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2019-11

Weblog 2019年11月16日--都営フェスタ2019とJR田町~品川線路切替え

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 (2019年)11月16日(土)は「都営フェスタ2019 in 浅草線」のイベントが馬込車両検修場で開催されましたが,それを軸にとても忙しい土曜日でした。

 朝は土曜日も学校のあるジュニアを近くの駅にお送り,6:30に車でひとっ走りです。
 この日はジュニアの高校の学芸発表会,元々は予定になかったのですが,今年はジュニアも3年生で僕が学校に行く機会もこれが最後かもしれません。多少,時間に余裕があったので,磯子くんだりから東京練馬区の西武沿線までお出掛けです。きっぷはいつもの京急の東京1DAYきっぷです。都営交通をなるべく使いたいので,大門から中井まで大江戸線経由で時間をかけての移動の予定です。

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上大岡からは今日も859H成田空港ゆき。最近,休日のお出掛けではこの列車によくあたります 2019.11.16(以下特記あるもの以外全て同じ)

 この日は高輪ゲートウェイ駅の開業に向け,JR京浜東北線と山手線の線路をかつて田町電車区があったあたりに移設する線路の切替工事でが行われています。今日の東京は雲ひとつない快晴で,線路切替え工事の関係者の皆さんはほっと安堵だったのでないでしょうか。品川から泉岳寺へ下りてゆく区間の車窓ではJRの工事もたけなわです。あまりよく見えるので写真を撮りたくなって,泉岳寺から品川まで戻って,15分道草を食ってしまいました。

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京浜東北線と山手線の線路切替工事の様子。何か月も前から計画した1大イベントだ

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京浜東北線と山手線の線路切替工事の様子。この辺りは既に新線に切替わっている

 午前中は学校行事で時間を費やした後,正午には上石神井駅を出て,西馬込に向かいます。時間を節約したいので,高田馬場~五反田間は大人しく山手線利用です。今日は大崎で折返し運転なので運転本数が少ないのか妙に混んでいて,隣りの線路では埼京線電車がいつもより頻繁に走っています。13:00過ぎ,馬込検修場のイベント会場着,ここでのイベントは何度も来ているので,ポイントだけ絞って回ります。

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「都営フェスタ2019 in 浅草線」の場内案内

 用事の1は列車ダイヤグラムの掘り出し物があれば買って来てというジュニアからの依頼で,グッズ販売,部品販売を一わたり眺めます。念のため売り場のかたに訊くと今年は古ダイヤの商品はなかった由,ちょっと安心です。その後は出し物が毎年変わる車両撮影会です。

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一般車両撮影会の会場(全体)

 ここの撮影会は会場が手狭なこともあり,親子撮影会と一般撮影会の2か所が設営されます。一般のほうは時間制限付の入替え制で,イベントのかなり早い時間に予定数に達してしまいます。この時間の入場では一般の撮影会への参加は到底無理なので,会場脇の通路からおこぼれ頂戴です。僕は「乗り鉄」系の人間なので写真に完璧は求めず,こんなものでも十分満足です。

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一般車両撮影会の会場(右側・都営車両)

 5300形は14番までと15番以降でスカートの形が違う(初期車は短い)のですが,今年は5314F(右)と5315F(左)が並んでいます。少し前にアップした都バスのイベントの時もそうですが,東京都交通局のイベントご担当の細かい気配りが嬉しいです。

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一般車両撮影会の会場(左側・浅草線の車両)

 招待車両は今年は京急は2つ扉の2100形,京成は110年記念ヘッドマーク付きの3042Fです。京成は3100形を出すかと思っていましたが,ここは残念でした。本来主役であるべき5500形にトラ塗りの支索がかぶってしまいましたが,正式な撮影場所から撮っていないので悪しからずです。

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こちらは親子撮影会の会場。これも会場の脇からおこぼれ頂戴

 会場の出口の脇にはプラレールの大レイアウトがあり子供たちが集まっています。僕は大人になってからジュニアと一緒にプラレールを随分楽しみました。プラレールは鉄道おもちゃの定番ですが50年経っても変わらないアーキテクチャーは素晴らしく,ますますの発展を期しています。会場の外,一般撮影会会場の後ろには最近できた歩道橋があり,ここへも行ってみます。多少,俯瞰気味でも撮影会場並みの写真を期しましたが,ちょうど架線柱があって今一つ絵になりませんでした。

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プラレールの大レイアウト

 滞在時間1時間弱で会場を後にし,遅い昼ご飯を摂って,午後のアクティビティ2に向かいます。これは五反田駅近くのスポーツクラブに行き,マシンジムとプールでひと汗です。その後は夕方6時から会社のOB,先輩がたと東京駅近くで飲み会です。五反田から東京駅の移動も時間がなくなってしまったのでJR利用です。五反田駅に行けば山手線は折返し運転を終え,環状運転に復しています。来た列車は9606G列車,9000番台がやはり今日は特別なダイヤであることを表します。

