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2016-07

5月末のいつものアクティビティ--Y157イベント,京急ファミリ-鉄道フェスタ

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 (2016年)5月28日(土),29日(日)の週末,例年の2つのアクティビティに参加したので,簡単にご報告します。1つは横浜セントラルタウンフェスティバルのウォークラリーと記念列車,もう1つは京急の久里浜工場の公開イベント,京急ファミリー鉄道フェスタ2016です。この週末にはJRの大宮工場の公開もあり,のりもの趣味としてはこちらがメインイベントなのですが,今年は行っていません。

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山下公園風景

 先ず横浜セントラルタウンフェスティバルですが,みなとみらいや横浜駅周辺への賑わいの転移に悩む横浜の旧市街が横浜開港200年に向けて催す街興しと僕は見ています。フェスティバル自体は,ステージイベント,ジャズ~よさこいの音楽イベント,郷土料理フェアなどなど盛りだくさんなイベントが横浜の旧市街の馬車道,山下公園,中華街,元町界隈で催されるもので,ウォークラリーや記念列車の運転はその一部分です。事務局は開港200年に向けてと言っていますが,元々,開港150年をうけてのポストY150の催しです。Y151,Y152…Y157となってマンネリ感は否めません。他のイベントはおいて,ウォークラリーと記念列車についてだけ触れます。

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ウォークラリーの台紙(記念に持って帰れるのに裏面にアンケートがあるマヌケな設計)

 5月28日に参加したウォークラリーはイベント区域内(一部は多少離れた所にある)に置かれた12のスタンプポイントを巡るものです。今年は大桟橋などにもチェックポイントが置かれ,これまでより歩く範囲が広くなった感じです。目的を持って歩きまわるのが好きな僕は,Y151以来,気が向くと参加していますが,今年のコースは全部まわっても3時間弱と,1日で回るにはちょうどお手頃でした。

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大桟橋にはパシフィックビーナスがきていました

 このウォークラリーですが,ゴールすると抽選で協賛各社提供の賞品が当たるのですが,ろくなものが当たったためしがないので,あまり期待しないほうがよいようです。また今年は横浜駅東口の観光船乗り場のチェックポイントの担当者が15分遅刻して,スタンプ設置が間に合わないという凡ミスもありました。個人的な寝坊のようなミスか,事務局の段取りミスか原因は分かりませんが,お粗末と言わざるを得ません。反対に観光船乗り場の責任者と思しきかたですが,うちは場所を貸しているだけと言いながらも,待っている人の行列を整理したり,観光船の乗船券を買ってしまった人に対し無料の払戻しを案内したりと,プロの動きが光っていました。

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ウォークラリーの行跡

 記念列車のほうは,なぜかJR東日本が協賛で,毎年,使用車両,運行ルートがマニア向けになっています。今年は廃車まじかの仙台の485系を使い,横浜羽沢や高島の貨物線を通るものでした。僕は初年のY151のときは記念列車に乗りましたが,以降は専ら写真撮りです。

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Y157記念列車,石川町駅発車
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Y157記念列車に充当される仙台の485系。@石川町。追いかけですみません...

 翌5月29日は,これも例年行っている京急ファミリー鉄道フェスタです。今年で第16回になりますが,この手の車両基地公開イベントとしては老舗で,主催者側も手慣れたものです。見学する僕らも同様に手慣れたもので,毎年出し物が変わる電車の撮影会と物販をメインにさらりと見学です。

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会場入り口風景。部品販売の集合のため開場の30分前ですが結構な人出です

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今年はペッパーも来ていました(写真:ジュニア)

 撮影会は今年で3年目となる青,黄,赤の3色並びと,廃車の取り沙汰される2000形と最新の1800形の並びが出し物でした。ここ数年は天気が悪いことが多かったので,今日は好天に恵まれ,来訪者も楽しめたと思います。

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撮影会(右側ゾーン)。青,黄,赤の3色並び

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撮影会(左側ゾーン)。2000形と1000形1800番台

 物販のほうは例年のごとく銚子電鉄や西鉄など遠地からの出店があり,見るだけで楽しめます。僕の場合は無駄遣いはすまいと財布の紐をギュッと締めてかかり,今年の散財は受験生(中3)のジュニアのために銚子電鉄の合格祈願切符と帰りに使える京急の記念きっぷのみでした。

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この日の戦利品。合格祈願切符(銚子電鉄)と京急の記念きっぷ

