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2020-04

2020年春のアクティビティ1--青春18きっぷでダイヤ改正のおさらいに福島へ・前編

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 (2020年)3月14日はJRグループの全国ダイヤ改正でしたが,1週間後の土曜日に今年のダイヤ改正で動きのあった福島県に青春18きっぷで行ってきました。今日と次回はそのときの旅行の様子をご報告します。
 今年のダイヤ改正では新線の開業はなく,比較的地味なダイヤ改正でした。そのなかで,東日本大震災の津波と原子力発電所事故の影響で運休・バス代行が続いていた常磐線が復旧し,日暮里~岩沼の全線で運転を再開したのがトピック,かつ明るい話題でした。JRの新線の開業であれば初日に行きたいですが,復旧開業,また今回の開業区間は線路の付替えはないようです。それであれば,天気もよくなさそうだし,混雑する初日にこだわることもないと,1週間遅れでの訪問にしました。きっぷは,特急も使いたいので週末パスか,青春18きっぷか迷いましたが,甲府への墓参りの都合もあり青春18きっぷ利用です。

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朝は根岸線526Bでスタート。毎々似た写真ですみません @磯子 2020.3.21(以下,同じ)

 3月21日(土),出発は自宅最寄りの磯子駅を5:57の根岸線上り列車です。横浜からの上野東京ラインは宇都宮線内快速ラビットの1番列車の3620Eで,上野駅で降りてしまうのがもったいないような列車です。

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東海道線~東北本線3620E @横浜

 上野に着けばすぐの接続で常磐線勝田ゆきがありますが,先の接続が悪いので朝ごはんの仕入れなどに時間を使います。土曜日の朝7:00前,COVID-19騒ぎで外出自粛令も出ているので,上野駅前も人影まばらです。

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人影まばらの上野駅正面口前

 朝ごはんと飲み物を買って水戸ゆき331Mの出る10番線に向かいます。10番線は上野東京ラインのホームと並ぶ行き止まり式のホームで,旧型電機のスノープラウのような車止めが眼を惹きます。電車はガラガラで日暮里,北千住,松戸と駅を経るごとに少しずつのお客さんを拾います。

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常磐線331M @土浦

 今日はダイヤ改正のおさらいというタイトルなので,先ずは龍ケ崎市駅で駅名標の写真を撮ります。ここは佐貫と称していましたが,3月14日から市の名前の龍ケ崎市駅になりました。この駅は市の西のはずれで,市の中心は関東鉄道で2駅行った竜ケ崎駅の近くです。関東鉄道はややこしくなるのを避けるためか駅名は変えずに佐貫のままで,また竜の字は簡単な方を使います。なお,正式な市の名前はJRのほうの難しい字を使うようです。

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龍ケ崎市駅で。真新しい駅名標。右下は高浜駅のスタンプ

 8:05,土浦着。ここでは5分止まって,前寄り5両の付属編成を開放します。土浦を出ると家並みも途絶え,関東平野の田んぼの景色が多くなります。1週間待った甲斐あり今日は快晴で,左の車窓には筑波山が大きな山容を見せています。

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快晴の関東平野に筑波山がきれい @神立~高浜

 高浜では副本線に入り「ときわ51号」を退避します。駅本屋まで行きスタンプはないか尋ねると,古いけどね...と言いながら「わたしの旅」シリーズのJR更新版のスタンプを出してくれました。僕にとっては古いのは構わないのですが,経年以上に印面が傷んでいます。この日は常陸大子でもこの手のスタンプを見ましたが,水戸支社のものはどうもゴムの材質がいまいちだったようです。

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541Mは水戸~勝田の1駅だけ乗車 @水戸

 列車は9:30からの営業の準備中の偕楽園駅をかすめ,9:00ちょうどに水戸に着きます。水戸からはいわきゆきの541Mで勝田まで進みます。勝田は水戸のお隣ですが,列車で6分もかかり,住所はひたちなか市です。ガラスを多用した駅舎は最近改築されたようで明るいです。

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勝田駅のコンコース(改札内)

 勝田の先,浪江までは今改正で運転再開した仙台直通のひたち(3号)に乗ります。水戸から乗れば楽なのですが,勝田からだと147.5kmと特急料金の切れ目なので譲れません。列車を待つ間にホームから周囲を見れば,任を解かれた651系の4両編成が留置されています。タキシードボディのすごいヤツで一世を風靡しましたが,常磐線のローカル輸送で余生を送り,最後まで勝田で活躍した1本なのでしょう。

