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2020-10

Weblog 2020年7月23日--青春18きっぷで模型店巡り & おまけの「駅のスタンプラリー」

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 今年の夏シーズンの青春18きっぷは,わが家最寄りの磯子駅のみどりの窓口が営業を終了するのでお名残で1セットを買ったのですが,実は使う当てがたっていません。ここ数回の記事で書いていますが,HOゲージの模型製作を始めたのはよいのですが,いろいろ部品が足りません。(2020年)7月23日(木)は会社の夏休みの初日でしたが,部品不足解消を目指して模型屋巡りをしてきました。ふつうならこの行程で青春18きっぷを使うことはないと思いますが,使う当てがたっていないこともあり,消化促進のための1回目使用です。移動の途中で「駅のスタンプラリー」が開催中であることを知り,急遽,これもこなす事にしたのでした。おかげで金額のうえでは青春18きっぷ1日分の2,410円を十分に回収し,1日楽しむことができました。

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ZEKREET @南横浜火力発電所根岸LNG基地 2020.7.23(以下同じ)

 このブログは「のりもの大好き」のタイトルでのりもの全般を対象としていますが,鉄道偏重で船舶の記事は少ないです。たまには船の写真も載せようとの1枚です。7月23日,この日はゆっくりの出発で9:30頃に家を出て,磯子駅へ向かいます。途中の坂道からは南横浜火力発電所のLNG桟橋が見えるのですが,今日は超特大,ガスタンクを5こも載せた赤いタンカーが来航しています。あまり見ない船型なので1枚写真を撮ります。今日の船,「ZEKREET」は川崎汽船の船で日本籍,111,124総トンですが,建造は1998年三井造船市原と随分古い船でした。この桟橋にはいろいろなタイプのLNGタンカーが来航し,定点観測をしたら楽しそうだと密かに思っています。なお,この項を書くにあたり調べたら,根岸のLNG基地は日本初のLNG受入れ基地で,去年2019年に操業50周年を迎えたそうです。

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横浜市営ぶらり赤レンガバス間合い使用の78系統 @磯子駅前

 坂を下って磯子駅前に着けば,ぶらり赤レンガバスのラッピングをしたバスが休憩しています。この専用車が78系統で間合い使用されるのは珍しいことではないのですが,この西工スペースランナーも13年目となり,廃車や譲渡も迫ってきました。そんな思いもあり,ここでも写真を撮ります。今日は時間に余裕があるのであちこち道草を食って,まだ駅にも着きません。

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今日の1軒目・西落合のホビーセンターカトー東京店

 駅に着けば,青春18きっぷに日付印をもらい入場します。これでもう後には戻れません,5日分使うか,不良債権化するかです。今日の1軒目の訪問先は東京・西落合のホビーセンターカトーです。ここは都営大江戸線の落合南長崎駅が最寄りですが,今日は地下深い大江戸線を嫌って,山手線の目白から都バス目白61系統利用です。最新のF代のエルガが来ましたが,写真は撮りそびれました。
 ホビーセンターカトーへ行く目的は,KATOが最近HOゲージのEF81を発売したので,EF71用に明り窓の部品が手に入らないか見ることです。予想どおりEF81のパーツの分売はあるのですが,明り窓部品の分売はなく,入手するとしたら各種部品取付け済のボデー丸ごと7,000円ナリです。ちょっと心が動きますが,明り窓だけのためにボデー丸ごと買って,残りは使わないなど僕にはできません。EF71の明り窓に苦労したことは2回前の記事に書きましたが,多分,型どりシリコン代やらレジン代で7,000円以上かかっているので,おかしな話ではあります。このお店は大きく,見ていると目移りして無駄遣いしそうなので,滞在20分位で早々に引き上げます。

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今日のお昼の海鮮丼。インバウンド取込みで物価が高騰した築地の半額以下か...

