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2015-04

東海道徒歩き(かちあるき)(1)日本橋~川崎宿

 僕は鉄道をはじめとした「のりもの」の他,旅行も好きです。旅行で使う足は列車が多いですが,バスに乗るとより手近に街並みを見ることができ,多少時間がかかっても,旅先でのバス旅行は楽しいものです。街並みを手近に見るには自転車もよいですが,究極の旅行が徒歩での旅行です。随分昔のことですが大垣夜行に乗っていたら,隣のおじさんおばさん4人連れのグループが東海道を歩き終えて,今度は中山道を歩いていて,あくる朝から関ヶ原を歩くと話していたのが印象的でした。ちょっと前の話になりますが,思い立って東海道を歩いてみたくなり,日本橋から京都を目指して,徒歩きを始めました。今回はその第1回として,日本橋から川崎宿までの様子をご報告したいと思います。

 2014年6月29日,かねてから挑戦してみたかった東海道徒歩きに挑戦することにし,お江戸東京日本橋を目指します。こういうアクティビティは早起きして朝早くから行動するのがよいのですが,この日は天気もイマイチでグズグズしていたら出発が9:30くらいになってしまいました。日本橋までは電車で上り,人影まばらな休日の都心を歩いて日本橋を目指します。

 日本橋は日本の国道網の起点を示す道路元標があったり,橋の装飾も立派だったり,いろいろ見るところがあります。また,街道歩きの趣味者のかたが何組もいて,記念写真を撮ったりしています。ただ,橋の真上に高速道路があって,昼でも薄暗いのは興ざめで,オリンピックを前にした建替え計画の推進が待たれるところです。

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五十三次のスタート・日本橋

 北-西側の橋のたもとには元標の広場なるスペースがあって,日本各地への距離を示した標石もあり,街道めぐりの夢をかきたてます。京都-503km,下関-1076km,鹿児島-1469km,青森-736km,札幌-1156km...まずは京都を目指しましょう。

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道路元標の複製(本物は橋の真ん中の中央分離帯にある由)と各地への里程標

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日本橋の街並み

 日本橋をしばらく見物し,ほぼ11:00,さっき歩いて来た南方向へ歩を進めます。寝具の西川,高島屋デパートなど日本橋の目抜き通りですが,早速,書店の丸善で道草です。というのも,こういうアクティビティに地図は必須で,今回は思い立って急に始めたので,その辺の準備が不足なのです。丸善ではさしあたって必要な「東京首部」,「東京南部」,「川崎」の2万5千,「横浜」の5万の4部の地形図をご購入です。その後は京橋,銀座と東京の目抜き通りを南に進みます。新橋を過ぎ景色はビジネス街になりますがルートは国道15号線(第一京浜)をまっすぐです。田町を越え札の辻を越えてしばらく行くと高輪大木戸です。ここは江戸の町の南のはずれ,中世ヨーロッパならさしずめ城門といったところですが,石積みが残っていて街道の歴史を感じます。

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高輪大木戸

 さらに国道15号を南下すると京急の品川駅をかすめ,八ツつ山橋の鉄橋と踏切です。鉄道趣味者としてはここでまた何本か鉄ちゃんをして道草です。

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京急電車。八ツ山橋

 JR品川駅は品川区にない,京急北品川駅は品川駅より南にあるというのはよく聞く話ですが,八ツ山橋を渡ると東海道第1の宿場,品川宿です。ここからしばらくは国道15号線を離れ,旧街道を感じさせる商店街を歩きます。ここは旧東海道を売りにしている商店街で,案内板,案内所なども整備され,本当に街道を訪ねる人ならゆっくりしたいところです。こちらは普通に歩いて目に入るものには興味を示しますが,殊更,史跡めぐりというよりは先を急ぎます。ここらでお昼ご飯を食べることにします。商店街にはいろいろなお店があるのですが,今日はなぜかウナギが食べたい気がして,あまりよい趣味とも思えませんが,すきやでうな丼で腹ごしらえです。品川宿を出外れると,泪橋(なみだばし)とか小塚原の刑場跡のような罪人にまつわる旧跡が続き,大森海岸駅あたりでまた国道15号線に合流します。

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北品川周辺の街並みと品川宿本陣跡

 国道上を歩き京急蒲田を過ぎると鉄道模型ジオラマの専門店の「ダイオラマ」が道路右側にあります。一般人にはどうでもよいお店ですが,DDFのブランドで最近は量販店などでも扱っている,その道では有名なお店の工房兼ショップです。僕も知りませんでしたが,見つけてしまうとつい入りたくなり,お店を覗くと何か欲しくなりで,千数百円の無駄遣いをしてしまいました。

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ジオラマショップ「ダイオラマ」

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六郷橋。向うに京急電車が見えます。

 小遣いだけでなく時間も使ってしまったので,お店を出たら先を急ぎます。多摩川を渡る六郷は昔は江戸防衛の関所の役も果たす六郷の渡しがあったところで,増水すると旅人は足止めを食ったりして難儀したのでしょうが,今は立派な国道橋がかかっているので難なく渡れます。橋を渡るともう川崎宿の入り口です。川崎宿も旧街道沿いの商店街はそれを売りにしていて,幟を立てたり,案内所を整備したりしています。しかし,川崎は繁華街が徐々にJR駅のほうに広がっていって,このあたりは若干寂れた感があります。まだ4時前ですが,天気が悪く雨が降りそうなので,今日はここまでとします。

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川崎宿の様子(案内所前)