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勝田に留置される651系

 「ひたち3号」は先頭の10号車が指定ですが,90%以上の乗車,いわきでも降り乗りも少ないです。常磐線特急もいわきを過ぎれば消化試合モードで4両の付属編成で十分,E657系の10両編成では輸送力過剰と思っていたのでびっくりです。もちろん全線開通から1週間なので体験乗車組も多いのでしょうが,この盛況が続くとよいと思います。

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双葉~浪江の車窓

 いわきを過ぎ,久ノ浜の手前あたりから右側の車窓に太平洋が見え始めます。今日は快晴,波も穏やかで,大災害をもたらす海とは別物のようです。遠くには赤い煙突のカーフェリーが南を目指しているのも見えます。

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浪江の駅前風景

 10:57富岡発,ここからが今回の改正での運転再開区間です。富岡駅を出ると列車は大きく左にカーブし内陸に入り込み,その後は右に曲がり,約4km内陸を海岸線に沿って北上するようになります。元々そのような線形だったと記憶しますが,海沿いに立地する原子力発電所を迂回するような形で線路は敷かれています。

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当地の放射線量。Nexco東日本のホームページから 2020.3.28

 今回の復旧区間は津波被害は少ないものの原発事故の影響が大きく,区間内の夜ノ森,大野,双葉の3駅は帰還困難地域の中です。駅の周辺は特定復興再生拠点の指定を受けて立入りができ,この列車も特急ですが,復興支援の願いを込めてか富岡,大野,双葉,浪江と多くの駅に止まります。車窓は9年前の地震発生時のままで,地震後の片付けもままならず,人や車の通りも殆どない不思議な景色です。この稿を書くにあたり調べましたが,現在でも当地の放射線量は少なくなく,Nexco東日本はホームページで高速道路沿線の線量を開示しています。大野や双葉あたりでは広野や南相馬の20倍くらいの線量が今でもあることは分かりますが,それがどういうものなのか僕は分からないのでコメントできません。いずれにせよ,この地域で人々が安心して暮らせる日の再来を祈るばかりです。

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浪江駅で。下は各駅に掲出されている運転再開を祝う幕

 11:14,時刻表どおり浪江着。浪江には2年前(そのときの記事はこちら)にも来ています。今改正で代行バス乗継ぎの結節点としての役割がなくなったので,無人駅になったようです。駅の待合室には「浪江駅のみなさんへ」という中学校の壁新聞やメッセージボードもあります。この先は接続がよく食事ができないので駅近くで食事の予定でしたが,駅の周囲には食事のできるところが見当たりません。

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頼りになるのはコンビニエンスストア。セブンイレブン浪江権堂店

 時間は小1時間あるのでこっちの方だろうと当たりをつけて駅前の通りを歩いて行きます。以前はJRバス福浪線の走っていた国道114号まで出ると,セブンイレブンがあります。中に入れば,周囲にお店もなく,お昼どきなので大繁盛です。お弁当や飲み物を買って,近所の空き地でいただきます。道路を歩いていると東北アクセスなるあまり知らない会社のバスがよく通ります。原発の廃炉や廃棄物処理などの送迎でしょうか。調べれば宮城,福島にまたがって事業を行うバス事業者だそうで,業界の景色も変わったようです。

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東北アクセスのバス

 浪江は原発も近いですが,津波の被害もあったようで,周辺は新築の家が多いです。駅の標高は10mそこそこですが,駅近くには蔵も備えた木造の家も残っていたりで不思議なところです。12:00前後に駅に戻れば,いわきゆきの普通列車まであと少しです。

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駅近くに残る不思議な店

 やってきた674MはE531系の5両編成ですが,2020年製で,今改正に合わせて増備された車両です。浪江からの乗りも多かったですが,元々のお客さんも多く,往きの特急同様に復旧開業お試し乗車のお客さんが多いようです。とくに先頭部は混んでいて,カブリツキエリアはビデオを回すひと3人で埋まっています。

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常磐線674M。2020年製,ピカピカの新車だ @浪江

 線路を見ると除染のためバラストを入替えたのか路盤は新しく,架線柱や法面のコンクリートなども新しくなっています。双葉~大野間は元々複線でしたが,列車の本数も限られているので単線での復旧です。ルートが変わっていないので1週間遅くなりましたが,やはり新しい線路に乗るのは気持ちよいです。

