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2012-03

営業譲渡まぢか呉市営バス最後の勇姿(その2)

 僕の住む呉の市営バスが4月1日付けで営業譲渡され,広電バスになる。前のスレッドに続き,最後の勇姿を紹介しよう。前回は旧年式車を中心にまとめたが,今回は風光明媚なところ,譲渡車を中心にまとめてみました。今回も速成なので,文章は少なめですが,あしからず。

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Ho916号車 音戸循環型バス 撮影場所不詳 2011.9.18
倉橋島内の音戸循環型バスには「さざなみ」の愛称がつけられている

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F921号車 呉探訪ループバス 呉駅前 2012.3.24
呉市内の観光地をめぐる「くれたん」は専用の中型観光バス

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Fo9310号車 焼山線 猿見橋 2012.3.25
焼山線は二河峡の谷あいを行く。冬場の降雪時は難所でもある

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Hmo9513号車 呉倉橋島線 昭和埠頭前 2012.3.22
呉海軍工廠を引継ぐ造船所には「大和のふるさと」の文字が

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Fm9811号車 平原経由焼山熊野苗代線 中惣付 2012.3.25
灰ヶ峰のふもと神山峠からは呉の旧市街が一望できるところがある

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Hs041号車 辰川線 呉駅前 2012.3.24
辰川線用のレインボー中型CNGノンステップバス

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Im9518号車 天応川尻線 呉駅前 2012.3.24
一般色のいすゞキュービックだが京急からの譲渡車だ

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I9615号車 阿賀・音戸の瀬戸線 昭和埠頭前 2012.3.22
呉市営では少数派の西工ボデーのバス。元高槻市営

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Hm9819号車 長の木循環線 西中央三丁目 2012.3.24
横浜市営から移ってきたブルーリボン。港ヨコハマ柄のシートが出自を物語る

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Ns033号車 辰川線 総監部前 2012.3.30
朝の通勤時間帯,昭和町方面には市内各方面からのバスが集まる。
移籍前は送迎輸送に使われていたそうで,異色の経歴

 営業譲渡まであと1週間。昨日の呉駅前には何人かのバス愛好家が出ていた。また,一部の運転士さんは既に広電の制服で乗務していた。最後の一便まで安全輸送の完遂をお祈りします。(2012.3.25記,2012.3.30一部写真差替え)

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営業譲渡まぢか呉市営バス最後の勇姿(その1)

 僕の住む呉の市営バスが今年(2012年)4月1日付で営業譲渡され,広電バスになる。転居して1年しか経たないので,呉市営バスの歴史や営業の詳しくは分からない。通常の路線車なのにエアサスをはくなどハイスペックのバスが多く,近年はあちこちからやってきた中古車が活躍するなど,バス趣味的な興味は尽きない。毎朝の通勤などに利用しているので,なくなると聞くと惜しい気もしてくる。このスレッドでは呉市営バスの最後の勇姿を紹介しよう。

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Fo902号車 長の木循環線 西中央3丁目 2012.1.9
呉市営最古参のバスだ。広電譲渡後はどうなるのだろう。

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Fo9217号車 天応川尻線 猪山隧道 2012.3.11
穏やかな瀬戸内を望む区間も多い

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Ho9220号車 宮原線 呉駅前 2011.12.17
呉市民に親しまれる灰ケ峰を背に

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Fso9610号車 昭和循環線北コース 東明ハイツ 2011.6.4
真っ赤なラッピングで普段は昭和地区を走るが,くれたん(呉探訪ループバス)の予備車でもある

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H965号車 広島線クレアラインバス 広 東のりば 2012.3.11
広島線は都市間バスとして3社共同でクレアライン(広島呉道路)をゆく 

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Fc013号車 白岳循環線 中央白石 2012.3.11
キョーレツに狭い狭隘路線をゆく

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I092号車 天応川尻線 呉駅前 2011.12.17
CNGノンステップのエルガ。虎の子の1台だ。

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Is682号車 保存車のボンネットバス 2011.9.19
広島バスフェスタで無料試乗に活躍

 このスレッドは速成ゆえ,文章も少なく恐縮ですが,営業譲渡の4月まであと20日。最後の活躍を見守り,4月の新生に期待を寄せつつ終わろう。(2012.3.11記)

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「日本海」と新青森の旅 ~ おもしろきっぷ

 先日,寝台特急「日本海」がなくなると聞いて,そのお名残り乗車とJR線唯一の未乗区間の八戸~新青森の乗車を兼ねて,呉から青森への旅行に行ってきた。今回はJRの制度研究趣味としても興味深いきっぷを使うことができたので,旅行本体とは別途のスレッドを起こしてレポートしよう。

 長距離逓減制--このスレッドはのっけから難しい字で書き出しだ。JRの運賃は1kmあたりの運賃--これを賃率という--が決まっていて,それをもとに乗車券の値段が決まる。きざみの巾とか消費税の扱いなどの詳細は省略するが,具体的には下のとおりだ。
 300km以下            16.20円
 300kmを超え 600km以下  12.85円
 600kmを超える           7.05円
          (本州JR各社の幹線の場合)
 一目見て分かるとおり,600kmを超えると賃率はグンと下がるのだ。なんとなく,たくさん乗るとおトクとは誰でも考えるが,こういうカラクリになっているのだ。しかし,運賃計算にはルールがあって,やみくもに長距離のきっぷは作れない。運賃計算は同じ駅は2度通れないルールになっているのだ。そこで,同じ駅を通らずになるべく長距離にしようとすると,いわゆる一筆書きの経路になる。この究極が,宮脇俊三氏のベストセラー「最長片道切符の旅」だ。
 それはさておき今回の旅程を見ると,呉から山陽新幹線で新大阪までのぼり,湖西線で近江塩津に出て,あとは日本海沿いに順路で新青森まで行き,帰りは東北,東海道新幹線まわりになるので,湖西線の分岐する山科までは同じ駅を通らない。したがって,呉発新青森経由山科ゆきの乗車券とすることができる。このきっぷは2,592.7kmで23,840円だ。

