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2016-09

2016年夏のアクティビティ2--家族で京都に行ってきました-その1

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 2016年,今年の夏休み,わが家は遠出はしないことにしていましたが,全くどこにも行かないのも寂しいので,家族で1泊2日の京都旅行に行ってきました。この春にオープンした京都鉄道博物館を中心に,強いて言うなら受験生向けの旅程です。最近のこのサイトの旅行記はパッケージ利用の勧めの観もありますが,この旅行のご報告をしたいと思います。

 今回もパッケージ利用で,使ったのは日本旅行の「JR限定列車で行く!京都」という商品です。100円単位でギリギリと価格比較をした訳ではありませんが,オプションがとてもわが家のニーズに合っていたからの採用でした。値段は,新横浜~京都の新幹線のぞみ指定席往復+京都のホテル1泊(三井ガーデンホテル京都三条)+早期申込み特典の市バス一日乗車券(500円)にオプションの京都鉄道博物館入館券500円をつけて,25,600円/人(3人1室)でした。新幹線の正規運賃・料金だけで26,500円なので,ホテル1泊タダでつけてもまだ安い勘定になります。

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パッケージのパンフレット。拡大はこちら

 この商品は値段はそこそこ安いと思いますが,使える列車と乗遅れポリシーが厳しいのが難点です。往路は新横浜発基準で6:00~7:22と10:06~11:32,復路は京都発基準で14:05~16:26と20:02~21:25しか使えません。また,月曜の下り早朝便と金曜の上り20:00以降便も使えないので,要はふつうの人の利用しやすい時間帯の列車は使えないということです。また,乗遅れポリシーは一番厳しいタイプで,指定の列車以外は全く変更がききません。乗遅れたらきっぷはただの紙切れなので,時間に余裕を持って行動する必要があります。

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このパッケージの契約乗車票。乗車変更に関する注記に注意

 決め手となったオプションですが,京都鉄道博物館の入館券1,200円がワンコイン500円で追加できるものですが,とくに混雑の予想される日に限りアーリーインの特典がついていました。具体的には8/1,2,4~9,18~23に限り,通常の開館時間より1時間早く,9時から入館できるというものです。このような特典がいつまで続くか分かりませんが,遠方から見学する人にはお薦めです。もう一つは,大徳寺聚光院(じゅこういん)という塔頭の創建450年記念特別公開の入場整理券が組込まれていました。こちらは通常料金2,000円のところ,満員もしくは辞退の場合1,500円が返金される設定でした。三つ目のオプションは上述の市バスの一日乗車券で,21日前までの予約で,1人1枚ついてきました。パッケージ旅行も差別化が難しい商品なので,旅行会社もいろいろ考えているのでしょう。また,京都鉄道博物館の入館券やアーリーイン特典はJR西日本グループの日本旅行の独自商品という訳ではなく,JTBやKNTなど他社でも似たような商品があるようでした。

 さて,この旅行の出発は8月5日(金)です。僕の勤める会社はこの週まるまるお休みなので,金土では短いのですが,前述のように遠出はしない年なので,せいぜい有意義に楽しむことにします。朝の有効時間帯が使えないパッケージなので,出発は利用可能時間帯で最早の新横浜10:06発の「のぞみ315号」です。この列車で行っても京都着は12:05で昼前です。さて京都ですが,2日目のアクティビティは比較的すんなり決まったのですが,1日目はなかなか決まらず,新幹線の中で検討する始末です。ジュニアはなぜか奈良に行きたいと主張するのですが,そもそも1.5日しか京都に滞在しないのに,わざわざ市外に行くことはないと説得し,結局,奈良方面の京都府内ということで宇治,伏見に行くことにしました。

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奈良線の電車。まだ103系が多数活躍しています

 京都に着いたら,先ず日本旅行の窓口に行き,市バスの一日乗車券を引換えます。パッケージでは,一日乗車券の本券は渡されず,現地の窓口でバウチャーと交換で本券をもらうことは多いですが,この辺のひと手間かかるところがパッケージを敬遠する由来とも思えます。ともかく14分の間に窓口を探して券を引換え,また新幹線ホーム下に戻って,奈良線の電車に飛び乗りました。何とも慌ただしい京都滞在スタートです。奈良線の631Mは東京圏では見なくなって久しいウグイス色の103系で,中学生のジュニアにとっては嬉しい乗車体験のようでした。

