Bトレインショーティー--たま電車と小ケース
先般,9/12,Bトレインショーティーで和歌山電鐵の2270系たま電車が発売された。たま電車は2009年8月に発売済みなので,正確には再発売になる。前回2009年のロットではたまの絵柄はステッカー表現でこの貼付けの作業が大変だったが,今回2013年のロットでは印刷表現になるということだった。僕は2009年版をその年の鉄道の日の日比谷公園での催しで1箱,現地,伊太祈曽駅で3箱買っていたが,ステッカーを貼るのがとてつもなく大変なので1箱しか組んでいなかった。実は2013年版ではたまの絵柄が印刷になると聞いたので楽しみにしていたのだが,発売後にインターネットで口コミを見るといまいち不鮮明で残念との評だった。それならばと,無駄遣いはせずに,秋の一日,ストックのたま電車を出してきて組んでみた。

Bトレでも最大級の大きさ。たま電車のステッカー
以前にも1編成組んだが,この電車はステッカー貼りが大変なのだ。組立ては15分だが,やっぱりステッカー貼りは2時間かかった。窓などを気にせずベタッと貼ってしまえば早いのだろうが,高さが違う箇所がきちんとつかないのがイヤなので,手を抜かずにやるとこの位はかかってしまう。また,最近は老眼も加わり,こういう細かい作業は,日中でないとできないのだ。それでようやくできたのが下の作品だ。

完成したたま電車(うちにはめずらしくパンタを換装)
かわいらしく,きれいなBトレができたところで,これを普通にケースにしまうのはもったいない。また,シール保護の点でも,他のものとごちゃ混ぜは心配だ。そこで今回は小さな飾りケースに収めることにした。ケースは例によって百均で調達。レールと橋はセクションレイアウトを作ろうと思って買ってあったストックから出してきた。これも百均のカラー粘土で築堤の端っこを作り,あとは架線柱や木,ミニカーなどあり合わせのシーナリー部品を配置してある。ところで,粘土で地面を作るときベースがないとやりづらいので,今回は百均のポリスチレン製カラーボードを使ってみたが,これが失敗。アクリル系のスプレーで塗装したところ,ドロドロに溶けてしまい,せっかく作った築堤もろともオシャカになってしまった。こんなの常識かもしれないが,ご参考まで。
気を取り直して厚紙のベースに粘土で地面と築堤を作り直し,河原の茂みはライケン,線路のバラストは近所の公園の砂場の砂から作った。高校時代のHOゲージのレイアウト製作の技法をそのまま使っている。ライケンは当時はミズゴケと言って近所の文房具屋で売っていたが,最近はあまり見かけない。3年くらい前にKATOのライケンなる商品がミズゴケに近いので買ったのだが,取扱い説明を見て納得,何のことはないライケンとはミズゴケのことだった...ライケンも砂のバラストも,木工用の白ボンドを水に溶いて薄め,スポイトで垂らせば,概ね固定できる。

小(ショウ)ケース...
背景はいつもは厚紙を空色に塗るだけだったが,今回はもう少し凝った趣向で風景写真をポストカードサイズに印刷してみた。こんな風景写真などどこにでもありそうだが,僕の場合は大抵,列車などののりものが真ん中に入っていて,純粋な風景写真は少ないのだ。10年分くらいの写真を紐解いて,ようやく見つけたのがこの1枚だ。和歌山とはちょっと違うが,晩秋の蓼科連峰で,真っ青な空,いただきに雪をのせた山々が美しい。文化の秋の連休のちょっとした軽工作でした。(2013.10.16記)

Bトレでも最大級の大きさ。たま電車のステッカー
以前にも1編成組んだが,この電車はステッカー貼りが大変なのだ。組立ては15分だが,やっぱりステッカー貼りは2時間かかった。窓などを気にせずベタッと貼ってしまえば早いのだろうが,高さが違う箇所がきちんとつかないのがイヤなので,手を抜かずにやるとこの位はかかってしまう。また,最近は老眼も加わり,こういう細かい作業は,日中でないとできないのだ。それでようやくできたのが下の作品だ。

完成したたま電車(うちにはめずらしくパンタを換装)
かわいらしく,きれいなBトレができたところで,これを普通にケースにしまうのはもったいない。また,シール保護の点でも,他のものとごちゃ混ぜは心配だ。そこで今回は小さな飾りケースに収めることにした。ケースは例によって百均で調達。レールと橋はセクションレイアウトを作ろうと思って買ってあったストックから出してきた。これも百均のカラー粘土で築堤の端っこを作り,あとは架線柱や木,ミニカーなどあり合わせのシーナリー部品を配置してある。ところで,粘土で地面を作るときベースがないとやりづらいので,今回は百均のポリスチレン製カラーボードを使ってみたが,これが失敗。アクリル系のスプレーで塗装したところ,ドロドロに溶けてしまい,せっかく作った築堤もろともオシャカになってしまった。こんなの常識かもしれないが,ご参考まで。
気を取り直して厚紙のベースに粘土で地面と築堤を作り直し,河原の茂みはライケン,線路のバラストは近所の公園の砂場の砂から作った。高校時代のHOゲージのレイアウト製作の技法をそのまま使っている。ライケンは当時はミズゴケと言って近所の文房具屋で売っていたが,最近はあまり見かけない。3年くらい前にKATOのライケンなる商品がミズゴケに近いので買ったのだが,取扱い説明を見て納得,何のことはないライケンとはミズゴケのことだった...ライケンも砂のバラストも,木工用の白ボンドを水に溶いて薄め,スポイトで垂らせば,概ね固定できる。

小(ショウ)ケース...
背景はいつもは厚紙を空色に塗るだけだったが,今回はもう少し凝った趣向で風景写真をポストカードサイズに印刷してみた。こんな風景写真などどこにでもありそうだが,僕の場合は大抵,列車などののりものが真ん中に入っていて,純粋な風景写真は少ないのだ。10年分くらいの写真を紐解いて,ようやく見つけたのがこの1枚だ。和歌山とはちょっと違うが,晩秋の蓼科連峰で,真っ青な空,いただきに雪をのせた山々が美しい。文化の秋の連休のちょっとした軽工作でした。(2013.10.16記)
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