 今日は元々,記事に出てくる3軒を巡ろうと思っていたのですが,会社の大先輩が鉄道模型をやっていて,西武池袋線の沿線にあるお店を贔屓にしていることを思い出しました。南長崎まで来たので東長崎に出て,西武線で下ります。道々,ググって店を確認しますが,富士見台の新額堂が化けに化けて大泉学園のイズミ教材店になってしまいました。ようやく辿り着いたイズミ教材店はコロナ禍でお休みです。歳をとるとウラ憶えが増えて困りますが,またまたの大チョンボです。昼になってお腹も空いたので,たまたま目についたすし屋で海鮮丼をいただきます。大泉学園はこのお店に限らず,庶民的で美味しそうなお店が多いようです。タウンウォーキングは旅行の楽しみの一つですが,いつになったら大手を振って歩けるようになるのでしょう。

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モデルプラザエンドウ

 大泉学園からはバスで中央線に出ます。吉祥寺ゆきのほうが本数は多いですが,この時間に先に出る西03系統,西武バス便の西荻窪ゆきに乗ります。西荻窪は中央線で東京都区内の西端の駅ですが,考えてみると初めての利用です。次の訪問先は立川駅前のモデルプラザエンドウです。立川はここ数年の発展著しい街で模型店の集積もありますが,鉄道模型のエンドウのショウルームがあるのは最近になって知りました。駅前広場のちょっと横道,多摩モノレールの駅の袂にモデルプラザエンドウはあります。モデルプラザ--広場というほど規模ではありませんが明るいショウルームにはエンドウの製品が整然と並んでいます。一方,他社製品はエコーモデルなどのパーツを少々取扱っているだけで,僕のようなちゃぶ台モデラーには縁遠い品揃えです。聞けば,この立川の駅前1等地のビルはエンドウの自社ビルで,創業者はこの地域の地主だったそうです。一説では鉄道模型は金持ちの道楽ですが,それが高じて事業にしてしまったようです。

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南武線の快速列車 @立川

 エンドウに来たのは,ED75用に買った車軸が短くて困っていたので,交換部品はないか見るためでした。車軸に長短が用意されている訳もなく,これは空振りでした。お店の経緯など少しの会話をして30分弱でここも引き上げます。次に行くのは二子玉川のいさみやロコワークスですが,先ずは南武線で溝の口まで上ります。南武線では2011年から快速が運転され,2015年からは停車駅が見直され立川~分倍河原間無停車になっています。2011年3月までの1年間,僕は磯子から昭島・立川まで通いましたが,快速列車に乗った憶えがなく,今日は列車1本をおとして初めての快速乗車を楽しみます。溝の口からは田園都市線で多摩川を渡り,二子玉川に着きます。

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いさみやロコワークス

 二子玉川のいさみやロコワークは僕が高校生だった40年前と同じ佇まいです。ここは多摩川の堤の川側にあり,去年の多摩川があふれた水害のときは心配でしたが,幸い大した被害ではなかったそうです。さて問題の部品ですが,EF71用の明り窓の方は残念ながらありませんでした。ED75の台車の方ですが,問題は台車の枕梁と車軸の長さが不一致でスコスコであることなので,短い枕梁か長い車軸があれば解決します。事情を話せば,HOゲージの台車には短族(みじかぞく,カツミ,エンドウなど)と長族(ながぞく,日光,カワイなど)がいて(属するメーカーは2か月前の記憶で書いているので不正確),軸に長短がある訳ではないそうです。

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いさみやの商品展示

 いさみやの親爺さんのアドバイスは枕梁の方を短いものに換えることで,これに従い枕梁を2つ買います。この店では枕梁だけでも,単品で1こから販売,種類も5種類位あり,品揃えは圧倒的です。いわく,立派な工作台とかを備えたマニアだけでなく,ちゃぶ台で工作をするようなモデラーの味方だそうで,最近はそういう模型店は少なくなりました。通勤途上ということもあり僕は横浜のIMONでの買い物が多いですが,ここは取扱い商品がDB化され,商品も見本が移動棚とクリアファイルに整然と整理されています。それに比べるといさみやの壁一面に貼り出された商品は平成を通り越して昭和の香りがプンプンしますが,落ち着ける空間です。

