根岸 2019.5.25(特記あるまで以下同じ)

 今年のY160記念列車は185系を使用,25日・土曜日は高島貨物線や羽沢貨物線を通って熱海を往復,26日・日曜日も高島貨物線や羽沢貨物線を通って東田子の浦を往復するものでした。185系も一部に廃車が出始めましたが,まだ来年は残っていそうです。むしろ,183系タイプの国鉄型車両がもうないので起用のようです。横浜界隈では珍しくもないのですが,僕は意外と習慣性が強いので,毎年やっていると今年も...になるのです。

190605.jpg
上の写真のオリジナル。想定は右のイメージ

 毎日,通勤で乗っている根岸線ですが,なかなか絵になる撮影地がありません。考えられる撮影地は大体行ったし,2日限りの臨時列車なので混雑も予想されます。そこで今年は根岸駅での駅撮りにしてみました。「...E233と共に」とそれらしい勿体はつけましたが,実際は大カブリです。6両編成ちょうどで計算していたのですが。

190606.jpg
Y160記念列車 @花月園前踏切

 この列車は貨物線経由でゆっくり走るので,まだ撮れるだろうと後続の根岸線列車で追いかけます。横浜での乗換えの要領が悪く,京急の花月園前駅に着いたのは9:20ごろでした。踏切に行くとあたりに写真を撮る人はいません。列車は石川町を8:39に出た後,桜木町の先から高島貨物線に入り,鶴見に出て,東海道貨物線を浜川崎まで走り,折返して,鶴見に戻ってからまた折返して新鶴見信号場へ行き,またまた折返して羽沢貨物線経由熱海に向かいます。鶴見はつごう3回も通るので,9:30なら十分間に合うと思っていたのです。

190607.jpg
Y160記念列車 @花月園前踏切(上と同じ場所)

 9:40位まで待っても来ないので諦めて,大宮の総合車両センターの公開に行こうと京急線で品川に出ることにします。JRの鶴見駅の方を見ていると,海側の線路にまだ185系が止まっているのが見えます。えらくのんびりしたダイヤだな...と思いつつ,慌てて花月園前に引返します。花月園前を出発するときにSuicaで入場してしまい,このままでは出られないので,一旦,鶴見で出場し,往復266円の大出費です。

190608.jpg
時間つぶしに隣の京急も @花月園前踏切

 携帯で情報収集すると,この列車の鶴見発車は10:14と分かりました。更に20分くらい待ってようやく上の写真を撮ることができました。1本の列車を同じ場所で2カットは邪道かなとは思いましたが,踏切の警報機の入っているものも同じ場所です。とりあえずは満足して引揚げです。明日は貨物列車の写真を撮る予定なので,ロケハン(ロケーションハンティング:もともとはスタジオ外のロケーション撮影の場所を探す映画・TVの業界語らしい)かたがた川崎駅まで歩きます。

190609.jpg
鶴見から川崎への道中で @古市場踏切

 今日の午後は大宮の工場の公開に行くつもりで家を出ましたが,段々面倒臭くなってきます。川崎のスポーツクラブで少し泳いだ後は,帰りもこの近くで鉄ちゃんに予定変更です。最初に来たのは並木踏切,日野車体の工場跡を大規模開発したマンションの横の踏切です。ここでは貨物線は既に高架になっていますが,複々線の広い線路敷で東海道線,京浜東北線がすっきり撮れます。ここの踏切障害検知装置は上から3次元レーザーレーダーで人や車を検知する方式のため列車の足許の邪魔なものがないのが良いです。

190610.jpg
こちらは並木踏切。左上の箱が3Dレーザーレーダーの装置

 数百メートル鶴見方面に下ると今度は古市場踏切があります。こちらは貨物線も渡るので3複線の大きな踏切で,こちらの障害検知装置は在来の光学式です。光線は順光なのですが,段々陽が傾いてきて,建物の影が少々残念です。

190611.jpg
たまたま通りかかった185系の回送

 電車はひっきりなしに来るので写材には困りません。とくに185系や「踊り子」号に思い入れはないのですが,下の2枚を載せておきます。

190612.jpg
8030M「踊り子110号」

 この場所は午後は下り列車が順光で,上り列車はお顔が蔭になってしまいます。

190613.jpg
3008M「スーパービュー踊り子8号」

 251系は4編成しかないバブル世代の電車ですが,新しい伊豆方面のリゾート列車もアナウンスされたので,この先は安泰ではありません。バックの半欠け鉄橋がイマイチですが,251系の写真も撮れたので満足して今日は引揚げです。