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何日か前に撮った昼間の高輪ゲートウェイ駅の工事現場 2019.11.9

 品川からは線路が開通して1時間半しかたっていない区間,ここは前面カブリツキです。ところが考えることは誰も同じで,列車先頭部はビデオを撮る少年,たった1枚のガラスを占拠するマニアなどでごった返しています。おまけに添乗の乗務員のかたもいて,カブリツキでの収穫はありませんでした。せっかくなので何日か前に撮った新駅の建設現場をつけておきます。

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京浜東北線8720A @田町

 山手線は運転本数がまだ少ないようで混んでいるので,田町からは始発の京浜東北線に乗換えです。こちらも8000番台の列車番号の臨時列車で,今日は終日,田町折返し運転が続きます。18時前,東京駅に着き,その後は単なる飲み会なので省略です。帰りは宝町から都営地下鉄ですが,来た列車は2058H,編成は608Fです。608F?これって朝乗って来たのと同じじゃない...?酔ってはいてもそういう所ははずしません。西馬込のイベントもJRの線路切替えもちょっとかじっただけでしたが,1日中アクティビティ豊富で成果多い1日でした。(2019.11.17記)
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2019年夏のアクティビティ2/夏休みの平日に房総半島1周と八高線の140円旅行

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千葉地区はどこに行っても209系が幅を利かせる @青堀 2019.7.31(以下全て同じ)

 たまたまですがこの3回バスの話題が続いたので,今日は鉄分100%の話題でお送りします。タイムリーにアップしたい記事を優先したので季節感がずれてしまいましたが,夏休みに行った房総半島1周と八高線の140円旅行をお届けします。前回も書きましたが,今年の夏休みは東北旅行でお金を使い過ぎ,一方,会社の夏休みは9連休とお金をかけずに夏休みを過ごすのに腐心しました。こういう時に一番なのが140円旅行--東京近郊区間大回り乗車--です。東京近郊区間大回り乗車とは,JRの大都市近郊区間における選択乗車の規定(旅客営業規則157条2)を最大限活用した「乗り鉄」で,詳細はこちらの記事を参照ください。

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140円旅行で行ける非電化区間の八高線 @明覚

 さて140円旅行といってもどこに行くかです。今年の正月にも八高線と房総の140円旅行は行っていますが,陽の短い季節だったので房総の海は殆ど見ることができませんでした。同じ所で面白くないきらいはありますが,今回は概ねその逆ルートをたどることにしました。また,前回はルール上怪しげな「の」の字乗車でしたが,今回は時間に余裕があったので相模線を回り,本当に1周乗車のルートとしました。僕の場合はスタートが根岸線の磯子駅なので,磯子~新杉田往復の280円でもよいのですが,帰りに新杉田で列車を捨てるのを避けるのと,話のタネに磯子発桜木町,戸塚,本郷台経由磯子ゆきのきっぷ640円ナリを用意しました。僕は大都市近郊区間大回り乗車のことを140円旅行と言いますが,実際のところは140円のきっぷである必要はありません。

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この日のきっぷ。風景入りの大きなハンコは根岸線各駅の特製使用済印

 この日の行程ですが,房総半島1週と八高線を昼間に乗ることを考えると高崎15:50の236Dまでに房総を1周して高崎(倉賀野)に着かねばなりません。房総各線の昼前の列車の接続が悪いこともあって,両毛線利用などは夢のまた夢でです。蘇我7:04の内房線に乗っても千葉に戻ってくるのが12:31で,房総と八高線を繋ぐ移動が結構きつい行程です。ポイントを絞った140円旅行の割に早起きになってしまいました。

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この日の行程表

 前置きが長くなりましたが,実際に旅行したのは(2019年)7月31日水曜日です。出発は自宅最寄りの磯子駅を4:59の450B大宮ゆきです。この列車は大船からの根岸線の1番列車で,夏休み期間中の平日の早朝ですが,不思議と横浜までのほうが混んでいました。東海道線や横須賀線に乗っても東京着はほとんど変わらないので,このまま東京駅まで上ります。

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1.根岸線~京浜東北線450B 磯子~東京 38.3km
(今日も乗った列車は全て写真を撮っていて,1.2.3.…は乗車順です)

 5:53,時刻表どおり東京駅着。長い通路を通り京葉地下ホームに行って,6:10の637Y蘇我ゆきに乗換えます。この列車の舞浜着は6:30前,さすがにディズニーランドに向かうお客さんも少なく余裕で着席できます。ところで京葉線の時刻表ですが,少し前からJTB版では全列車掲載ではなくなり,不便になりました。

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2.京葉線637Y 東京~蘇我 43.0km 累計 81.3km(蘇我到着後に撮影)