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新しい路盤の線路を行く @双葉~大野

 富岡までは人垣の隙間から前面展望を楽しみましたが,それより南は後ろの車両に移りゆっくり景色を眺めます。この辺の線路は比較的内陸の高い場所なので津波被害はなかったようです。ときどき視界が開けると海が見え,海岸から近いところでは津波被害の復旧作業が進んでいます。

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夜ノ森駅。駅の出入り口は75km/h制限のつくYポイント

 また,この辺りの駅舎はどこも幹線然としたしっかりとした駅舎で,震災にも耐えて残っています。以下少し写真が増えますが,海岸の景色と駅舎を互い違いに見ながらの旅行です。

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竜田駅。隣では6月の供用に向け新駅舎を建設中

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木戸駅。ホーム後ろ側の保護柵がいかめしい

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がれき除去,堤防整備が済んで耕作待ちの耕作地 @木戸~Jビレッジ

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Jビレッジ駅。今改正を機に臨時乗降場から常設の駅に格上げになった

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末続駅。駅舎前にはよく手入れされたプランターが並ぶ

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何事もなければ穏やかな大海原 @末続~久ノ浜

 674Mは運転再開なった常磐線と海の景色を満喫して13:09,いわきに着きます。今回の旅行の第1の目的は達したので,後は久々に乗る磐越東線やバス代行中の水郡線などを楽しみながら半日かけて横浜に帰ります。(2020.3.28記)
後編に続く
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2月にちょっと避寒に家族で沖縄へ行ってきました・後編

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前編から
 (2020年)2月12日(水)~14日(金)に家族と出かけた沖縄への避寒の旅行,今日は後編をお届けします。沖縄へは10回近く行っているのに決まった所ばかり見ている感がありますが,そんな旅行もあるのか程度に見ていただければ幸甚です。
 旅行としてはなか日の2月13日(木),朝からゆいレールの写真を撮りに行き,8:20頃ホテルに戻れば家族はちょうど起きたところです。

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ホテルの部屋から見た牧志の街並み。2つのアーケードが見てとれる 2020.2.13(以降,特記あるまで同じ)

 食事が済んだら,朝の散歩に牧志の公設市場に出掛けます。那覇の中心部も戦争直後は焼け野原だったはずですが,区画整理ができなかったようで,アーケードの商店街を含め路地は勝手気ままに伸びています。牧志公設市場は現在,建替え中で,2階建てプレハブの仮店舗での営業です。沖縄は伊勢海老やマグロなども特産で,本土よりは随分安く売っています。2階には喫食エリアもあるので,新鮮な海産物を料理してもらって食べれば美味しそうです。今朝は食事をしたばかりなので,外のパン屋で揚げたてのサーアンダーギーをいくつか買って引上げます。

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市場風景。東京では見ないトロピカルな色合いの魚もある

 さて今日のアクティビティですが,沖縄に行ってどこに行くかと問うと平安座島に行く海中道路に行きたいと言います。また,元々美ら海(ちゅらうみ)水族館に行くつもり,今日のゴールは恩納村の冨着(ふちゃく)です。海中道路は明日の帰り道の想定でしたが,レンタカーのナビと相談すれば,今日寄っても行程は成立しそうです。ところで,それらの移動はレンタカーですが,今回は旅行2日目にホテルに配車(要配車料1,000円)してもらいました。空港から都心までの移動や首里城見学くらいなら,ゆいレールの方が便利です。

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道の駅「あやはし館」で。平安座島側を望む。横に写る橋は浜比嘉大橋

 市場から帰ってゆっくりした後,10:30頃牧志を出れば,1時間半ほどで海中道路を通って伊計島に着きます。島ではとくにすることもなく,来た道を戻り,海中道路の中間の道の駅「あやはし館」に寄ります。海中道路はうるま市の勝連(与勝)半島から平安座島,宮城島,伊計島,浜比嘉島方面を繋ぐ道路で,本土から平安座島までの5.2㎞は海の上のようです。実際は砂州のなかの土手道で,船舶航行と潮流確保のために3本の橋が架かっています。

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道の駅「あやはし館」から平安座島を望む。石油備蓄基地のタンクが見え隠れする