2.5月26日(日)「スーパーレールカーゴ(SRC)」と東海道線のフレートライナー
 次は翌26日に行った「スーパーレールカーゴ」と貨物列車の撮影行についてです。「スーパーレールカーゴ(SRC)」とはJR貨物のM250系という貨物電車のことです。ふつう貨物列車は貨車を機関車が牽引しますが,SRCは電車のような電動貨車のユニットを編成両端に配し,中間は付随車の貨車で編成されます。高速性能に優れ,貨物列車で唯一の130km/h運転を行い,東京(貨物ターミナル)~大阪(安治川口)間を6:11で結んでいます。東阪間6:11というのは在来線で最速で,新幹線開業前,東阪間の日帰りを可能にした特急「こだま」でも6:30運転でした。積み荷は全て飛脚の佐川急便のコンテナで「SAGAWA」のヘッドサインを掲げています。

190614.jpg
露払いの2058レ @鶴見駅 2019.5.26(特記あるまで以下同じ)

 かねてからこのSRCの写真を撮りたかったのですが,1日1往復のみ,朝の上りは5:20東京貨物ターミナル着で,陽の長い季節でないと写真が撮れません。1年で最も陽が長いのは夏至の日(今年は6月22日)ですが,この日でも5分程度しか差はありません。この差であれば1日,2日ではなく,ちゃんと陽が射す明るい日であることの方が大事です。

190603.jpg
(参考)横浜の夏至近くの日の出の時刻(Casioのサイトの情報から調製)
夏至よりも何日か早い6/13,14の方が1分弱日の出が早い

 当日は3:40に起きて,わが家最寄りの磯子駅を4:21の始発で出発です。今までにも140円旅行などで早朝の列車は使っていますが,本当の始発のこの列車は滅多に使いません。列車は時間どおり走り4:45鶴見着です。SRCの鶴見通過は5:00過ぎのはずですが,昨日行った古市場踏切まで行けるか微妙です。京浜東北線のホームからでも写真は撮れますが,南行電車とカブるリスクはあります。

190615.jpg
もう1本の露払い64レは大カブり @鶴見駅

 日の出から30分以上経っていますが,ISO800で1/320,f:5(僕のカメラでは開放に近い)程度の露出しか出ません。見るとホームにはもう1人,同好の士がいます。京浜東北線の発車案内を見ると4:57の桜木町ゆきの後は5:10の大船ゆきまでありません。所定の時間ならカブる心配はなさそうですが,大阪から長駆走ってくる貨物列車です,思ったとおりに来てくれますか。

190602.jpg
お目当ての50レ。スーパーレールカーゴ @鶴見駅

 SRCの写真は撮れましたが,まだ東海道線の上り貨物列車のラッシュアワーは続きます。せっかく早起きしたので,昨日ロケハンした古市場踏切へ行き,何本かの貨物列車を鉄ちゃんします。ここは鶴見駅から歩くと20分以上かかりますが,京急電車で1つ北の鶴見市場駅からなら5,6分です。時間がもったいないので,ここは迷わず電車利用です。

190616.jpg
EF210牽引の70レ @古市場踏切

 踏切に着くとちょうど52レが通過するところで,この1本は見送りです。その後の5:47頃通過の1066レから6:57頃通過の66レまで,1時間10分の間に6本の貨物列車を撮ることができました。途中,6:50頃には寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」も通るのですが,スピード感が貨物列車にあっていたためか,失敗してしまいました。

190617.jpg
EF66-100牽引の66レ @古市場踏切

 こうして見ていると妙にEF66が多く,最近はEF210・桃太郎に押されて数を減らしていると思っていたのに実感が湧きません。よくよく調べるとEF66の3,900kWに対し,EF210は3,390kW(EF210には30分定格という仕様もあり3,540kW)と高速かつ重量の東海道のフレートライナーにはEF66の方が適しているのです。ついでにSRCは編成出力で3,520kWで,ほぼ機関車1両分の出力を4両に分散し,プッシュプルで走行性能が高い分だけ高速化が図れているのです。

