Bトレインショーティー--新製品ラッシュの師走/北斗星セット他
早いもので2013年も12月,あと1ヶ月となった。ここにきて,Bトレインショーティーに僕としては期待の新製品/再生産品が続いて登場した。今日はスポンサーサイト対策もあり,速成ではあるが,その一部を報告しよう。
先ず第一は11/30発売の北斗星セット。A,B,Cの3セットがあり,A,Bは電気機関車+客車3両,Cは両端部の客車のセットだ。北斗星は独身貴族時代に北海道旅行で何度もお世話になった列車だ。会社の年末の納会を終わり,新幹線で福島や仙台へ先回りし,夜の東北の寒いホームで待つ赤いEF81に引かれたブルートレインは,1週間の列車の旅の始まりの至福のいっときを感じさせてくれた。
24系25形のBトレはだいぶ前から製品化されていたが,北海道用は引き戸仕様なのと,それぞれに個性的な個室寝台車を作るのが難しそうで,気にはなるが手にすることはできなかった。今回はその個性的な個室寝台車たちも含めての製品化なので,通信販売で早速初日に入手した。未だ全部は組んでいないが,一部(主に個室寝台)を組んだものが下の写真だ。改造を諦めていた,いろいろな種類の個室寝台車がセットされていて,見ても飽きない。写真は左からオハネフ25-500,オロハネ24-500,スハネ25-500,オハネ25-560,オハネ25-550の順だ。

北斗星用の24系客車。個性的なサイドビューの客車が並ぶ
そしてもうひとつこの24系客車で報告したいのがSHGシャーシの改良だ。連結器がお辞儀するわ,グルグル回ってしまうわで評判の悪かったSHGシャーシだが,これが改良された。連結器がカプラーポケットとでも言うべきハコに収められグルグル回ることがなくなり,このハコ自体にも胴受けのようなモールドがありとても良くなった。連結器のお辞儀については,まだ多少下向き加減ではあるが改善されたようだ。また,連結器自体も,SHGシャーシの登場当初は腕が長く連結面間隔が妙に長くなってしまう難があったが,改良により腕の長いもの短いものがセットされ,お顔の厚さによって使い分けられるようになった。何度も書くが,バンダイの製品開発ご担当のあくなき改善意欲を僕はとても買っているのだ。ただし僕の場合は,車体を組むときに箱に組んでキコキコ押込むので,車体下に出た部分が邪魔になるため,HGシャーシのほうがよいと思っている。

改良されたSHGシャーシのオハネフ25
このセットのAセットにはED79がセットされているが,このED79は評価が分かれるところだ。僕はED79の特徴は屋上にある銀色の回生ブレーキの機器箱だと思う。だが,Bトレでは,車両の中央部はカットしても,車端部はデフォルメせずに忠実に再現という方針なのだろうか,この銀色の箱が再現されていない。代わりにED75-700の流用ではないぞ!と主張するかのように,列車無線用のアンテナが付けられ--グレーに塗装もされている--裏面の刻印からもED79用の新規金型と分かる。この屋根と車体のJRマークの印刷,片エンドのみシングルアームに換装されたパンタグラフがED75-700との相違点だが,このED79は僕の評価は低い。銀の機器箱のないED79なんて海峡線の本務機じゃないという意味も込め,ナンバーは機器箱のない重連用の100番台の102号機とした。ちょっと自慢になるが,去年作ったED79と共に撮った写真を載せておこう。このED79はEF81の屋根板を無理やりED75の車体に取り付けたものだが,このほうがED79らしいと思う。

ED79 2種,左:北斗星セットの製品,右:去年作った改造車
最後にこの北斗星セットだが,昔からのカイコ棚のB寝台車のオハネ25やオハネフ25はどうしたらよいのだろう。この2形式は編成中で最も多いと思うが今回のセットではオハネフ25がCセットに入っているだけだ。僕の記憶が正しければ金帯折戸のあさかぜグレードアップ編成は何度か発売されたと思うが,引き戸のものはなかったように思う。いずれの日かの追加発売を待つしかなさそうだ。
先週の北斗星セットに続き,今週は12/7発売の近鉄特急のサニーカー12400系が届いた。関東地区以外の民鉄各社のBトレは,日比谷公園での鉄道の日イベントや各社の基地公開などの際に買うのだが,近鉄特急だけはなぜか買うタイミングを逸してしまい,以前から欲しかったものの一つだ。たまたまこの週末は時間があったので,北斗星の一部はスキップしてさっそく4両組んでみた。12200,12400,12600の各形式に対応し,一部に窓の切取り加工の必要な箇所があるなど,ちょっと組み立ての難度があるが,まずまずの出来だった。