 その他では,京急のホームページを飾る写真のコンテストと1日のタイムラインに則ったNゲージ模型の運転会が目新しいイベントでした。前者はジュニアが何点か応募しましたが,あえなく選外に終わりました。後者は見学も事前応募制になっていたので,見ることができませんでした。タイムラインに則った模型運転は東急など他の事業者のイベントでも見たことがあり,最近のトレンドになっているようです。

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バスは今年はエルガの新モデルがさっそく来ていました

 また,このイベントでは京急お仕事カードなるカードを集めるカードラリーが恒例になっています。今年で4年目くらいですが,今年もしっかり全種類集めてきました。原則,小学生以下の子供が対象ですが,恥ずかしいのさえ我慢すれば中学生でも大人でも集められるようです。

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京急お仕事カード。2016年版コンプリート

 ところで,京急は台湾鉄路管理局と提携していますが,台鉄のブースが僕には興味を引きました。高校の鉄道研究会の先輩が,台湾の鉄道はちょうど我々が客車列車を追いかけていた頃の日本の鉄道の雰囲気が残っていると激賞していたからです。いつの日かの台湾訪問を期して,鉄道線路図などをもらってきました。

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台湾鉄路管理局の展示パネル

 このイベントからの帰りは,会場から京急久里浜駅へお帰り電車が走るのですが,これが妙に待ち時間の多い乗り物です。きっぷを買うのと,列車に乗るのの2回列に並ばなければなりません。そんな機械があるのか分かりませんが,可搬式のPasmo端末を設置したら便利だろうと思います。僕らはこれを嫌ってイベントのシャトルバスで帰ってきました。このイベントの後は,神奈川では横須賀YYのりものフェスタがあるのですが,今年は受験生につきパスで,比較的外出の少ない梅雨どきを過ごしました。(2016.7.24記)

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獅子文六作「七時間半」を読みました

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 先日,昭和の作家の獅子文六さん作の「七時間半」(筑摩書房刊,2015年,文庫版364ページ)という本を読みました。奥付けによれば昭和35年に週刊新潮に連載された小説らしいのですが,2015年5月が文庫版の初版です。僕はこんな立派な方の書評を書くような身分ではないのですが,このブログに来訪のかたにお薦めなのでご紹介する次第です。
 先ずは,なぜこんな古い小説を読むことになったかです。我が家の愚息は中学3年の受験生にも拘らず読書家で,かみさんに何か面白そうな本を買ってきてと頼んだのが始まりです。かみさんの職場の近くのブックエクスプレスの店頭で「エキナカ書店大賞 第1位」で平積みになっていたのがこの本でした。本の帯には「電車で旅に出たくなりました!」と書いてあり,旅行好きにお薦めの本ということで買ってきたのです。
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 時代は昭和35年,東海道本線に151系の「こだま」が走り始めた頃で,東海道本線の在来線が一番輝いていたときでもあります。客車編成の「つばめ」や「はと」は一世代旧式でしたが,「特別急行」という種別の列車は東海道筋を除けば東北本線に「はつかり」があるだけの特別な列車でした。その特別な特急列車を走らせるには専務車掌をはじめ,今でいうアテンダント,食堂のコックやウェイトレスなど様々な人が関わっていました。解説によればラブコメディということになっていますが,舞台である列車の内外の描写が実によく描かれているのです。
 列車は「ちどり」,「ひばり」…と架空の愛称になっていますが,モデルは「つばめ」,「はと」とすぐ分かります。始まりは大阪ベースの食堂車クルーたちの出勤風景ですが,品川客車区から東京駅への回送に始まり,食堂車,庶民には縁遠い2等車での旅客や仕事の様子がとてもリアルに描かれています。現代の新幹線の窓の開かない旅行とは違い,鉄道旅行が最も楽しかった時代の最上級の鉄道旅行の物語でもあります。ストーリーは,大阪ベースの下世話な食堂車クルーと東京ベースのお嬢様系アテンダントの織りなす好いた惚れたをベースに,味のある登場人物がテンポよく道中を楽しませてくれます。また,安保とか全学連とかの言葉も出てきますが,そういう時代背景も今となっては現代史の1ページです。ストーリー自体も面白いのですが,雑誌の連載ということで締め切りに急かされたのか,最後は尻切れであっけない終わり方です。結末は読者にお任せしますというメッセージなのかもしれません。
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 昭和35年というと,実は僕も生まれる前ですが,鉄道旅行が本当に楽しかった時代を窺い知ることができます。青大将時代の「つばめ」,「はと」を味わってみたいかたに,是非お薦めの一冊です。なお,口絵写真と編成表はデアゴスティーニ編「鉄道データファイル」の「優等列車の系統」3-062「つばめ」(2004年)から編集・転載したもので,イメージです。(2016.7.17記)

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