190618.jpg
隅田川~東京(タ)間のローカル貨物の78レ @八丁畷駅

 今朝は3:40起き,いい加減眠くなってきたので,引揚げです。帰りは旧東海道の八丁畷--八丁のあぜ道--を歩いて,京急の八丁畷駅に出ます。八丁畷駅は知る人ぞ知る面白いつくりで,京急の上下線間の跨線橋がJR南武支線のホームになっています。Suica/Pasmoの普及でJR,私鉄間の改札なし乗換駅は減りましたが,ここは構造上,連絡改札を設けることができません。南武支線のホームに立つと多数のICカードタッチ器があり,不慣れな客は戸惑ってしまいます。手持ちのダイヤを見ると尻手方面から浜川崎方面への貨物列車があるようなので,これを鉄ちゃんします。

190619.jpg
1216は2018年の新製車でいっとき真っ白で走った話題の電車 @八丁畷駅

 帰途に就くべく京急の下りホームに行くと,上り列車が絶好の日の当たり具合です。歩道橋の影が少々目障り,建込んだ住宅の背景はどこでも同じなのですが,カメラを持出したついでに数本の電車を鉄ちゃんします。駅撮りにしては上出来ですが,手前の下り線を通る列車は高架の川崎駅からフルノッチで加速し,地平に降りたところで多分120km/hのトップスピードと思われ,黄色の線の内側でも怖いくらいです。

 この5~6月は節約モードで遠出はせずにいましたが,ちょっとした鉄ちゃん行には出掛けていました。これらの写真のアップの機会がなく残念だったのですが,2本まとめればそれなりの記事になりました。さて,夏はどこに行こうか,計画を始める今から楽しみです。(2019.6.23記)

冬の日にちょっと鉄ちゃん--鳥沢の鉄橋

180206.jpg

 今日(2018年2月10日)は,奥はお仕事,息子は学校があり,午前中はゆっくり過ごせます。朝7時前には済んでしまう用事が1つあり,早起きついでに久しぶりに鉄ちゃんにでも行くことにします。冬場は富士山がきれいに見える日が多いので,藤沢あたりで東海道線の写真でも撮ろうと思っていたのですが,今朝はあいにく曇り空。代案として考えたのが,E351系を撮りに鳥沢の鉄橋です。

180211.jpg
こんな写真撮影を予定していたのですが... 藤沢~辻堂 2015.12.29

 鳥沢の鉄橋は正しくは「新桂川橋梁」といい,ヨン・サン・トオのダイヤ改正を前にした中央本線複線電化の際にルートを付替えられた,比較的新しい鉄橋です。鳥沢駅を出てすぐ,桂川とあたりの集落を一跨ぎする複線の鉄橋はランドマークでもあり,中央本線の有名撮影地になっています。3月のダイヤ改正でE353系が増備され,「スーパーあずさ」として走っているE351系が淘汰されるので,今のうちに撮っておこうとの趣旨です。3月にこの方面への旅行を計画し,時刻表を繰ったりはしていたのですが,急に決めたことなので,サーベイが不足のドタバタの撮影行でした。なお,僕はあまり撮り鉄指向ではないので,カメラはコンパクトデジカメ,三脚はなし,です。

180210.jpg
鳥沢駅。改装したばかりのようでとてもきれい 2018.2.10(以下同じ)

 今日は家からクルマでの撮影行,自宅を6時半に出て,現地には8時半前の到着です。途中,お手洗いを借りに鳥沢の駅にも立寄ります。鳥沢の駅舎は最近,改築したようで,石が反射するほどピカピカでした。駅から程近い鉄橋のたもとも有名撮影地の一つなのですが,今日あたりは人混みがすごそうなので敬遠です。

180208.jpg
鳥沢の鉄橋,猿橋側の様子

 駅とは反対の猿橋側の鉄橋が見える地点に着くと先客が数名いるので,軽く挨拶して仲間に加えてもらいます。ここは足場がよく,20人や30人いても大丈夫なロケーションなので,場所の取りあいをすることもありません。