近鉄特急12400系4連
実はこの1ヶ月くらい出費が嵩むので未だ買っていないが,11/22には京急600も再生産品が発売された。今年の正月にジュニアが京急600でNゲージデビューを果たしたので,お父さんは悲しいかなBトレのNゲージ化で我慢しようとこの正月から探していたものだ。そうこうするうち,11月の再生産がアナウンスされたので,発売を待っていたのだが,沿線に住んでいていつでも買えると思うと上の2つのほうが優先度が上がってしまった。
そして1月(末らしいが)にはこれまた待望のEF58-61と14系座席車のセットが予定されている。ということで当分は我が家のBトレは新車ラッシュが続きそうだ。乞うご期待&よい新年を。(2013.12.8記)
先ず第一は11/30発売の北斗星セット。A,B,Cの3セットがあり,A,Bは電気機関車+客車3両,Cは両端部の客車のセットだ。北斗星は独身貴族時代に北海道旅行で何度もお世話になった列車だ。会社の年末の納会を終わり,新幹線で福島や仙台へ先回りし,夜の東北の寒いホームで待つ赤いEF81に引かれたブルートレインは,1週間の列車の旅の始まりの至福のいっときを感じさせてくれた。
24系25形のBトレはだいぶ前から製品化されていたが,北海道用は引き戸仕様なのと,それぞれに個性的な個室寝台車を作るのが難しそうで,気にはなるが手にすることはできなかった。今回はその個性的な個室寝台車たちも含めての製品化なので,通信販売で早速初日に入手した。未だ全部は組んでいないが,一部(主に個室寝台)を組んだものが下の写真だ。改造を諦めていた,いろいろな種類の個室寝台車がセットされていて,見ても飽きない。写真は左からオハネフ25-500,オロハネ24-500,スハネ25-500,オハネ25-560,オハネ25-550の順だ。

北斗星用の24系客車。個性的なサイドビューの客車が並ぶ
そしてもうひとつこの24系客車で報告したいのがSHGシャーシの改良だ。連結器がお辞儀するわ,グルグル回ってしまうわで評判の悪かったSHGシャーシだが,これが改良された。連結器がカプラーポケットとでも言うべきハコに収められグルグル回ることがなくなり,このハコ自体にも胴受けのようなモールドがありとても良くなった。連結器のお辞儀については,まだ多少下向き加減ではあるが改善されたようだ。また,連結器自体も,SHGシャーシの登場当初は腕が長く連結面間隔が妙に長くなってしまう難があったが,改良により腕の長いもの短いものがセットされ,お顔の厚さによって使い分けられるようになった。何度も書くが,バンダイの製品開発ご担当のあくなき改善意欲を僕はとても買っているのだ。ただし僕の場合は,車体を組むときに箱に組んでキコキコ押込むので,車体下に出た部分が邪魔になるため,HGシャーシのほうがよいと思っている。

改良されたSHGシャーシのオハネフ25
このセットのAセットにはED79がセットされているが,このED79は評価が分かれるところだ。僕はED79の特徴は屋上にある銀色の回生ブレーキの機器箱だと思う。だが,Bトレでは,車両の中央部はカットしても,車端部はデフォルメせずに忠実に再現という方針なのだろうか,この銀色の箱が再現されていない。代わりにED75-700の流用ではないぞ!と主張するかのように,列車無線用のアンテナが付けられ--グレーに塗装もされている--裏面の刻印からもED79用の新規金型と分かる。この屋根と車体のJRマークの印刷,片エンドのみシングルアームに換装されたパンタグラフがED75-700との相違点だが,このED79は僕の評価は低い。銀の機器箱のないED79なんて海峡線の本務機じゃないという意味も込め,ナンバーは機器箱のない重連用の100番台の102号機とした。ちょっと自慢になるが,去年作ったED79と共に撮った写真を載せておこう。このED79はEF81の屋根板を無理やりED75の車体に取り付けたものだが,このほうがED79らしいと思う。

ED79 2種,左:北斗星セットの製品,右:去年作った改造車
最後にこの北斗星セットだが,昔からのカイコ棚のB寝台車のオハネ25やオハネフ25はどうしたらよいのだろう。この2形式は編成中で最も多いと思うが今回のセットではオハネフ25がCセットに入っているだけだ。僕の記憶が正しければ金帯折戸のあさかぜグレードアップ編成は何度か発売されたと思うが,引き戸のものはなかったように思う。いずれの日かの追加発売を待つしかなさそうだ。
先週の北斗星セットに続き,今週は12/7発売の近鉄特急のサニーカー12400系が届いた。関東地区以外の民鉄各社のBトレは,日比谷公園での鉄道の日イベントや各社の基地公開などの際に買うのだが,近鉄特急だけはなぜか買うタイミングを逸してしまい,以前から欲しかったものの一つだ。たまたまこの週末は時間があったので,北斗星の一部はスキップしてさっそく4両組んでみた。12200,12400,12600の各形式に対応し,一部に窓の切取り加工の必要な箇所があるなど,ちょっと組み立ての難度があるが,まずまずの出来だった。

近鉄特急12400系4連
実はこの1ヶ月くらい出費が嵩むので未だ買っていないが,11/22には京急600も再生産品が発売された。今年の正月にジュニアが京急600でNゲージデビューを果たしたので,お父さんは悲しいかなBトレのNゲージ化で我慢しようとこの正月から探していたものだ。そうこうするうち,11月の再生産がアナウンスされたので,発売を待っていたのだが,沿線に住んでいていつでも買えると思うと上の2つのほうが優先度が上がってしまった。
そして1月(末らしいが)にはこれまた待望のEF58-61と14系座席車のセットが予定されている。ということで当分は我が家のBトレは新車ラッシュが続きそうだ。乞うご期待&よい新年を。(2013.12.8記)
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