ちょい旅で2月の鹿児島に行ってきました
(2014年)2月21日(金)からの2泊3日で鹿児島にちょい旅に行ってきました。去年から2月にかけてはジュニアの受験でどこも行けない日が続いていたが,ANAで貯めたマイルが去年の12月末で失効してしまうので,マイルで行けるところを計画したのだ。なお,このマイルは2011年の西海岸,2012年のシンガポールなどと全部,家族旅行で貯めたもので,会社の出張で貯めたものではない,念のため。計画時点で席があって,会社が終わった後でも間に合って,時節柄避寒にもなるところを探したら,たまたま鹿児島が条件を満たした。という訳で鹿児島に特段の用事がある訳ではなく,来たからにはいろいろ見て帰ろうと急場で考えた行動プランだった。
さて,2月21日18:00過ぎ羽田空港で家族と落ち合い,夕食になるものを仕入れ,ANA629便で一路鹿児島へ。機材は新鋭787だけど,もう新鮮ではなく,トラブルにならなければいいなという感じだ。そういえば,初期のANAのDoream Linerはトイレがウォシュレットだったけど,この便の機材(確かJA824A)は普通のトイレだった(と思われる)。鹿児島空港は霧島の登り口で何もないので,この日の宿は鹿児島の繁華街の天文館にとってあり,バスで市内に出る。このバスはとても新しいヒュンダイ・ユニバースの新車だった。ユニバースは韓国の現代自動車のバスで,最近少しずつ増えてきたが,乗客として乗るのは初めてだ。いろいろ見たり音を聞いたりしたが,乗客として見る限りおいては特段可も不可もなく,新しいから気持ちがよいくらいの評価だった。
家族旅行で市街地での宿は東横インが多いのだが,今回は最近売り出し中(?)のホテルレムズが会社の福利厚生メニューを使って3人で10,000円以下で取れたので,ホテルレムズ鹿児島天文館だ。通された部屋はたまたまだろうけど風呂場がガラス張りのうえ窓からは桜島が見える良い部屋で大当たりだった。飛行機にバスに心地よく揺られてぜん動を誘うのか,お腹がすいた。場所は繁華街のど真ん中,ホテルの周辺案内を頼りに鹿児島ラーメンの名店で夜食にする。多少みみっちい感じはしたが,ここでも大盛り1杯を家族3人で分けて食べて,夜食にはちょうどの分量だった。
翌22日(土)は市電市バスの一日乗車券を買って,夕方近くまで市内観光だ。鹿児島は幕末の雄藩の薩摩藩の城下町なので見所はたくさんある。どこから手をつけたらよいのか分からないので,とりあえず市電で鹿児島中央駅に行き情報収集だ。すると11:10に観光レトロ電車「かごでん」なる列車があるという。鹿児島中央から約70分で郡元から谷山のしっぽの部分を除く区間を一回りし,電車は市電100周年記念のレトロ電車101形だというので,一周してみることにした。交通局の目玉商品だけあってボランティアの案内役が2人も乗って市内の案内をしてくれ,初めての訪鹿の僕らにはよい観光になった。起きたのが遅いのでもう昼,昼食はホテルに帰って,宿泊者特典で1000円で蒸し料理食べ放題に舌鼓を打つ。蒸し料理とは,鹿児島の郷土料理のひとつで,小籠包やエビ餃子のような点心からさつま揚げ,カボチャやキャベツなどの野菜を竹籠で蒸して食べるものだ。

鹿児島の市営バス(南国らしい雰囲気だが塗装コストは安そう?)