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「駅のスタンプラリー」の台紙

 いさみやも小1時間で切り上げ,夕方の田園都市線で渋谷を目指します。元々の予定では,今日の予定はいさみやで完了でしたが,西荻窪駅で「駅のスタンプラリー」のパンフレットを見て,急遽,これに参加することにします。この手のスタンプラリーでは各駅に行くのに運賃がかかるのがネックですが,今日は青春18きっぷで来ているので,何駅降りても運賃を気にする必要がありません。一方,時間はもう夕方,なるべく早くに家に帰りたいです。

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「駅のスタンプラリー」の台紙の駅のスタンプ部分

 「駅のスタンプラリー」はJR東日本東京支社管内の全78駅のスタンプをリニューアルしたのを機に開催されたイベントです。高輪ゲートウェイ,上野,千駄ヶ谷の必須3駅を含む15駅のスタンプを押して,大井町駅のNEWDAYSで500円以上の買い物をすれば賞品がもらえるというルールです。二子玉川から磯子への帰りという条件で考えると,渋谷から代々木経由千駄ヶ谷に出て,上野に寄ってから,高輪ゲートウェイ,大井町経由で帰るのが効率よさそうです。

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去年5月の山手線1周のスタンプラリーの台紙

 イベント企画側の意図としてはこの機会にいろいろな駅を訪問してほしいのでしょうが,今日は時間もないので最小限の移動で15駅をこなします。結局,スタンプ台紙に並んだのは西荻窪,代々木,千駄ヶ谷,御茶ノ水,秋葉原,上野,御徒町,神田,有楽町,新橋,浜松町,田町,高輪ゲートウェイ,品川,大井町の各駅です。渋谷と東京は駅が広くてスタンプを探すのが面倒なのでパスしても,上のルートで15駅を達成できました。去年の5月の「ありがとう平成,ようこそ令和 山手線駅スタンプ& お買い物ラリー」の山手線1周に比べたらちょろいものです。

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賞品の「てつふだ(鉄道花札)」

 各駅のスタンプを押しながら大井町駅に行き,最後にNEWDAYSで500円分の買い物をします。今日も1日頑張ったので,缶ビールにちょっとつまみを買えば500円はすぐです。前回の山手線のときはタイトルに「お買い物ラリー」と付いていましたが,イベントのためには賞品の原資や引換えに関わる手間賃も必要なので,このNEWDAYSとタイアップする方法は悪くないと思います。

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ある駅で配っていた「きっぷの芯」

 荷物になるのでビールと肴は胃袋の中に納め,京浜東北線の列車に乗れば40分で磯子に帰着です。急遽,スタンプラリーのために東京に戻ったので後半は慌ただしかったですが,今日も1日たっぷり楽しむことができました。そういえば,今日はもう一つ変わったお土産がありました。今日通ったある駅で,改札口に「きっぷの芯差し上げます。改札口へお申し出ください」という貼り紙を見かけました。きっぷの芯とはどんなものだろうと思って声をかけると,上の写真のような物でした。ときどき駅でパンフを置く台に使っているのを見かけます。荷物になるので見るだけのつもりでしたが,駅員さんが是非どうぞと言うので,1こもらってきました。さて,2020年夏シーズンの青春18きっぷ,2日分は報告済ですが,あと3日分あります。感染予防を徹底のうえで次の旅行が楽しみです。(2020.9.27記)
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HOゲージ/16番--ED75の製作・前編

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 巣ごもり生活の2020年夏,思いたってHOゲージのEF71の製作を始めたことはひと月くらい前にアップしました。それも完成していないのに今度はED75の生地キットをネットオークションで見つけ,また落札しました。これには理由があり,5月から組立てているEF71は台車の車体側の引っ張り棒を受ける足がなかったので,ED75の部品が揃ったキットを入手すれば,車体足も入手できると考えたのでした。また,ED76以前の形式の交流機は屋上機器が賑やかで,上から見る機会の多い模型では見映えがするのと,作りでがあるのもED75が欲しくなった理由です。

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オークション画面

 今回落札したのは宮沢模型のED75生地キットです。生地キットとは真鍮製のボデーは組んである未塗装のキットで,半田付けの腕はないけど,キットの製作を楽しみたい僕には最も適した形態です。値段も15,000数百円とEF71の30,000円に比べると随分お手頃です。EF71はきちんとした鉄道模型の専門店,こちらは不用品買取り業者ですが,ネットオークションなので全ての条件が叶う訳ではありません。