 葛西臨海公園,ディズニーランド,京葉工業地帯の工場や倉庫,幕張メッセなどの見慣れた景色を眺め,千葉港が見えれば終点蘇我です。

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朝のディズニーランド風景。今日も良い天気になりそうだ

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千葉港,その奥には製鉄所や発電所が立ち並ぶ

 蘇我では6分の接続で内房線129Mに乗換えです。既に朝の通勤ラッシュが始まっていますが,ぎゅう詰めではないので暫くの間我慢です。木更津,君津を過ぎても結構混んでいて,7:51着の青堀まで来てやっと工場群への通勤客がいなくなった感じです。ちなみに木更津,君津,青堀はそれぞれ木更津,君津,富津と別の市で,工場からの税収も豊かなのでしょう。

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港の景色も漁港の雰囲気になる @上総湊あたり

 君津を過ぎると線路は単線になり,ローカル線の旅行の雰囲気になります。千葉支社管内のローカル電車は全て京浜東北線のおさがりの209系ですが,クハはクロスシートに改造されていて快適です。

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今日の浦賀水道

 東京湾大観音の観音様が見えなくなると,線路は海に沿い始めます。浦賀水道では今日は大きな自動車運搬船のような船が航行していて,その向こうには横須賀の火力発電所が見えます。天気が良いとこの辺りから遠く富士山を望むこともできます。

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岩井あたりで。山が迫ってくるとふつうの里山風景が展開される

 房総半島も先の方になると山がせり出してくればトンネルで抜け,山が引っ込むと開けた土地に畑がありと,日本のふつうの里山風景が続きます。列車は8:46,時刻表どおり館山に着きます。館山駅は南欧風の瀟洒なとんがり屋根の駅舎で,ここまで来ると随分と旅行をした気になります。

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3.内房線129M 蘇我~館山 85.9㎞ 累計 167.2㎞(左)
4.内房線3129M 館山~安房鴨川 33.5km 累計 200.7km(右)

 この先,安房鴨川までも内房線ですが列車は切れていて,14分の接続で3129M安房鴨川ゆきに乗換えます。館山を出て2駅の千倉までが房総半島の先端を横切る山越え区間で,千倉からは外房の海を見る景色になります。東京湾の穏やかな海と太平洋の大海原の両方を楽しんで640円では申し訳ないような車窓です。

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江見では上りの3124Mと交換。ホームのチューリップ(?)がきれい

 43分の乗車で安房鴨川着,ここでの接続はよく4分で256M千葉ゆきに乗換えです。安房鴨川は内房線と外房線の接続する駅ですが,運転上は切れていて直通列車はありません。最近の電車には向きがあるので,直通して蘇我に戻ったら逆向きになってしまうのです(1972年までは大網でスイッチバックをしていたので,1周しても向きは変わらなかった)。乗務員の運用なども切れているので,われわれ素人が考える以上に直通は難しいのでしょう。

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5.外房線256M 安房鴨川~大網 70.4km 累計 271.1㎞

 今日の256Mですが,乗務員の査察でもあるのでしょうか,乗務員室に4人もの社員が乗ってものものしい雰囲気です。こちらは平日の10:00前,のんびりしたひと時を空いた車内で過ごします。

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勝浦の手前で。なぜか外房の海はここの写真が多い

 外房線に入っても,山がせり出せばトンネルで抜けて,山が引っ込めば少しの平地が開けての景色が続きます。海もたっぷり見えますが,こちらの外房海岸は太平洋の荒々しい海岸です。湿度が高いせいか,海水浴場の向こうの海岸線には海霧が立ち込めています。

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勝浦の海水浴場。向こうの海岸線には海霧が

 海女の街,御宿を過ぎると線路は少し海岸線から遠ざかり,海は見えなくなります。地図では海岸線からいくらも離れていませんが,景色は田園風景になってきます。

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茂原では「わかしお10号」を退避

 上総一ノ宮からは両側とも田んぼの風景になり,茂原では後続の「わかしお10号」に道を譲ります。茂原を過ぎると近郊の住宅が増えてきて,11:23,大網に着きます。

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東金線からの田園風景。この向こうが九十九里海岸

 大網での接続はよく,ほぼ同時に反対側から下り電車が入ってきて,渡りを通ってそのまま東金線の1643Mになります。大網を出ると列車は高架を降りながら左に大きく曲がって旧大網駅跡の群線の保線基地をかすめ,九十九里海岸に沿って走ります。地図を見ると海岸から5kmくらい離れているので,砂浜や海を見ることはできません。

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6.東金線1643M 大網~成東 13.8km 累計 284.9km

 17分の乗車で11:43,成東に着きます。ここは駅舎寄りの切欠きの0番ホーム着で,簡易な車止めがローカルな雰囲気です。成東では3分の接続で総武線上りの348Mに乗換えです。本来,駅舎前の1番線が上り本線ですが,この時間は数少ない特急が来るので,階段を渡っての乗換えです。

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7.総武本線348M 成東~千葉 37.7km 累計 322.6km

 千葉ゆきの列車もガラガラで引き続きゆっくりした旅行を楽しみます。先頭のクハにいると中学生くらいの少年が乗ってきて,写真やビデオを撮って,やはり鉄道旅行のようです。自分の精神年齢はこの子くらいかと,若干,恥ずかしくなる瞬間です。総武本線は単線の割には列車頻度が高く,八街,佐倉などでは数分の停車があります。