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平等院鳳凰堂-左側の正面からだと端正な左右対称の姿です

 宇治では,いつも十円玉で目にしている鳳凰堂のある平等院を訪ねます。天気も良く真夏の陽ざしの中を15分ほど歩くと着きますが,思ったより小さい,というのが印象でした。一とおりのコースを見学の後,お腹も空いてきたので,遅い昼食にします。宇治の駅近くに戻って,元々製茶工場だったという古風な店で茶そばを食べます。平等院への行きがけに待ちリストに記入し,見学時間も含め約2時間も待ったので,それは美味しくいただけました。

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中村藤吉本店の構えと名物の茶そばのセット

 宇治を後に京都の中心に戻りますが,まだ陽もあるので,ちょっと伏見で途中下車,伏見のお稲荷さんを訪ねます。その名も稲荷の駅で降りれば,目の前が伏見稲荷です。ここは全国のお稲荷さんの総本社で,正月の初詣シーズンは関西圏で1位,全国でも5位の人出の人気スポットです。また,海外からの旅行者の人気も高く,門前町も含めて,外国人向けの看板が多いのが目につきました。また,本堂のあるあたりは序の口で,裏にそびえる稲荷山全体が神域で,千本鳥居などの名所もあり,ひと山を巡るとそれなりの時間もかかります。僕らは事前勉強なしに,神社の裏山程度のつもりで登り始めましたが,簡単にはひと廻りできそうになく,夕方になったので途中で引返すことになりました。

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伏見稲荷大社

 伏見からは一日乗車券もあるので,バスで京都の中心部へ戻り,三条のホテルに投宿します。今夜のホテルは三井ガーデンホテル京都三条ですが,このホテルは大風呂があるのが選択のポイントでした。たった1晩の旅行なので温泉にゆっくり浸かりたいところですが,京都ではそうもゆかず,せめてもの大風呂でした。また,通常のホテルの風呂では家族3人が使うとシークエンス処理になり,湯を張り替えたりしようものなら1時間半仕事ですが,大風呂なら同時に3人入れるので時間が3分の1にできるのもメリットです。

 翌6日(土)は朝から,この4月末に開館した京都鉄道博物館を見学します。鉄道博物館については「その2」で別スレッドを起こしたので,こちらをご覧ください。

 鉄道博物館から京都駅に戻り,次はバスで鈴虫寺を訪ねます。ここは妙徳山華厳寺という臨済宗のお寺ですが,一年中,鈴虫を飼っていることから鈴虫寺と呼ばれ,願い事が何でも一つだけ叶うということで,とくに女性に人気があるそうです。また,500円の拝観料を納めてお茶とお菓子をいただきながら聞くご住職の講話が楽しく,かみさんがリピーターになっているのです。ジュニアが受験生ということもあり,願いが叶う黄色いお守りを買って帰りました。

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鈴虫寺の門前風景--京都の西のはずれにあるので,ここからの景色もよい

 次はパッケージのおまけの大徳寺聚光院の特別公開の見学です。パッケージのバウチャーは14:20の時間指定でしたが,時間が押してしまい,大徳寺着が15:00頃でした。遅刻のお詫びをし,特にゴネることもなく,15:20,15:40,16:00の回に1人ずつ入れてもらい,国宝の狩野松栄・永徳父子の襖絵(障壁画というらしい)を見学します。大徳寺も臨済宗の大本山でたくさんの塔頭からなり,その一つである聚光院は侘茶の祖の千利休の菩提寺で,侘茶の聖地だそうです。また,その48枚の襖絵が日本画の最高峰とも言われるもので,国宝になっています。とくに古い日本画に興味がある訳ではありませんが,普段は京都国立博物館で展示されている襖絵が元々あった場所に戻されての特別公開です。襖絵を構成する題材の一つ一つが部屋の配置を前提に考案されているので,現地で部屋にしつらえてこそ本当の画趣が鑑賞できるというのが説明員のかたの説でした。

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大徳寺聚光院の入り口風景

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国宝の襖絵。撮影禁止なので京都駅の新幹線ホームのポスターから。この夏~秋の京都観光の目玉らしい