180201.jpg
まずはちょうど来た上り列車で練習

 年に4度の甲府への墓参りのときに通るので,大きな鉄橋であることは知っていましたが,こうして見ると確かに大きいです。後で調べたら,前後の三角の部分が各70m,真ん中の最大のブロックが130m,トラス部分全体で270mだそうです。E351系の12両編成でもトラス部分だけで収まってしまう勘定です。ちょうど来た9両編成のE257系で大体こんなもんかと見当をつけます。

180202.jpg
露払いの普通列車525M

 右手からの陽射しが気持ちよいのですが,列車の側面には当たりますが,お顔は陰になってしまいます。午前に撮るなら橋の反対側のほうがよいのですが,そこは敬遠したのは前述のとおりです。逆光補正をしたり,絞ってみたり,いろいろやってみましたが,僕のウデではこんなところが限界です。

180203.jpg
今日のお目当て。E351系の5M「スーパーあずさ5号」

 せっかく来たので他に何か良い写材はないかなと携帯で時刻表を検索すると,9:27頃に「ホリデー快速富士山1号」が来ることが分かりました。そのつもりで構えていると,いきなり貨物列車がやってきました。やはり機関車の牽く列車は見ごたえもあり,長い鉄橋上に存在感があってよいものです。

180204.jpg
EH200の牽く2083レ

 などと悠長に構えていたら反対側から「かいじ186号」が189系でやってきました。このイタリアンな3色のグレードアップ編成色は好きではないので,なんだ!?ヘンな列車が来たな...と思っていたのですが,周囲では「かぶる~」の悲鳴も聞こえていました。この列車を目当てにしていた人には,残念なタイミングでした。なんとかかわして撮ったのが,今日のとびらのカットです。

180205.jpg
2083レとかぶった9056M「かいじ186号」

 やれやれなどと思う間もなく,ホリデー快速の時間です。こちらはありがたいことに旧国鉄色というかオリジナルカラーの189系です。183/189系や485系はJR化後いろいろなグレードアップ改造と共に塗色の変更をされましたが,この形にはこの色が一番と思います。

180207.jpg
オリジナルカラーの189系。8571M「ホリデー快速富士山1号」

 ものの5分くらいの間にたくさんの貴重な列車が来て大満足となり,これにて引揚げとします。今日はクルマがあるので,次回のサーベイに川の反対側でラッシュにならなそうな撮影場所を探して帰ることにします。それで探したのが下の写真の場所で,2016年3月で閉校になった富浜中学校の近くです。木と木の隙間なのでここには2~3人しか入れませんが,似たようなアングルでよければ通り沿いに広々とした場所もあります。

180209.jpg
桂川の東岸で。532M

 鉄橋のトラス部分は入りませんが,上り列車に対して午前順光で,後ろの山並みもきれいです。若干見上げるアングルになるのが難点ですが,個人的にはこちらのほうがよいかなと思うくらいです。ただし,6両編成の普通列車でこんな感じなので,12両編成を尻尾まで入れるのはきつそうです。
 午後は予定があるので今日はこれで引揚げです。3月の改正までに再訪の機会があるか分かりませんが,いろいろサーベイもできて満足の半日撮影行でした。(2018.2.10記)

«  | ホーム |  »

カテゴリ

総合目次 (1)
旅行 (1)
|-鉄道旅行一般 (25)
|-青春18きっぷ (29)
|-140円旅行 (16)
|-家族旅行 (18)
のりものイベント (11)
鉄道のイロハ (4)
知って楽しいJRの旅客営業制度 (13)
運賃料金制度 (15)
鉄道写真 (17)
鉄道/運転 (9)
車両形式別記事など (2)
20世紀の鉄道写真 (19)
バス (6)
エアライン (2)
船舶海洋 (3)
HOゲージ (4)
Nゲージ (7)
Bトレ目次 (1)
Bトレインショーティー (31)
Bトレインショーティーの組立て方 (4)
その他のりもの (17)
Weblog (4)
東海道徒歩き(かちあるき) (14)
サイトポリシー (1)
English article (1)
未分類 (0)
1990年代の欧州鉄道旅行 (0)

最新記事

月別アーカイブ

FC2カウンター

最新コメント

最新トラックバック

リンク

主宰者からのお願い:
鉄道.comのランキングに参加しています。よろしかったら,下のバナーのクリックをお願いいたします。

tetsudoucom.jpg

QRコード

QR