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大きくカーブしつつターミナルの千葉駅着

 佐倉からは成田線と合流し,成田エクスプレスが頻繁に走る幹線を走ります。東千葉を出て大きく右にカーブすると終点千葉で,列車はしずしずと駅に入ってゆきます。ここ千葉駅は総武線方面の線路と房総(千葉~蘇我間は線路戸籍上は外房線)方面の線路が股裂き状態の変わったつくりの駅です。千葉駅は最近ようやく新装がなり駅ナカが充実しているので,昼食のパンや家への土産などの買い物を済ませます。

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8.総武緩行線1299B 千葉~津田沼 12.5km 累計 335.1km
9.総武緩行線1215B 津田沼~秋葉原 25.3km 累計 360.4km

 この先は最終的には高崎線に乗れればよいので武蔵野線経由や錦糸町まで快速利用などいろいろな経路がとれます。快速に乗ってもあまり時間短縮にはならないので,今日は普段乗らない黄色の緩行電車で秋葉原まで上る予定を組みました。ホームに行くと総武緩行線はホーム安全確認の影響で遅れている由で,1299Bという表示の電車が止まっています。1299B?臨時かな,なんかイヤな感じと思っていると,津田沼で抑止,そのうち隣りのホームに別の電車が来て,そちらが折返しで先発との案内です。元々,今日の行程ではここがボトルネックだったので,遅れは困ります。困ったなと思いつつ,先発の1215Bに乗換えます。そういえばこの2本はどちらもE231系500台,山手線のE235系も増えてきましたが,こちらも置換えが進んでいるようです。

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10.山手線1338G 秋葉原~上野 1.6㎞ 累計 362.0km
11.高崎線1870E 上野~倉賀野 97.2km 累計 459.2km

 総武線の1215Bはダイヤ上は7~8分の遅れで,13:34頃に秋葉原に着きます。手許の行程表では13:36の山手線に乗れれば予定どおり,乗遅れた場合は京浜東北線で赤羽に出れば,湘南新宿ラインから来た快速に乗って籠原で追いつくバックアップ乗継ぎになります。秋葉原では人混みの中を駆け込み山手線に乗れ,なんとか予定の行程をキープできました。そんな訳で,上の山手線の写真は撮れただけマシの品質ですが悪しからずです。

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鏑川の鉄橋を渡ると倉賀野

 上野からの1870Eは付属編成なしの10両編成で,結構混んでいます。そうは言ってもお腹もすいたので,千葉で買ったパンと上野で買ったコーヒーで昼食にします。高崎線も昼下がりの時間帯で全体としては穏やかな空気の流れる車内です。この1870Eは八高線236Dにちょうど接続する列車なので,他にも数組の140円旅行と思しき人が乗っています。この1870Eの後ろには湘南新宿ラインから来た2834Yが続行していますが,不思議なダイヤで,大宮を10分後に出るのに籠原で追いつかれてしまいます。

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旧小野信号場の北藤岡

 神保原を過ぎて神流川の鉄橋を渡ると群馬県,更に新町の先の鏑川の鉄橋を渡ると倉賀野です。この辺りからは天気がよければ浅間山も見えますが,今日は夏空でそれより手前の妙義荒船の山々までしか見えません。倉賀野では八高線に向かう140円旅行者幾人かと共に下車,八高線236Dを待ちます。やってきた気動車はキハ110系の2両編成ですが,下校時間帯とあって座れません。

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八高線の停車駅案内。2004年開業の高崎問屋町駅は未掲載

 八高線の気動車は倉賀野を出て暫くは高崎線の本線を上り,北藤岡駅の直前で3線となって下り本線を横切り,北藤岡駅に着きます。以前は小野信号場と呼ばれていたそうですが,1961年の北藤岡駅の開業時に信号場設備も含めて北藤岡駅となり,高崎線側はホームがない全列車通過の扱いになりました。北藤岡を出ると列車は関東平野の西のはずれを走りますが,意外と線形はよく,まっすぐな線路を飛ばします。藤岡は市だし,児玉も本庄市内で家も多く,降り乗りも多いです。寄居が近づくと右側に山が迫ってきて,寄居~折原間で荒川を渡ります。

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荒川の橋梁上から上信国境の山々を望む

 下校時間帯で車内が混んでいるので,最後部後ろ側のデッキ付近に避難します。本来はゆっくり座って気動車の旅を楽しみたいところですが,ここのキハ111/2は通路を挟んで2+1人掛けのボックスシートで座席定員が少なく,走り去る線路を眺める車窓で我慢です。明覚では下りの2267Dと交換,今日のとびら2枚目の写真が撮れました。寄居から高麗川の区間は秩父の山の麓を横切って進む感じで,山とカーブの連続で高原列車の趣です。1時間21分の乗車で17:15高麗川着,ここからは同じ八高線ですが電車に乗換えです。