 展望台から平安座島を見ると,出光の石油備蓄基地のタンクが見え隠れします。海中道路は今ではリゾート道路ですが,元々は産業道路だったようです。海岸に出たりして30分位ゆっくりした後,美ら海水族館に向けて出発です。途中,名護の街外れで,ハンバーガーの昼食です。このハンバーガー店ですが,屋号はキャプテンカンガルー,ネットなどの評価も高く,平日の2時過ぎだというのに待っている人がいます。

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ハンバーガー専門店キャプテンカンガルーの店先と料理

 ハンバーガ店でも小1時間を過ごし,15:30頃,美ら海水族館のある海洋博記念公園に到着です。入館券を買おうとすると,16:00以降だと4時からチケットという3割引き券があることが分かりました。館外にあるマナティ館やウミガメ館を先に見て,時間をつぶしての入場で随分得をしました。イルカのショウは見れませんでしたが,名物のジンベイザメの餌付け(17:00~)や,大水槽のバックヤード見学などで十分に楽しむことができました。

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美ら海水族館の建物全景

 美ら海水族館は多分3回目の見学だと思いますが,大きな水槽を悠々と泳ぐ魚たちを見ていると,心が洗われます。また,ジンベイザメはあんな巨体ですが食べるのはアミのような小さな魚だそうで,他の魚と一緒にいても食べてしまうことはないそうです。また,この水槽のガラス(正確にはアクリルパネル)ですが,世界最大だそうでギネス認定書も展示されています。

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名物ジンベイザメ。2頭並ぶことはなかなかない...

 小さいものではファインディングニモのカクレクマノミなどが人気ですが,僕はマンタやサメなどの空力特性に優れた姿が格好良いなどと思います。

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水族館の人気者。マンタとカクレクマノミ

 水族館を一通り見学して,18:00前,退館します。2月の東京ではこの時間はもう真っ暗と思いますが,ようやく日が暮れるところです。今日もアクティビティ4つをこなしたので,あとはホテルに帰ってゆっくりです。ところがここはクルマ社会の沖縄,意外と時間がかかり,恩納村のホテルに着いたら19:30近くでした。いつもここ恩納村に来ると不思議に思います。たくさんのビーチリゾートがあって栄えていそうなのに,なんで村なのだろうと。ビーチリゾートからの税収で十分潤っているから,敢えて合併したり町や市に昇格しないと考えているように思えてなりません。

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2月14日(金)朝は虹で迎える 2020.2.14(以降同じ)

 翌2月14日は朝7:00過ぎに目覚めると,小さいですが眼前の海に虹がたっています。旅行も3日目の最終日,今日も沖縄の休暇を楽しむことにします。今日のホテル(カフーリゾート フチャク コンド・ホテル)は道路の山側で,うまくすれば海をバックに20系統のバスの写真が撮れそうです。と思って下の写真の場所に行きますが,なかなか思った具合に写真が撮れません。ここのバスは約20分間隔ですが3本をミスってしまいました。

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冨着ビーチを行く沖縄バス。うっかりしていたら電柱にかぶってしまった

 昨日のうちに海中道路にも行ってしまったので,今日は余裕の行程,極端に言えば恩納村から空港に帰るだけです。しかも帰りの便は20:55発ANA478便で最終便です。コンドミニアムの広い部屋でゆっくりして,11:00の最終チェックアウトに合わせての出発です。

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残波岬灯台

 ゆっくりを通り越して,どこで時間をつぶすかの感はありますが,先ずは恩納村の道の駅「なかゆくい市場」に立ち寄ります。ここで土産物などを物色し,次は残波岬に行きます。ここは沖縄本島の中南部,西側に突き出た岬ですが,立派な灯台がたっています。GPSが整備されたこのご時世に灯台はノスタルジーを誘います。沖行く船の標となって灯火をかざす姿はのりもの趣味者にとっては興味の対象です。燈光会のサイトで調べると全国に見学のできる灯台は16か所あるそうで,これを機会に完訪してみたくなりました。

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残波岬の巨大シーサー。なんでも県内最大らしい

 東シナ海に突き出した岬は釣り場としてもよいようで,灯台の麓の岩場では危険を顧みぬ人達が釣り糸を垂れています。また,駐車場の出口には巨大なシーサーが立っていて,これも不思議なシロモノです。残波岬の次は北谷のアメリカンビレッジのイオンのショッピングモールでまたまたお土産の物色です。結果からいえば,ショッピングモールは安い訳でもなく,空港でANAカードの割引きの方が有利なようでした。更には奥の希望で,おもろまちの免税店,DFS・Tギャラリアにも立ち寄ります。ここもきれいで品揃えもありますが,固定費が高そうで,レンタカーのおまけのチョコレートだけもらって(ハイエナのような家族だ!?)早々に引揚げです。