 連続乗車券--時刻表の営業案内には書かれているが,滅多に見ることがなく,実際,僕も今回を含めて2回しか使ったことがない。旅程の3/4は上の一筆書ききっぷを使ったとして,残りの山科~呉間の乗車券が必要になる。これらの乗車券は普通の片道きっぷ2枚でも構わないが,連続乗車券とすると有効期間が合算され17日間となる。1枚目の旅程の加減でいつから2枚目を有効開始としてよいのか分からないときには便利だ。しかし,新幹線の発達した今では200kmで1日増のルールが意味を持たないので,連続乗車券と普通乗車券の違いは何?と聞かれると考え込んでしまう。僕も今回のきっぷ2枚を見て,その違いを理解したのだ。

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日本海&新青森旅行のきっぷ(旅行前にコピーしたので特急券・寝台券は2/17発分)

 途中下車--一般的なルールの割には一般の人に正しく理解されていないルールだと思う。普通の乗車券はそもそも途中下車ができるのだ。先の一筆書ききっぷを考えてみよう。新大阪,新青森,東京...経路を逆行してはいけないが,途中下車はいくらでもできる。逆に途中下車ができないのは以下のきっぷであって,こちらが例外で,これらのきっぷには「途中下車前途無効」と明示されている。
【途中下車ができないきっぷ】
①片道100km以下の普通乗車券
 目にする頻度,発行枚数が圧倒的に多いので,ルールとしては例外だが,これが常識と思われている。
②大都市近郊区間相互発着の乗車券
 ①と似ていると同時に,大都市近郊区間では経路を自由に選べる(130円旅行の根拠)のと裏腹の関係だ。最近はSuicaの導入と共に東京近郊区間が拡大され,水戸発甲府ゆきのような切符でも途中下車できないのには違和感を覚える。
③回数券
④その他の割引乗車券
 (企)マークのある特別企画きっぷや旅行会社のパッケージ旅行に組み込まれるきっぷは途中下車できない。それぞれ特別の目的をもって安く発売されるものなので,普通乗車券のもつメリットが享受できないのは仕方ない

 途中下車をすると,そこまでは使用済ですよという証に,駅名の書かれた楕円形のハンコ--途中下車印という--を捺す。一筆書きのきっぷではこの途中下車印を集めるのも楽しみだ。僕が盛んに鉄道旅行をしていた頃は国鉄の最も悪かった時代で使用済のきっぷは有無を言わさず回収されていた。今では大抵の駅で使用済無効印--なかには乗車記念とまで書いてある--を快く捺してくれるようになったのはありがたい。今回のきっぷが安芸阿賀ゆきなのはその名残りで,金額が同じならなるべく遠くまで買うというクセがついているのだ。

 乗り継ぎ割引--新幹線と在来線の特急を乗り継ぐと在来線の特急料金が半額になるルールだ。この他,北海道や四国でも同様のルールがあるが割愛しよう。今回は広島から新大阪まで新幹線に乗り,在来線特急である「日本海」に乗り継ぐので,「日本海」の特急料金が半額になる。
 常識的には新幹線で新大阪に出たのなら,「日本海」には新大阪で乗るのが筋ではある。しかし,時刻表で見る限り,大阪からではダメとか,新大阪でなくてはいけないとの記述はない。駅の窓口で大阪からの乗り継ぎ割引をリクエストすると,確認させてくださいといって事務所の奥に行ったが10秒とかからず戻ってきて,OKだった。ただし,新大阪~大阪間をダブって乗ることになるので,その間の往復運賃が必要になるはずではある。
 ところで,この乗り継ぎ割引は東京駅などの例外があるだけで,全国の新幹線停車駅で使える一般的なルールだった。最近は東北地方の新幹線網が整備されたためJR東日本では越後湯沢,長岡,新潟,長野,新青森と列挙式になり,それ以外の駅は原則,ダメになってしまった。かつては新幹線で仙台に行って,帰りは乗り継ぎ割引で半額の「スーパーひたち」でという使い方ができたが,今はNGだ。この記事を書こうと思って時刻表を確認したら,JR九州では完全に乗り継ぎ割引がなくなってしまっていた。残念。

 今回は一つの旅行をキーにいくつかの制度をレポートしたが,機会があったら,時刻表のピンクページ(JRの営業案内のページ)の解説を書いてみたい。途中下車の項に書いたが,途中下車と大都市近郊で経路を指定しないルールが関係していたり,旧国鉄の制度・規則は論理的整合性がとれていて,とてもおもしろかった。今では,分割民営化でJR各社の事情で勝手にルールを作るので,最新をフォローするだけでも疲れるし,論理的整合性という美しさがなくなってしまったように思う。

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