 京急川崎駅まで歩き電車に乗ると,急に土砂降りの雨が降ってきました。昔は,日本橋から歩き始めて,足弱で神奈川宿,健脚の人で戸塚宿が最初の宿泊地だったと聞きます。スタートが遅かったにせよ,川崎までしか辿り着けなかったのは,若干ヤワな気もします。次はちゃんと早起きしようと思いました。(2015.2.8記)
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Bトレインショーティー--飾りケースとくまモンDC

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 ダイヤ改正の前後で新ダイヤの研究やあちこちに旅行が続いたのと,会社での異動があったりで,模型いじりをする暇がありませんでしたが,久しぶりにBトレインショーティー関係の話題をお届けします。とは言っても,時間のないなかなので写真のような簡単なものです。

 お彼岸のある日,和菓子屋さんをのぞいたら,イチゴ大福が個包装のケース入りで売っていました。これを見た瞬間,このケースにBトレを入れて飾りたい!と思ったのでした。車両のほうはこの2月に発売された,肥薩おれんじ鉄道のくまモンのラッピング車です。これだけのものですが,やりだしたら止まらなくなって,結果的には随分手間暇のかかったものになってしまいました。ざっと作り方をご紹介します。

 先ずは材料です。要は大したものは買ってないということです。
・ケース:イチゴ大福のいれもの(廃物利用)
・フレキシブルレールの切れ端(KATO製。ジャンク箱から)
・粘土(百均商品。以前のあまり)
・ポスターカラー(茶色,黒)
・ライケン(ごく少量。KATO製。以前のあまり)
・L版プリント用紙(1枚)
・はがき版ラベル用紙(1枚)
・砂
(道具として)
・だしあげ(百均商品)
・かすあげ(百均商品)

 先ず台座ですが,お菓子の入っていたプラ容器のままでは窪んでいるし,車両が安定しません。せめて線路は敷きたいところです。最近の鉄道模型店の店頭ではユニトラック,ファイントラックなどの完成線路が主流ですが,やっぱり基本はフレキシブルレールです。8cm位しか使わないので,家にあった何かのあまりのレールです。それでも何かさびしいので余っていた粘土で地面まで作ることにしました。ちょうど緑に着色済の粘土があったので,これを充填することにしました。作ってみると着色済粘土の緑ではどうも実感がわかないので,手許に余っていたポスターカラーでこげ茶に塗って地面らしくしてあります。

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粘土を充填,塗装後(横は使ったポスターカラー)

 やりだしたら止まらなくなり,線路にはバラスト,手前には線路際の雑草のようなライケンを置いてみました。このバラストですが実は結構手の込んだものです。高校生の頃のシーナリー技法で,砂場の砂をふるいにかけてバラストを作るというものがありました。必要なのは8cm分とごく少量なので,上のふるいを「だしあげ」,下のふるいを「かすあげ」として,砂場の砂を通したところ,概ね均一のサイズのバラストを作ることができました。だしあげとかすあげはどちらも百均で買える調理用具で,目の細かさでいろいろな名前の商品があります。料理の知識はないので,実物を見てこんなもんだろうというものを選びましたが,若干オーバースケールだったようです。この使い方ですが,粗いほうを上,細かいほうを下にして,2枚重ねて砂を通すと,その間の大きさの砂だけが下のふるいに残るという単純なものです。大きさの整った砂粒はビーカーのようないれものに入れて,水が澄むまでよく洗ったあと,天日で干してよく乾燥します。バラストなどKATOやTOMIXの商品が数百円で売っているので買った方がよほど早いのですが,この過程が模型いじりの楽しみです。

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砂をふるい分ける作業,水が澄むまで洗う

 バラストやライケンは水で薄めた木工用ボンド(白ボンド)をスポイトで垂らして固定します。肥薩おれんじ鉄道線なので架線柱があってもよいのですが,小さなスペースなのでゴチャゴチャ感を避けようと,それ以外のものは置いていません。また車両のほうも,白ボンドで線路に接着しています。あまりそういうことはしないのですが,今回はふたを開ける機会も少ないので,脱線するよりはマシとの考えです。後ろについている背景は適当な山の写真をプリントし,現物合わせで切り取ったものです。現物合わせといっても写真用ペーパーは硬くて曲げづらいので,普通紙で型紙を作って,それに合わせて写真を切りました。なお,実際の場所は晩秋の蓼科なので,肥薩おれんじ鉄道線とは関係ありません。

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バラスト,ライケンの固着,台の乾燥中

 くまモンのラッピングのディーゼルカーはこの2月にBトレインショーティーで製品化されたもの,肥薩おれんじ鉄道のHSOR100形です。くまモンは昨今のご当地ゆるキャラブームのはしりで,熊本に新幹線が開業した2011年頃にはいましたが,この手のキャラクターの中では気に入っています。最近のBトレインショーティーはネタ切れなのか,地方私鉄の稀少な車両まで製品化されるようになりました。到底自分では塗れないようなラッピングもきれいに印刷されているのが嬉しいです。その分値段も高くなって定価2,000円もしますが,このセットは2箱も買ってしまいました。

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ふたを閉める前の状態

 最後に銘版とでもいうか「肥薩おれんじ鉄道HSOR100形」と印字したシールを貼って出来上がりです。会社では仕事に関係ないものを机の上に置かないのは常識ですが,まあ1人1個までは制限内かなと勝手に決めて,会社の机上に飾っています。(2015.4.12記)

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