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与儀公園のSL,D51-222

 那覇市内まで帰ってきましたが飛行機には時間があるので,空港の南側の瀬長島に行ってみることにします。途中,与儀という町を走っているとジュニアがSLがあるというので,クルマを止めて見に行きます。1972年(昭和47年)といえばSL末期に当たりますが,その年に日本に復帰した沖縄県の小学生を,門司鉄道管理局の有志が福岡に招待した。初めて鉄道,機関車を見た子供たちがひどく感銘したのを目にして,海を越えての輸送には技術もお金もかかったけど,D51を贈ることができた。D51-222はその親愛の情の象徴として保存されている由です。

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与儀公園は桜祭りの準備中

 SLにひかれて寄った与儀公園ですが,2月15日から桜祭りで,公園内では準備が行われています。当地でも未だ咲いている桜は少ないですが,東京との気候の差を感じます。今日は時間と気持ちに余裕があるので,こんな予定外の発見も楽しいです。

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瀬長島の展望台から。35㎜換算378㎜(写真:ジュニア)

 さて瀬長島ですが,以前にも1度来たことがあり,「飛び(列車の「走り」の飛行機版)?」の写真が撮れます。クルマで行ける展望台に登れば那覇空港が一望できます。何便かねばっていると,僕にとっては珍客の自衛隊のP3Cも飛んできます。

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那覇基地のP3C(写真:ジュニア)

 近年は瀬長島にホテルや温泉,商業施設が整備され,フライト前に一風呂浴びることもできます。那覇空港は2本目滑走路の整備中で,これができると瀬長島温泉「龍神の湯」の露天風呂の真ん前から飛行機が離陸するようになります。なお,国土交通省のプレスによれば供用開始は3月26日だそうです。

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瀬長島から新管制塔を望む。こちらは1月15日から運用を始めている

 日帰り入浴1,360円は安くはないですが,今日の疲れを洗い流してゆっくりします。また,今日も昼食がはっきりしなかったので,ウミカジテラスなるマーケットプレイスでマグロ丼をいただきます。テレビで有名な大間のマグロ,わが家の近くの三崎のマグロなど,マグロは日本中の特産ですが,ここ沖縄のマグロも美味しいです。

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ウミカジテラス内のマグロ丼屋「親父のマグロ」と特価のマグロ丼

 さて今日1日はレンタカーで随分有効に過ごせましたが,今回はニッポンレンタカーです。この会社の那覇空港営業所は那覇の市街中心地に近く,国場川のトンネルを越えたところにあります。一旦,那覇空港の前を通り,レンタカーを返してから19時過ぎ空港に戻ってきます。空港では奥は免税店で買い物です。沖縄は国内ですが,免税店が利用でき,女性にとってはこれも楽しみです。僕は買い物には興味ないので,さっき食事をしたばかりですが,沖縄そばで旅行の食の〆にかかります。

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帰りの飛行機はA321。左はおまけにもらったチョコレート

 帰りのフライトANA478便は到着便遅れで5分くらい遅れ,21:00過ぎに那覇空港を後にします。今日はバレンタインデー,機内サービスにチョコレートが加わり,ほんの僅か得した気分で,やっぱりFSCはよいと思います。この便の15分前と10分前にはスカイマークとJALの羽田便が飛んでいますが,これらはいずれもB737,この便はAirbus A321です。時刻表上の所要時間はいずれも2時間10分ですが,どうもA321は足が遅いようで徐々に差が広がります。なんやかやで,羽田着は11分遅れの23:16でした。

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2月13~14日のGPS log

 コロナウィルス禍が始まる直前でしたが,寒い2月に沖縄旅行,大したことはしていませんが家族でゆる~く観光してきました。初めてでは欲が出てあれもこれもになりますが,リピーターゆえの余裕でとてもゆっくりできました。心身リフレッシュできたので,月曜日からまた頑張ることにします。(2020.3.8記)