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12.八高線236D 倉賀野~高麗川 60.9km 累計 520.1km(左)

 高麗川からは元りんかい線電車の209系3100番台の1773E列車に乗り,八王子を目指します。

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13.八高線1773E 高麗川~八王子 31.1km 累計 551.2km(右)

 高麗川の次の東飯能を出て箱根ヶ崎までは八高線最後の山の景色がきれいなところです。右手の車窓に重畳たる山並みが見えますが,地図で見ると秩父や前回の記事でアップした青梅の北の山のようです。

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東飯能~金子の車窓。秩父とその入り口の山々を望む

 18:04,時刻表どおり八王子着。ホームからふと見ると赤い真新しいディーゼル機関車が止まっています。JR貨物の新しい入換え用機関車のようで,去年12月の新製です。日本中で見られたDE10/11も世代交代のようです。

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JR貨物の新しいスイッチャーHD300。八王子で

 普段の140円旅行だと横浜線で帰るのですが,今日は完全周回ルートなので帰りは相模線経由です。相模線はラッシュ時のみ横浜線に乗り入れる列車があり,この1874Fも八王子始発で乗換えが1回減り助かります。

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14.横浜線~相模線1874F 八王子~茅ヶ崎 42.1km 累計 593.3km

 相模線の沿線に用事は少なく,昔から相模線に乗るのは140円旅行の時でした。昔はキハ20やキハ35の気動車でしたが,1991年3月に電化,205系500番台車が投入されて随分雰囲気が変わりました。夕方の時間に乗ると列車が増えて,ネットダイヤかと思うほど頻繁に交換します。下り列車の写真を撮りたいところですが,列車写真には光量不足で上手く撮れませんでした。西側には丹沢の山々がそびえ,夕焼けに染まっています。実際はほとんど夜で残照という感じなのですが,人間の目とデジタルカメラのセンサーの違いか,随分違って撮れます。

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丹沢の山に陽は落ちて。入谷で(?)

 19:36,ここも時刻表どおり茅ヶ崎着。東海道線ホームに行けば,乗る予定の1934Eは上野東京ライン以北が運休になって,東京ゆきとの案内です。大船で降りてしまうので,気にすることもありません。大船では3分の乗継ぎで少々慌ただしいですが,19:57の大宮ゆきに乗ります。大船からは今日の最終行程ですが,乗り慣れた横浜の丘陵地の団地のなかでとくに見るべきものもなくゆっくり過ごします。

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15.東海線1934E 茅ヶ崎~大船 12.1㎞ 累計 605.4km
16.根岸線1936A 大船~磯子 12.6km 累計 618.0km

 本来の140円旅行であれば新杉田で降りて次の列車を待たなければなりませんが,今日は奮発して(?)640円の環状きっぷなので,そのまま磯子まで行くことができます。磯子着は20:12,朝の出発と同じ1番ホームに15時間13分ぶりに戻ってきました。

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今日のGPS log。千葉・蘇我の間が狭く,くっついてしまいそうですが,何とか一筆書きルートです

 今日は朝は早かったですが,帰りはぼつぼつ,家の夕食にも間に合いそうな時間です。総武線で想定外のの乗継ぎがありましたが,その他は予定どおりの行程でした。総武線の2本を含めて乗った列車は16本,距離では618kmの大旅行ができました。東京近郊区間の最外縁を回ろうとすると,せっかくの景色のよい区間が夜になってしまうので,この位のほどほどのルートが身体にも優しく乗って楽しい140円旅行ではないかと思います。そんな訳で,僕の140円旅行は懲りることがありません。実は夏至の陽が長い時期に決行すべく決定版140円旅行ルートも検討済なのですが,今年の6月後半は雨の日が多く,用意した行程表は埃をかぶることになりました。次回はこの決行を期して,今日の140円旅行の報告を終わります。(2019.10.27記)

2019年夏のアクティビティ1/青梅の都バス乗り歩き

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 僕の勤める会社の夏休みは毎年9連休ですが,既報のとおり今年は7月に東北を旅行したので,鉄分補給は十分,お金もありません。さて長い夏休み何をするかで思い立ったのが,青梅を走る都バスの乗り歩きでした。一昨年の7月に埼玉県を走る都バスの写真を撮りに行きましたが,午後は別の事に使ってしまったので,再度行こうと思っていたのでした。旅程はあまりたてておらず,行き当たりばったりの乗り歩きです。

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東京1DAYきっぷ(B券)

 使ったきっぷは京急の「東京1DAYきっぷ」,わが家最寄りの屏風浦発で泉岳寺までの往復に都営交通の1日乗車券が付いて1,300円の設定です。都営交通の1日乗車券は都営地下鉄,都電,日暮里舎人ライナー,青梅地区も含む都営バスの全線がフリー乗車できて700円です。屏風浦~泉岳寺の片道運賃は430円なので,往復運賃の30%引き(602円)を足して端数調整をしているようです。同じようなきっぷを「東京探索きっぷ」というタイトルで京王も売っていますが,こちらは20%引きで,京急のほうがお得のようです。