鹿児島市電の最新の一般型モデル(鹿児島駅前。ユートラムIIというらしいがフランス・ストラスブール等で走るボンバルディアのユーロトラムの流れを引くヨーロッパ調)

鹿児島市電の観光レトロ電車(100周年記念車101号を使用)

蒸し料理(点心好きにはたまらないのだ)
午後はホテルのほど近くから歩き始めてサビエル公園を手始めに,西郷隆盛,天璋院篤姫などの銅像巡りで腹ごなしをする。南国の陽ざしの下1kmちょっとも歩いていると,昨晩遅寝のうえお腹も一杯のためジュニアが眠くてぐずりだす。小6にもなって全くしょうがない奴だが,仕方がないので鹿児島シティビューなる観光路線バスで一休みする。薩摩義士碑前から乗って,城山に登り,磯公園などを車上観光して約30分,ジュニアだけでなく家族みんなでお昼寝もできた。少々寄り道をしながら鹿児島中央駅に戻り,今日の宿の霧島高原林田温泉まで列車での移動だ。
多少早めに駅構内に入るとちょうどED76牽引の貨物列車が入ってきた。このブログによく来る方はご承知と思うが,僕は何よりも赤い電気機関車が好きだ。こんなところでED76にお目にかかれるとは幸いだ,たっぷり写真を撮って満足だ。乗る列車は16:23の「きりしま14号」で,この列車で隼人まで行く。鹿児島~隼人間を特急でなんて信じられない感じだが,この区間は特別に安い料金が設定されて300円なので遠慮なく特急を使う。鹿児島湾に沿ってきれいな海沿いの景色,ロングレールではないレールでカタンコトン心地よいきざみ音,30分で降りてしまうのは勿体ないようだ。

ED76(5次量産の59号機。乗務員室扉がステンレス化されている)

肥薩線の単行ディーゼル。キハ40-2000(表木山)

嘉例川駅(明治36(1903)年築との由~Wikipediaによる)
隼人からは肥薩線のローカル列車で嘉例川まで登る。九州新幹線ができたとき東京から鹿児島まで飛行機で飛び,鹿児島空港から表木山駅までタクシーに乗ったことがある。タクシーの運転手さんが嘉例川に行きましょうかと言ってくれたのに,敢えて表木山に行き,あまりの何もなさにびっくりしたものだ。その少し前から100年駅舎の嘉例川は有名になりつつあり,それを知らなかった僕は大変後悔したものだ。今日はそのリベンジで嘉例川の駅に行けるので楽しみなのだ。途中,表木山で交換の単行ディーゼルの写真を撮ったりしながら,夕方の嘉例川着。昔はどこにでもあったが,21世紀にはあまりない,趣のあるたたずまいだ。鹿児島空港から林田温泉に行くバスはちょうど通り道ということもあり嘉例川を通るのだが,現地に行ってびっくり,駅前には入らないのだ。嘉例川では乗り継ぎ時間20分をみて,ゆっくり駅舎を見学してと思っていたが,そんな時間はなくあたふたとバス停へ急ぐ。歩いて10分もかからないところではあったが,見知らぬところでのことなのでとても気をもんだ。
嘉例川からは昔の林田産業交通,今はいわさきバスネットワークのバスで林田温泉(霧島いわさきホテル)へ。林田温泉は霧島の山懐の一大温泉旅館だ。僕はなぜか巨大な温泉旅館が好きで今夜も僕のリクエストでこのホテルになった。その名も硫黄谷という硫化硫黄のにおいのする谷間をとおり,山奥のホテル着。大きな露天風呂の温泉で一日の疲れを癒す。

部屋から眺め(鹿児島市内から桜島が一望なのだが,朝もやの中)
23日(日)は早いもので,もう帰る日だ。しかも特典でとれた便は12:20便と早いので,ゆっくり観光もしていられないのだが,パワースポット好きのかみさんは霧島神宮に行きたいと言う。レンタカーを借りればどうということもない行程だが,1日に幾便もない田舎バスにしては奇跡的なくらいよい接続が見つかった。これから飛行機に乗ろうというのに8分の乗り継ぎはかなり度胸がいるが,これを敢行することにした。切符はいわさきバスの「きりしまのったりおりたりマイプラン」なる1日乗車券1000円ナりだ。8:20ホテル前発のバスで霧島温泉の中心地のひとつ丸尾に行く。丸尾はバス路線のジャンクションでいわさきホテル,霧島神宮~国分,鹿児島空港の3方向のバスが集まるが,不案内な人の乗り間違いが多いのだろうか,時刻表にバス停のポール番号が振ってある。下の時刻表もそれに倣ったが,確かに分かりやすい。僕らは15分早いバスで先行し,その丸尾の周辺をサーベイした。先ずは後で乗ることになる②番ポールの場所を確認。バス停の近くには2,3台しかないがタクシー屋があることも分かり,乗り遅れても何とかなるめどがついた。これで安心して15分後の霧島神宮方面行きのバスに乗る。