2月にちょっと避寒に家族で沖縄へ行ってきました・前編

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 (2020年)2月12日(水)~14日(金)は会社の悠々連休(年に1度,2日以上の連休をmustでとる制度)を奥と息子の休みにあわせて,家族で沖縄に行ってきました。世の中一般として28(にっぱち)は仕事の山が低く休みがとり易い,自分の誕生日が2月,ジュニアの勉強も一段落と,以前からこのブログでも2月の家族旅行の記事は多いです。今年はちょっと奮発して,沖縄に行くことになりました。会社では沖縄に行っても電車はないじゃんと言われますが,去年の10月に沖縄都市モノレール(ゆいレール)の首里~てだこ浦西間が延長開業したので,ここに行くのが楽しみです。

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京急のモーニングウィング号を初めて見る @上大岡 2020.2.12(以下,特記あるまで同じ)

 出発は2月12日(水),いつもと違い今日は京急利用で,屏風浦,上大岡から出発です。ホームに上れば朝の通勤ラッシュの遅めの時間,こんな日にのんびり旅行に行ける身に感謝です。何年か前から始まった京急の朝の着席制特急「モーニングウィング」号を見送り,蒲田に上ります。前回10月の運賃改定で空港線の加算運賃が安くなったので,羽田空港への運賃は100円以上安くなりました。
 
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今日のフライト実績。Flightradar24から

 今日のフライトはANA469便10:35羽田発の那覇ゆきです。年末の北海道の帰りのLCCはさんざんだったので,FSCのサービスは天国です。たまたまですが手荷物検査場からスポットも近く,機内で小腹を満たすおにぎりなどを買って,いざ搭乗です。飛行機はB777-300,レジはJA754A,ジャンボジェットのなくなった今ではトリプルセブンの安定感は抜群です。フライトは順調で,少し早いくらいに那覇に着きそうです。

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さっそく那覇空港で飛行機を何便か

 13:30頃,那覇空港に到着,家族はいきなり空港内のスタバでお茶をするそうです。飛行機の待ち時間のお茶はありですが,このタイミングでのお茶は僕の理解を越えています。軽く付き合った後は,展望デッキに出て何便か到着便の写真を撮ります。那覇空港は発着便も多く,写真を撮り易い空港です。上の写真の飛行機の脚もとにもF15が2機写っていますが,自衛隊の飛行機が見られるのもこの空港の楽しみです。

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ゆいレール那覇空港駅

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ゆいレールの1日乗車券。24時間券だ

 なんやかやで1時間を空港で過ごし,14:30頃ゆいレールの駅に行きます。そんなに使うか心もとありませんが,記念にもなるので1日券を買ってモノレールに乗ります。注意して見ていなかったのですが,ここの1日券は24時間券で,明日の14:32まで使えます。那覇は大都市で,モノレールの沿線はマンションも多く,人家が途切れることはありません。沖縄の大都市ぶりは33年前に初めて沖縄に来たときにはとても驚きました。那覇市の人口だけで見ると31万人と地方の中規模都市並みですが,沖縄中南部都市圏では120万人もあり,人口密度は3大都市圏並みです。

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今夜のお宿はこちら。ハイアットリージェンシー那覇 2019.2.13

 今日のホテルは那覇の中心ですが,一旦,チェックインしてから午後のアクティビティに出直します。午後のアクティビティ1は,去年秋のゆいレールの新規開業区間の乗りつぶしです。ホテル最寄りの牧志駅を15:45のてだこ浦西ゆきに乗れば,10分で首里に着きます。さてここからが初乗り区間ですが,景色はあまり変わらず那覇の市街地です。少しだけ高いマンションが減って,家の高さが低くなったような気がします。また,経塚あたりで線路が高くなったところでは,車窓右手の遠くに本島の東側の海が見えたような気がします。

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まだ発展途上のてだこ浦西駅前。左は新調のスタンプ

 てだこ浦西の手前にはゆいレールで唯一のトンネルもあって,多少郊外に来た感じがします。ホーム全体をガラス張りドームで覆う明るい駅が現れ,4駅の初乗り区間を完乗,てだこ浦西駅に到着です。改札を出ると,未だ駅前のバスターミナルは工事中,裏にはバイパス道路の高架橋があり,これから交通の結節点として整備されるようです。お店などもないので25分位をぶらぶら過ごして,元来た線路を首里に向かって引き返します。

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上の毛公園から儀保~朱里を行くゆいレールを望む

 今日の午後のアクティビティ2は首里城の見学です。首里城は琉球王国の王城だったところで,その跡は世界遺産にも登録されています。残念なことに去年10月末の火災で正殿を含む多くの建物が焼失し,現在は首里城復興モデルコースとして2つの見学コースが紹介されています。2月の16:30は東京では夕闇迫るイメージですが,経度で12度西なので小1時間は遅く,まだまだ明るいです。