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キットの部品全体 2020.7.16(以下,年は省略)

 ものが届けば部品を改めます。大体の部品は揃っていますが,なぜかインサイドギヤと車輪がなく,添付の部品表にはその行に鉛筆書きでED78と書いてあります。今一つ釈然としませんが,ネットオークションなので細かい点は目をつぶるしかありません。そもそも僕はこのキットをディスプレィモデルとして作るつもりだったので,インサイドギアはあまり興味がありません。ただ,ギアと同時に輪軸も不足になるので,こればかりは自分で調達するしかありません。

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最初の作業は不足部品の調達 7.17

 前回のEF71と違いこのED75は生地キットなので,欠品のインサイドギアを除けば一通りの部品は揃っています。このため別途調達すべき部品は少ないのですが,宮沢模型は廉価版の会社なので,見始めるとあれこれ交換部品が欲しくなります。結果,以下の部品を買い揃えました。
・屋上器具用の碍子。IMONの白焼付け塗装仕上げのものに交換
・スノープラウ。ステップの形が違いますが安達のED61,62用
・解放てことてこ受けの割ピン。ボナファイド,いさみや
・電気機関車用ボックス輪軸。この際なので4軸まとめて新調。エンドウ
・信号炎管。安達(後から買ったので上の写真になし)

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ED75 1次量産型 @一ノ関 1978.7

 これらの他,パンタグラフ下の空気碍管が欲しいのですが,現在,その部品がないことはEF71のときに確認済です。機関士席の上に載っている笛(AW-5タイフォン)の箱は東北の交流機に共通の特徴なのでぜひ欲しいと思うのですが,これも部品なしでした。ところがよく調べると,ED75でも2次量産型の中頃の83号機以前の機関車にはこの笛は付いていないことが判りました。ひさし(ツララ切)が付いていないことと,丸みを帯びたスカートの裾からこの模型のプロトタイプは1次量産型のようで,笛の箱はないのが正と後から分かりました。

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参考書:資料 ED75のメカニズム SHIN企画/機芸出版社 1998年5月刊 

 今回,キットを組むにあたり参考にした本があります。月刊の「鉄道模型趣味」を出している機芸出版社の本で,その名も「資料 ED75のメカニズム」です。昔から東北の赤い電気機関車が好きだったので,こんなこともあるかと買っておいた本ですが,ようやく陽の目を見ることになりました。

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EF71用にレジンでコピーした車体足(歩留まりが悪く,端までお湯が廻っていないものもあり)7.18

 この機関車の製作に入る前に一仕事しなければなりません。この機関車の車体足からEF71用の車体足をコピーして作るのです。レジンモールドの詳細はEF71(2)の記事で書いたので割愛しますが,モールド作業のついでに車端側の車体足も作っておきました。

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おでこの周辺の小物部品 7.21

 前置きが長くなりましたがED75の製作,最初のステップはおでこ周辺の小物部品の取付けです。宮沢もしなのマイクロもHOゲージ模型から撤退または倒産して久しいですが,宮沢は比較的廉価版でつくりも雑,しなのはマニア向けに作り込むタイプの印象です。このED75ですが,前回組んだEF71に比べるとデティールは圧倒的に手を抜いています。信号炎管,解放テコなど最近はNゲージ車両にも付いている部品がありません。先ずは信号炎管とおでこの雨樋を取付けます。おでこの雨樋は0.5㎜の真鍮線をEF71にて準じてそれらしく曲げて取付けます。ふつうなら半田付けですが,ウデがないので接着剤(多用途ボンド)でつけただけです。

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碍子台の製作 7.19

 おでこの部品として碍子の台は是非とも欲しいのですが,行きつけの模型屋に手頃なパーツがないので,3㎜角の小片をペーパーから切出して,白ボンドで接着します。更に足元で,解放てこ受けの取付穴をあけ,割ピンを片方だけ接着します。解放てこは,全体を取付けてしまうと車体から下に出っ張るので,この後の諸々の工程で邪魔になるのです。塗装後の半田付けは厳しいので,接着剤付ゆえにとれる工法です。