霧島ではすっかりお世話になったいわさきバス(随分な高年式車だ。鹿児島市内で22日撮影)
霧島神宮は緑深い森の中にあり,今日は午前中のそこそこ早い時間ということもあって森閑とした静かな神領は天孫降臨の舞台に相応しい厳かな雰囲気だった。のりもの好きの僕でもこういう清々しい雰囲気は好きだが,最近のはやり言葉ではパワースポットいうのだろう。神社を詣でて,茶菓子などを食べ,帰りのバスまでの約1時間はちょうどよい時間だった。帰りのバスは8分の乗り継ぎだが,予想通り4分くらい遅れて来て,僕は気が気ではなかったが,朝からたっぷり歩いて食べてかみさんもジュニアもいい気でこっくりしている。バスは快調に走り,遅れもちょっと取り戻し,5分くらい前には乗り換えの丸尾にたどり着いた。

ANAのB777-200ER(JA745A。B787の遅延補償の1機で2013年から飛び始めた新しい機体だそうだ)

JACのDHC-8-400(JA842C。鹿児島はこんな飛行機がひっきりなしに飛んでくる)
あとは空港で買い物などしたりして帰るだけだ。空港では1時間20分くらいあるので,展望デッキに出て写真を撮る。鹿児島空港は県内の離島路線が多いので,規模の割には便数が多く,機種にさえこだわらなければ飽きることがない。帰りの624便はB777(トリプルセブン)だ。B777が飛び始めた当初はジャンボジェット全盛のときだったので,双発機はなにか頼りない感じもしたが,国内のエアラインからジャンボジェットが退役した今となっては,大きさ,居住性,安全性全てに優れたよい飛行機になった。天候もよく新品のB777での1時間半のフライトは快適で,2時前には羽田着。この鹿児島旅行はたった2泊,48時間弱だったが,短い分だけ中味が濃く有意義な旅行だった。2月の鹿児島はよい街で,この次は屋久島や種子島ともどもゆっくり訪ねてみたい。(2014.4.13記)
さて,2月21日18:00過ぎ羽田空港で家族と落ち合い,夕食になるものを仕入れ,ANA629便で一路鹿児島へ。機材は新鋭787だけど,もう新鮮ではなく,トラブルにならなければいいなという感じだ。そういえば,初期のANAのDoream Linerはトイレがウォシュレットだったけど,この便の機材(確かJA824A)は普通のトイレだった(と思われる)。鹿児島空港は霧島の登り口で何もないので,この日の宿は鹿児島の繁華街の天文館にとってあり,バスで市内に出る。このバスはとても新しいヒュンダイ・ユニバースの新車だった。ユニバースは韓国の現代自動車のバスで,最近少しずつ増えてきたが,乗客として乗るのは初めてだ。いろいろ見たり音を聞いたりしたが,乗客として見る限りおいては特段可も不可もなく,新しいから気持ちがよいくらいの評価だった。
家族旅行で市街地での宿は東横インが多いのだが,今回は最近売り出し中(?)のホテルレムズが会社の福利厚生メニューを使って3人で10,000円以下で取れたので,ホテルレムズ鹿児島天文館だ。通された部屋はたまたまだろうけど風呂場がガラス張りのうえ窓からは桜島が見える良い部屋で大当たりだった。飛行機にバスに心地よく揺られてぜん動を誘うのか,お腹がすいた。場所は繁華街のど真ん中,ホテルの周辺案内を頼りに鹿児島ラーメンの名店で夜食にする。多少みみっちい感じはしたが,ここでも大盛り1杯を家族3人で分けて食べて,夜食にはちょうどの分量だった。
翌22日(土)は市電市バスの一日乗車券を買って,夕方近くまで市内観光だ。鹿児島は幕末の雄藩の薩摩藩の城下町なので見所はたくさんある。どこから手をつけたらよいのか分からないので,とりあえず市電で鹿児島中央駅に行き情報収集だ。すると11:10に観光レトロ電車「かごでん」なる列車があるという。鹿児島中央から約70分で郡元から谷山のしっぽの部分を除く区間を一回りし,電車は市電100周年記念のレトロ電車101形だというので,一周してみることにした。交通局の目玉商品だけあってボランティアの案内役が2人も乗って市内の案内をしてくれ,初めての訪鹿の僕らにはよい観光になった。起きたのが遅いのでもう昼,昼食はホテルに帰って,宿泊者特典で1000円で蒸し料理食べ放題に舌鼓を打つ。蒸し料理とは,鹿児島の郷土料理のひとつで,小籠包やエビ餃子のような点心からさつま揚げ,カボチャやキャベツなどの野菜を竹籠で蒸して食べるものだ。