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2,000円札でおなじみ守礼門(写真:ジュニア)

 首里駅から5分も歩けば首里城の外苑のような上の毛(うぃのもう)公園の入口に着きます。ここからは緑豊かな公園内で,那覇の住宅地を見ながらの散策です。公園内からは市街地を行くゆいレールも見ることができます。しばらく行くと,2,000円札のデザインになっている守礼門に至ります。ここは正殿から150m位離れているので,火災の被害はありません。

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広福門あたりから見た首里城中心部

 その先,歓会門をくぐるといよいよ首里城の中心部分ですが,ここは火災の惨禍の片付けもままならぬような風景です。現在は行ける範囲は無料開放,そこここにガードマンが立つ物々しい雰囲気です。どちらからともなくガードマンのかたと会話をすれば,火災の当夜のことなどを残念そうに聞かせていただくことができました。

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平日の夕方とあって人影も少ない首里城内

 少ししんみりとした気になって,城内の見学を続けます。今日は水曜日,夕方の城跡は人影もまばらになってきました。順番が逆ですが,総合案内所でおさらいをして首里城を後にします。総合案内所が見学の表玄関と思いますが,ゆいレールの駅に関してはとても不便で,儀保も首里も歩いて10数分かかります。

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首里城の帰りは首里・当蔵のタウンウォーキング。当蔵郵便局前で

 那覇に着いたら昼食の予定でしたが,空港,てだこ浦西,首里城と立て続けにこなしたため,昼食を食べていないことを思い出しました。バス通りのスーパーに立ち寄り,お菓子などを買って当座をしのぎます。首里からゆいレールに乗れば,10分で都心の牧志着,夕食をとってホテルに戻ります。

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朝の国際通り。沖縄の朝は遅い 2020.2.13(以下,特記以外同じ)

 翌2月13日(木)は旅行としては,なか日です。昨日買ったゆいレールのきっぷは24時間券で,今日の14:32まで使えます。予定にはありませんでしたが,ゆいレールの写真が消化不良気味なので,早起きをして鉄ちゃんに励みます。早起きといっても7:00過ぎホテル発なので僕にとってはふつうですが,沖縄の朝は遅く,那覇第一の目抜き通りの国際通りも車はまばらです。

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那覇市内のバス。富士重工7Eといすゞキュービック(7Eは2020.2.12撮)

 ところで那覇の市内バスですが,地方のバス会社のご多聞にもれず,車両の更新には苦労しているようです。東京や横浜では見なくなった富士重工7Eやいすゞキュービックバスがまだまだ現役で走っています。わが家のジュニアはバスにも造詣があって,譲渡元の事業者を当てたりしてバスを見るのを楽しんでいました。なお,沖縄のバスは全てが高年式かというとそうではなく,最新のニューエルガも結構あるようでした。

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ゆいレール1000形。てだこ浦西延伸に備えた2017年の増備車 @儀保

 牧志駅からゆいレールに乗り,昨日目星をつけておいた市民病院駅に向かいます。那覇の市街地の向こうに東シナ海の青い海のつもりでしたが,ゆいレールの駅はなかなかに写真を撮りづらい構造です。ホーム端面のガラス窓は金網入り,かつかなり汚れています。ここでは1本だけにして,海から離れてしまいますが,もう1駅進んで儀保で再チャレンジです。ここでやってきたのは1217番,ヘッドライトがLEDの増備車で塗装もオリジナルです。上の写真もデジタル編集でお化粧していますが,こんなところでよしとします。

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半位側に構成された進路を首里折返しの列車がやってくる @首里

 ゆいレールは2両編成ですが朝のラッシュ時は結構混んでいて,首里折返し列車も運転されます。あと1駅なので,首里まで行って折返し列車も見ることにします。モノレールの転轍機は,通常の鉄道のトングレールが10数センチ動くだけなのに比べると格段に大掛かりで,トン単位の質量のありそうなレールが動いて進路を構成します。首里からの帰りの列車では既に通勤ラッシュが始まっていて,都心が近づくと積残しが出そうなくらいの混雑です。

 8:20頃ホテルに戻れば家族はちょうど起きたところです。この先は暫く純粋に沖縄の観光旅行が続きます。以降は後編に続きます。(2020.3.8記)
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