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京急603C。「京急120×養老鉄道100」のヘッドマーク付 @上大岡 2019.7.29(以下,同じ)

 また,23区内のバスの車内で売っている都バスだけの1日乗車券は「23区内」と明示されていて500円です。東京1DAYや東京探索のようなきっぷで青梅地区のバスに乗れるのかはとくに明記されていません。以前,心配になって都営地下鉄の駅で確認したことがありますが,交通局が指定した路線(※)を除く全てなので,青梅地区も問題ない由です。運転手さんにも適切に教育されているようで,この日1日で1度もダメと言われるようなことはありませんでした。
※ かつての上野~浅草間の2階バス,深夜バス(こちらは深夜加算分を現金で追加すれば可)など

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中井~花小金井は西武線で繋ぐ @鷺ノ宮

 (2019年)7月29日(月),6:00前に家を出て,最寄りの屏風浦6:13の列車で出発です。緩急接続駅の上大岡で来た列車は6:18の特急・羽田空港ゆきです。すぐ2分後の6:20にも特急・青砥ゆきが雁行しているのですが,少しでも空いた羽田空港ゆきを選びます。京急蒲田に着くと,驚いたことに京急蒲田始発の特急・品川ゆきが待っていて,後続の青砥ゆきより早く品川に着きます。この辺の小刻みなダイヤ設定が京急がマニア受けする所以です。

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花小金井からは梅70系統青梅車庫ゆきで都バスの旅スタート @花小金井

 品川から泉岳寺,大門,都営大江戸線と乗継ぎ,中井に出ます。中井での乗換えは初めてですが,商店街がゴチャゴチャしていて分かり易いとは言えませんが,距離は近く,予定より早い西武線の列車に乗れます。丸い顔がかわいい30000系が来たので,そのまま座って30分ちょっと,8:16に花小金井に着きます。花小金井では長丁場に備え,トイレを済ませて,北口駅前広場に向かいます。

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この辺は西武の線路が稠密で踏切がたくさんある @小川

 花小金井からは待望の都バスの旅,先ずは8:27発の梅70系統青梅車庫ゆきです。花小金井~青梅車庫間29kmは現在,都バス最長路線ですが,2015年までは西武柳沢~青梅車庫間で,その昔は阿佐ヶ谷~青梅車庫間でした。高校生の頃,阿佐ヶ谷~青梅間を乗ったこともあるので,それに比べると少々物足りない感じがします。来たバスはP代の日産ディーゼル・西工製スペースランナーで,わが家のジュニアのお気に入りです。

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新青梅街道も東大和まで来ると緑が濃くなる @小川

 バスは概ね座席定員位のお客さんを乗せて出発,停留所ごとに少数の降りと乗りがあって,田舎のローカルバスとは違った雰囲気です。道は新青梅街道,片側1車線のふつうの道路,地図で見ればほぼまっすぐです。すぐ右手には村山貯水池/多摩湖があるはずで,貯水池下なる停留所もあるのですが,湖は見えません。

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青梅市内まで来ると奥多摩の山並みが随分近くになる

 ほぼ全線を通してこんな調子の車窓が続き,10:00過ぎ青梅市内に着きます。このバスは青梅駅を通り越して青梅車庫まで行くので,終点まで乗ります。車内に掲げられた運賃表を見れば180円~560円がぎっしりですが,よく見ると上り幅が10円から60円までまちまちです。始発からの券なしは560円,東京都交通局の取り分700円相当の1DAYきっぷでは申し訳ないようです。

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180円~560円が並ぶ運賃表示

 バスの旅でつらいのはトイレで,今日も花小金井駅で行っておきましたが,この先は駅に行くことも少ないです。青梅車庫まで来たついでにトイレも借りて,この先の行程に備えます。営業の窓口を覗くと参考用に1996(平成8)年,まだ杉並営業所傘下だった時の路線図が貼ってあり,興味深いです。

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営業所内に貼られた1996年の路線図(拡大はこちら

 車庫内を覗くと,朝のラッシュ時が終わったところで,奥多摩の山並みを背に緑のバスが並んでいます。次に乗るのは青梅車庫10:38の梅76甲,上成木ゆきです。旅程はあまりたてず,行き当たりばったりと書きましたが,このバスは1日5便しかないので,ここまでは時刻を調べてきました。

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青梅車庫(正しくは早稲田営業所青梅支所)の様子

 青梅の市街は意外と古い町並みが残るところもあり,タウンウォーキングも楽しそうです。道路上のバス停近くの酒屋には「此処に駅有りき」と書かれた碑があり,そんなものに触れるのもバスの旅の魅力です。

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中武馬車鉄道森下駅跡の碑と岡崎酒店,隣りは旧稲葉家住宅

 10:40頃,先ほど青梅車庫から裏宿町に回送で出て行ったL代のレインボーが上成木ゆきになって折返して来ます。外はかなり暑くなってきたので,エアコンの効いた車内は天国です。