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洗浄後の車体ほか 7.24

 今回のキットは生地キットなので,上の部品を取付ければボデーはほぼ完成です。次のステップは塗装準備の洗浄です。このキットは見たところ30年位お蔵に入っていたようで,真鍮なので赤錆こそ出ていませんが,半田付けの跡が酸化して白くなっています。どれだけの効果があるかは分かりませんが,台所の食器洗い用洗剤をたっぷり溶いた水でボデーの各部を洗います。

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塗装は隣りの公園--森の工房で 7.26

 ところで,僕の会社は今年はオリンピック対応の変則カレンダーで7月23日から8月2日までの11連休です。この間にどれだけ進捗するか,あまり出歩くこともできないので,精力的に製作に取組みます。洗浄の済んだボデーはさっそく下塗りに進みます。前回のEF71は赤の発色がよいのにつられてピンクのプライマー入りサフェーサーを使いました。出来上がりは赤が明る過ぎる印象だったので,今度は黒のプライマー入りサフェーサーを使うことにしました。塗装の作業は前回からおなじみの森の工房--わが家のお隣の公園です。いつもの切り株を新聞紙で養生すれば,塗装台の出来上がりです。

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その他,下回り部品の塗装 7.26

 梅雨も明け,作業が捗るので,森の工房へ出たついでに床下器具,床板,レジンで作った車体足など,下回りの部品も塗装してしまいます。黒のサフェーサーでもよさそうですが,一応,これらは半艶のセミグロスブラックという色を使っています。また,下回りの一部ですがスカートもねずみ色1号を吹いてしまいます。

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ボデーに赤2号を吹く--森の工房にはときどき珍客が 8.2

 約1週間のインターバルをおき,次は赤2号を吹きます。この日もよい天気でスプレー塗料はぐんぐん乾きます。ここは横浜市の南部ですが,山を切り開いた団地の中の公園にはリスも住んでいます。上の写真は早朝の散歩で撮ったもの,真っ昼間にシンナーの匂いのするような場所には出てきません。

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屋根上の黒を吹く前にちょっと小細工 8.7

 次は屋根上と床下の黒を吹きますが,その前にちょっと小細工です。屋根上に並ぶ4つの通風機はホワイトメタル製で,劣化が著しく白っぽくなっていて,塗料ののりが今ひとつ心配です。また,開口部の整風板はやや下を向いていてここをスプレーで吹くのは至難です。このためマスキングが済んだ段階で,一旦,黒を筆塗りしておきます。また,床下のほうはコピーの母型に使った車体足を白ボンドで車体に取付けます。スカートの内側に隠れる車端側の車体足ですが,前作のEF71と違い,スカートが鋳物部品で肉厚だったり,ネジ穴があったりで取付けるペースがありません。せっかく余分に作った車体足はお蔵入りです。

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屋根上の黒を吹く。マスキングをはがす時が緊張のとき 8.8

 次の週の週末も好天で,3ステップの塗装作業の最後,黒を吹きます。前の晩にマスキングまでしてあるので,早朝から森の工房でひと仕事です。スプレーが済めばマスキングのはがしの作業です。これが緊張の瞬間で,染み出しや吹きまわりがなく,きれいに塗り分けられれば塗装作業も楽しくなります。

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ネジなどの小物の塗装 8.8

 黒を吹くついでに,屋上器具を止めるネジと解放てこも黒でスプレーします。交流機の高圧配線の留め具は多分銀色だと思いますが,僕は昔からなぜかこれらを黒く塗っています。そのため,ネジも黒く塗装します。EF71のときは黒染めのネジを使ったのですが,今回は所要量も多いので,キット付属のネジで費用節約です。また,解放てこはボデーに取付けてしまうと塗装が大儀ですが,今回はボデーの赤ではなくちゃんと黒く塗ることができます。ところが,この作業の最中に部品が飛んでしまい,叢(くさむら)の中を30分くらい探し回りました。この解放てこはボナファイド製ですが,考えてみればただの真鍮の針金細工,1両分700円は質量あたりの単価でいえばトップクラスの貴重な部品です。こんな所でなくしてしまったらトホホです。