鹿児島の市営バス(南国らしい雰囲気だが塗装コストは安そう?)

鹿児島市電の最新の一般型モデル(鹿児島駅前。ユートラムIIというらしいがフランス・ストラスブール等で走るボンバルディアのユーロトラムの流れを引くヨーロッパ調)

鹿児島市電の観光レトロ電車(100周年記念車101号を使用)

蒸し料理(点心好きにはたまらないのだ)
午後はホテルのほど近くから歩き始めてサビエル公園を手始めに,西郷隆盛,天璋院篤姫などの銅像巡りで腹ごなしをする。南国の陽ざしの下1kmちょっとも歩いていると,昨晩遅寝のうえお腹も一杯のためジュニアが眠くてぐずりだす。小6にもなって全くしょうがない奴だが,仕方がないので鹿児島シティビューなる観光路線バスで一休みする。薩摩義士碑前から乗って,城山に登り,磯公園などを車上観光して約30分,ジュニアだけでなく家族みんなでお昼寝もできた。少々寄り道をしながら鹿児島中央駅に戻り,今日の宿の霧島高原林田温泉まで列車での移動だ。
多少早めに駅構内に入るとちょうどED76牽引の貨物列車が入ってきた。このブログによく来る方はご承知と思うが,僕は何よりも赤い電気機関車が好きだ。こんなところでED76にお目にかかれるとは幸いだ,たっぷり写真を撮って満足だ。乗る列車は16:23の「きりしま14号」で,この列車で隼人まで行く。鹿児島~隼人間を特急でなんて信じられない感じだが,この区間は特別に安い料金が設定されて300円なので遠慮なく特急を使う。鹿児島湾に沿ってきれいな海沿いの景色,ロングレールではないレールでカタンコトン心地よいきざみ音,30分で降りてしまうのは勿体ないようだ。

ED76(5次量産の59号機。乗務員室扉がステンレス化されている)

肥薩線の単行ディーゼル。キハ40-2000(表木山)

嘉例川駅(明治36(1903)年築との由~Wikipediaによる)
隼人からは肥薩線のローカル列車で嘉例川まで登る。九州新幹線ができたとき東京から鹿児島まで飛行機で飛び,鹿児島空港から表木山駅までタクシーに乗ったことがある。タクシーの運転手さんが嘉例川に行きましょうかと言ってくれたのに,敢えて表木山に行き,あまりの何もなさにびっくりしたものだ。その少し前から100年駅舎の嘉例川は有名になりつつあり,それを知らなかった僕は大変後悔したものだ。今日はそのリベンジで嘉例川の駅に行けるので楽しみなのだ。途中,表木山で交換の単行ディーゼルの写真を撮ったりしながら,夕方の嘉例川着。昔はどこにでもあったが,21世紀にはあまりない,趣のあるたたずまいだ。鹿児島空港から林田温泉に行くバスはちょうど通り道ということもあり嘉例川を通るのだが,現地に行ってびっくり,駅前には入らないのだ。嘉例川では乗り継ぎ時間20分をみて,ゆっくり駅舎を見学してと思っていたが,そんな時間はなくあたふたとバス停へ急ぐ。歩いて10分もかからないところではあったが,見知らぬところでのことなのでとても気をもんだ。
嘉例川からは昔の林田産業交通,今はいわさきバスネットワークのバスで林田温泉(霧島いわさきホテル)へ。林田温泉は霧島の山懐の一大温泉旅館だ。僕はなぜか巨大な温泉旅館が好きで今夜も僕のリクエストでこのホテルになった。その名も硫黄谷という硫化硫黄のにおいのする谷間をとおり,山奥のホテル着。大きな露天風呂の温泉で一日の疲れを癒す。