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新吹上トンネルの入り口近くで

 柳川を過ぎると緑が濃くなり,バスは自由乗降になります。新吹上トンネルは結構長いトンネルで長さ604m,1993年の供用開始だそうです。

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青梅地区の都営バス路線図(拡大はこちら

 この梅76甲の運行経路は面白く,1日5便のうちの3便は行止りの北小曽木に寄ってから上成木に行きます。尤も,黒沢から先の盲腸路線巡り区間では,客は僕一人です。

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上成木折返し場で

 11:24,バスはほぼ時刻表どおり,上成木に着きます。ここは配布用の都バス路線図「みんくるガイド」に「都バス最高地点」の吹出しが付き,高水山登山口とも案内される停留所です。せっかくなので4分の折返し時間にバス停周辺を見分します。荒川の支流の入間川の支流にあたる成木川の沢がきれいな山間の小集落です。

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上成木折返し場近くの成木川。赤い幟の所にバスが見える

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上成木の時刻表

 11:28,折返しの梅76甲のバスで上成木を出発します。この成木川に沿った道は成木街道という名前もついていて,採土場があるため盛んにダンプカーが走っています。広くはない道路を大型車同士がすれ違うのは怖いくらいで,ダンプカーの中には丁寧に減速する車もあります。

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北小曽木からの松の木通りを走るダンプカー

 まだ,昼には早い時間ですが,坂下というバス停でバスを降ります。新吹上トンネルの出口のところにドライブインがあり,そば,うなぎの幟がたっているのを往きに見たので,お昼はここにします。車窓から見るのと,実際に行くのとではイメージが少々違い,ドライブインというよりは割烹ですが,場所柄昼間はランチ営業もやっています。

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新吹上トンネル出口,坂下の割烹「うらしま」

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坂下で。上成木往復でお世話になったL639。北小曽木から戻ってきたところ

 天ざるととろろのセットで腹ごしらえ後,次に乗るのは梅74乙・成木循環河辺駅ゆきです。この路線は都営バスが埼玉県内を走る越境路線で,その写真が撮りたくて2年前にも来たことがあります。今日のスレッドの冒頭の写真は実はその時のものです。坂下バス停は先ほど降りたバス停の反対向きですが,道を間違えてしまい,ダンプカーのじゃんじゃん通る暑い道路で大慌てです。幸いバスは数分遅れてやってきて,青梅の山間部らしい写真も撮ることができました。

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坂下で。こちらは成木街道を下る方向

 やってきたのはA607,エルガの最終年代の比較的新しいバスです。道路は成木川に沿って下流方向に進み,そのまま行けば飯能方面に抜けます。上畑,下畑と埼玉県内にある停留所を通過し,冒頭の写真の富岡1丁目からはまた都内に戻ります。

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直竹川を渡ると道路は埼玉県に入る

 岩井堂からは黒沢川に沿う小曽木街道を上って,環状ルートを一周し柳沢に出ます。このバスは東青梅に出た後,左に曲がって終点は河辺駅です。河辺駅は三角のとんがり屋根が瀟洒だったはずですが,ペデストリアンデッキが覆いかぶさりちょっと残念です。河辺からは市内北東寄りの塩船から吹上を通って,青梅車庫の先の裏宿町に行く梅77甲のバスに乗ります。

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三角のとんがり屋根が瀟洒な河辺駅

 河辺駅13:35の便は先ほど坂下から乗って来たバスがそのまま運用に就きます。大きな病院や塩船観音の入口などを通って,30分前にも通った東青梅に出ると踏切を渡ります。線路の南側の商店街を通って,再び青梅駅前ターミナルに入り,30分もかからず終点,裏宿町に着きます。

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裏宿町折返し場で。このA607には2区間でお世話になった

 浦宿町は,途中に多摩高校もあり通学利用が多そうですが,青梅中心部の街はずれといった感じです。とはいっても,青梅車庫からわざわざここへやってきて,折返しで各方面に行く便が多数あり,青梅市内のバスの「ターミナル(終点)」として機能しているようです。次は吉野に行くつもりですが,ここから吉野ゆきはないので,一旦,青梅駅に出ます。

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裏宿町折返し場。ここもトイレ完備。一般の人が使えるかは分からない

 青梅駅に着くと15:18の吉野ゆきがまだバス停に止まっていますが,無理はせず,1本後の15:35便にします。この間に青梅の駅前でのアクティビティをこなします。先ず青梅の駅舎ですが駅の規模に似合わず立派です。遡ると,青梅線は戦時中の1944年に国有化されましたが,それ以前は青梅電気鉄道という私鉄で,ここに本社を構えていました。1924(大正13)年築だそうなのでそろそろ100年,見るだけなら立派ですみますが,執務するうえでは不便なことも多そうです。