 昨晩の風呂の逆で,今日は絵画鑑賞がシークエンス処理になってしまい,大徳寺の周辺で時間つぶしをします。この2日間,京都の市営バスには随分お世話になったので,通りに出てバスの写真を撮ってみます。なかなか思ったような写真は撮れませんでしたが,セーフティーウィンドウつきの西工ボデーの車の写真1枚を下にあげておきます。東京では西工ボデーは大抵日産ディーゼルのシャーシですが,ここではいすゞや三菱でも西工ボデーの車があるようです。また,大徳寺あたりまで来ると外国人の観光客も減って,静かな門前町の風情です。暑くて喉が渇くのでふらりと寄った昆布屋さんは,昆布の専門店で,北海道の4種の昆布をそれぞれのブランドで売っていました。北海道好きの僕はなぜか気に入り,店の女将としゃべりながら,試食に塩昆布をたっぷりいただいてきました。

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京都市営バス。調べるとこの車はいすゞ-西工の組合せらしい

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一休こんぶの松田老舗のショウウィンドウ

 16:30前,ちょっと厳かな気分になって聚光院を出ると外は夕立ですが,大徳寺前のバス停で家族で集合です。まだ新幹線にはちょっと早いので,どこに行こうか思案すると,学問の神様の北野天満宮がほぼ通り道にありました。夕方になり人影もまばらになった天満宮に参り,またまた学業成就を祈念します。三条のホテルに寄って荷物をピックアップし,バスでは時間がもったいないので,地下鉄で京都駅に向かいます。ここで旨い京料理でもといいたいところですが,駅直結のデパ地下でたくさんの食料,お酒と肴を買込み,20:05の「のぞみ254号」で帰浜です。

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北野天満宮-夕立の後で人影もまばら

 1泊2日のかなり慌ただしい旅行でしたが,お目当ての京都鉄道博物館を見学し,5か所の寺社を巡ることができました。最初にも書いたように受験生向けの観光である以外は何の脈絡もないコースですが,こんな旅行もあるもんかと参考になればよいと思います。(2016.9.22記)
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20世紀の鉄道写真(6)--1979年(昭和54年)の写真その3

 20世紀の写真その6は1979年-僕が高校3年生のとき-の後半の写真をアップします。

 首都圏では遅くまで旧型国電の走っていた横浜線も新性能化されることになり,あわてて旧型国電の写真を撮りに出掛けました。9/30に旧型国電のさよなら運転が行われたそうなので(Wikipedia/横浜線の項),その少し前と思われます。

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1.クハ103ATC準備車を先頭に。中間車は非冷房の在来車のため冷房は使えません 1979.9 場所不詳

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2.クモハ73を先頭に。窓全開でハコ乗りの少年も見えます 1979.9 場所不詳

 高等学校の修学旅行で北海道に行きました。夜,上野駅に集合して往路は「ゆうづる」,復路は空路で,飛行機はDC-8,千歳空港で空に舞い上がると客席の僕らは拍手をしていたような時代でした。僕は札幌でのグループ行動の時間に親しい友人と抜け出して,小樽--といっても小樽築港機関区--に行ってきました。

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3.張碓駅。防波堤の幅がちょっと広くなったかなと思うと張碓駅のホームでした 1979.9頃

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4.ED76+雑型客車の普通列車がふつうに走っていました 1979.9頃 浅里

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5.機関車はDD51になっていましたが小樽築港機関区は大きなラウンドハウスを現役で使っていました 1979.9頃

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6.北海道専用SG付きの交流機ED76-500。日本海の潮風にあたるせいか傷みがひどいです 1979.9頃 小樽築港機関区

 この年の冬休みは,年末の片付けの手伝いを済ませた後,1人で南東北に旅行に行きました。この年以降は1人で迎える新年が暫く続きました。

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7.急行「ばんだい」。南東北も夜行列車の宝庫でこの他「まつしま」,「あづま」も走っていました 1979.12.31 喜多方?

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8.日中線の客車列車。後ろの客車は狭窓が並んだスハ32系 1979.12.31 熱塩

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9.蒲原鉄道の電車。当時としても相当,時代がかった電車でした 1979.12.31 大蒲原

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10.仙山線の急行「仙山」。今の快速よりだいぶ遅いけど仙台~山形間75分は俊足に思えました 1980.1.1 熊ヶ根橋梁

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11.仙山線の客車列車。駅撮りですが惚れ惚れするような列車です 1980.1.1 作並?

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12.この旅行のときの周遊券。こんなに楽しめて8,300円でした

(2016.9.11記)

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