部屋から眺め(鹿児島市内から桜島が一望なのだが,朝もやの中)
23日(日)は早いもので,もう帰る日だ。しかも特典でとれた便は12:20便と早いので,ゆっくり観光もしていられないのだが,パワースポット好きのかみさんは霧島神宮に行きたいと言う。レンタカーを借りればどうということもない行程だが,1日に幾便もない田舎バスにしては奇跡的なくらいよい接続が見つかった。これから飛行機に乗ろうというのに8分の乗り継ぎはかなり度胸がいるが,これを敢行することにした。切符はいわさきバスの「きりしまのったりおりたりマイプラン」なる1日乗車券1000円ナりだ。8:20ホテル前発のバスで霧島温泉の中心地のひとつ丸尾に行く。丸尾はバス路線のジャンクションでいわさきホテル,霧島神宮~国分,鹿児島空港の3方向のバスが集まるが,不案内な人の乗り間違いが多いのだろうか,時刻表にバス停のポール番号が振ってある。下の時刻表もそれに倣ったが,確かに分かりやすい。僕らは15分早いバスで先行し,その丸尾の周辺をサーベイした。先ずは後で乗ることになる②番ポールの場所を確認。バス停の近くには2,3台しかないがタクシー屋があることも分かり,乗り遅れても何とかなるめどがついた。これで安心して15分後の霧島神宮方面行きのバスに乗る。

霧島ではすっかりお世話になったいわさきバス(随分な高年式車だ。鹿児島市内で22日撮影)
霧島神宮は緑深い森の中にあり,今日は午前中のそこそこ早い時間ということもあって森閑とした静かな神領は天孫降臨の舞台に相応しい厳かな雰囲気だった。のりもの好きの僕でもこういう清々しい雰囲気は好きだが,最近のはやり言葉ではパワースポットいうのだろう。神社を詣でて,茶菓子などを食べ,帰りのバスまでの約1時間はちょうどよい時間だった。帰りのバスは8分の乗り継ぎだが,予想通り4分くらい遅れて来て,僕は気が気ではなかったが,朝からたっぷり歩いて食べてかみさんもジュニアもいい気でこっくりしている。バスは快調に走り,遅れもちょっと取り戻し,5分くらい前には乗り換えの丸尾にたどり着いた。

ANAのB777-200ER(JA745A。B787の遅延補償の1機で2013年から飛び始めた新しい機体だそうだ)

JACのDHC-8-400(JA842C。鹿児島はこんな飛行機がひっきりなしに飛んでくる)
あとは空港で買い物などしたりして帰るだけだ。空港では1時間20分くらいあるので,展望デッキに出て写真を撮る。鹿児島空港は県内の離島路線が多いので,規模の割には便数が多く,機種にさえこだわらなければ飽きることがない。帰りの624便はB777(トリプルセブン)だ。B777が飛び始めた当初はジャンボジェット全盛のときだったので,双発機はなにか頼りない感じもしたが,国内のエアラインからジャンボジェットが退役した今となっては,大きさ,居住性,安全性全てに優れたよい飛行機になった。天候もよく新品のB777での1時間半のフライトは快適で,2時前には羽田着。この鹿児島旅行はたった2泊,48時間弱だったが,短い分だけ中味が濃く有意義な旅行だった。2月の鹿児島はよい街で,この次は屋久島や種子島ともどもゆっくり訪ねてみたい。(2014.4.13記)
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