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JR青梅駅。青梅電気鉄道の本社ビルを受継ぐ

 青梅車庫のあたりでも書きましたが,青梅は昭和の昔が残る街で,市もそれを観光資源にしようとしているようです。また,青梅は漫画家の赤塚不二夫とゆかりがあるようで,駅の改札前では天才バカボンのパパがいきなり逆立ちで迎えてくれます。青梅線は最近,東京アドベンチャーラインの愛称で売り出し中なので,今度は列車で来たいと思います。

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ようこそ昭和の街青梅へのPRボード

 駅の見分が済んだら,家への土産を仕入れに駅前の「まちの駅青梅」なる土産物店に飛び込みます。道の駅はよくありますが「まちの駅」はあまり聞きません。青梅の地酒-澤乃井のワンカップ,山菜の天ぷらとお菓子などをお買い上げです。

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「まちの駅青梅」。とりあえずいろいろ揃っていました

 青梅駅から吉野への梅76丙は,平日は概ね6時から20時台まで1時間に3本は確保され,頻繁運転といってよい路線です。青梅駅を出ると万年橋を渡り,多摩川の南岸に出ます。この辺では多摩川の北岸には青梅線の線路と国道411号線の青梅街道が,南岸には都道45号線吉野街道が走りますが,南岸の方が開けていて人家も多いようです。吉野線の梅76丙はこの地域を走るので,お客さんも多く賑わっています。

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和田町あたりで。南側の山は森がきれいさっぱり刈りとられてハゲ山状態

 今日は森が美しい景色が多いですが,人によっては花粉がかなわないと思いそうです。まさか花粉を嫌って刈りとってしまった訳ではないでしょうが,和田町あたりの裏山は森がさっぱり刈りとられています。大雨の時の水はけの調節機能が心配になる景色です。

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吉野折返し場で

 梅76丙は青梅駅をターミナルとして市内の住宅地とを結ぶ路線なので,停留所ごとにお客さんは減り,終点まで乗り通す人は僅かです。畑も増えてきて青梅の中心部のはずれといったところで路線は尽きて,吉野の折返し場です。バス路線は約2.6km先の玉堂美術館までありますが,この梅01系統は土休日のみの運転です。

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軍畑大橋からの眺め

 ここなら1本おとしても18分後には次のバスがあるので,折返し場の近くを見分します。近くの交差点に軍畑大橋南とあるので,この橋まで行ってみることにします。橋の上から上流方向を望むと滔々と流れる多摩川の向こうに奥多摩の山々が見え,次は東京都最高峰の雲取山に行ってみたくなります。

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万年橋からの眺め。バス車内から下流方向を望む

 15:16,吉野から青梅駅ゆきのバスに乗り,先ほど来た道を戻りますが,今度は途中の万年橋で降ります。たまたま乗換えの都合でこの停留所で降りたのですが,青梅の市内中心部で多摩川を跨ぐこの橋は由緒ある橋のようです。橋の傍らには架橋の技術遺産の展示や記念碑も建っています。また,河川管理の境界になっていて,ここより下流は国土交通省,上流は東京都の管理だそうです。

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万年橋の歴史と河川管理境界の看板。右下は記念碑や技術的展示

 万年橋からは青梅市内の多摩川南岸の駒木町の循環ルートの梅77乙系統に乗ります。段々に乗るバスの運行経路が小ぶりになってきます。万年橋から見えた瀟洒な建物はかんぽの宿青梅で,郷土博物館入口が近いようです。その他は商業地域とも住宅地ともつかない街をまわって,10分も走れば今日4回目の住吉神社です。再び目抜き通りの商店街を走り,終点,青梅駅には15:50頃着きます。

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帰りの梅70は青梅で最新(?)のB代のニューエルガ

 全ての路線完乗という訳にはゆきませんが,青梅の都バスのあらかたに乗ったので,そろそろ引揚げです。帰りもまた梅70系統のお世話になりますが,次の便は16:04,長時間の乗車に備えてトイレに行ったりすれば丁度よい乗換えです。途中を省略しますが,来た時と同じ道を上り,1時間40分の乗車で花小金井駅に着きます。朝,8:30から約9時間半,乗ったバス10便の大旅行でした。

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帰りも西武新宿線,大江戸線,京急線を乗継いで帰る @沼袋

 花小金井からは往路の逆で西武新宿線,都営大江戸線経由で大門へ。ここからは通勤で通い慣れたルートで,品川から京急の快特に乗れば35分で上大岡に帰着です。電車を見れば607F,朝の特急と同じ編成でびっくりです。

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今日のGPSログ(拡大はこちら

 今日は元々,費用をかけずに1日の旅行を楽しむのが目的でしたが,たっぷりバス旅行を楽しむことができました。交通局が開示している都バスの路線別収支リストを見ると青梅地区の各系統は営業係数200近い赤字路線も多く,この先も安泰かは分かりません。青梅支所の健闘を祈って,今日の稿を終わります。(文中の値段は7月時点のものです)(2019.9.22記)

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