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家に帰れば補正の筆塗り 8.8

 この日は朝早くから作業を始めたので時間があり,午後は家に帰って作業を続けます。ねずみ色,赤,黒のスプレー作業が済んだので,細かい部分を筆塗りします。塗装のなかで一番神経を使うのが,前面のHゴムの色差しです。模型メーカーの完成品はとてもきれいに仕上がっていますが,プロの腕はさすがです。尤も最近は一回り大きくプレスで抜いて,プラ製の窓部品のほうにHゴムをモールドしてある部品構成が多く,これなら誰でも間違いなくHゴムが表現できます。このHゴムの色ですが,灰色9号という色を使っていますが,塗ってしまうとほとんど白のように見えて,もっと暗い色のほうがよかったと思います。この機関車は機械室の明り窓もプレスで表現してあるので,Hゴムの色差しをすれば完了です。数が多く少々面倒ですが,EF71(こちらはHゴム部品がなかったばかりに散々苦労しました)のようなことにはならず助かります。最後にスプレー,手塗りを問わず,塗料のはみ出した個所の補正の筆塗りをして,この日の作業は完了です。

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パンタグラフの塗装 7.24

 話が前後しますがこのキットはパンタグラフも付いていますが,宮沢のPS101はメッキ仕上げのピカピカなものです。これをそのまま付けるのはぞっとしないので,EF71のパンタを塗装したついでにこのキットの分も塗ってしまいます。色はそれなりになりましたが,関節の造作なども雑なつくりで,予算があればもう少し高級な部品に交換したいです。

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長い軸と短い軸 7.28

 ところで,このキットの台車ですが1台分の輪軸は付いていましたが,もう1台分はインサイドギヤごと欠品でした。この際なので,4軸とも交換してしまおうと,行きつけの模型店でエンドウの14㎜ボックス車輪と車軸をセットで買いました。家に帰ってみると,宮沢の台車枠(幅が広い)にエンドウの車軸(短い)だとスコスコで軸が落ちてしまいます。輪軸の欠品などどうということはないと思っていたのですが,意外とややこしいことになりました。

 このあと暫くはEF71の製作に注力したのでED75の製作はしばらくお休みになりました。続きはまたのち程アップします。(2020.9.22記)

後編につづく

HOゲージ/16番--EF71の製作・後編

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前編から

 今年(2020年)の夏,巣ごもり生活対策で始めたEF71の製作,その後編をお届けします。後編は課題だった車体足の製作,側面の明り窓の製作,屋上機器などの最後の組立てが中心です。

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現役時代のEF71 @福島駅 1989.8.4頃

 ここでEF71という機関車の実機について触れておきます。1963年登場のED75は国鉄の交流電気機関車としては完成の域に達し,九州向けのSG搭載型のED76とともに増備が進められました。1965年にはED93という試作機で全サイリスタ制御の実用化が図られました。この全サイリスタ制御をED75にフィードバックしたものがED75-500ですが,残念ながらこのタイプは北海道電化の試験用に1両だけの製作にとどまりました。これに代えサイリスタ位相制御の機関車は,SG付の北海道向けのED76-500,ED93を量産化し軸重可変機構付の中間台車を履き低規格路線向けのED77,回生ブレーキと急勾配対策の諸装置を付加し板谷峠向けのED78,更にその動軸増加のパワーアップ版のEF71が製作されました。EF71は1968年と1973年に計15両が製作され,38パーミルの急勾配区間のある奥羽本線の福島~山形間で使用されました。この区間が交流電化に変更された1968年10月(ヨンサントオ)のダイヤ改正から,1991年8月の山形新幹線開業準備のための改軌までの約23年間活躍しました。用途廃止後は1号機が利府の新幹線総合車両センターに保存されていましたが,最近(2019年12月)解体され現存する車両はありません。

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新幹線開業を前に最後の活躍 @峠~大沢 1991.7

 さて,模型の製作記に戻りますが,先ずは車体足の製作です。このEF71の製作に触発され,僕はED75のキットもオークションで買ってしまいました。この落札には理由があり,もちろんED75も欲しかったのですが,それ以上にED75の台車の車体足が欲しかったのです。ED75のDT129系の足回りは完成されたもので,EF71もDT129M/N台車を履きます。厳密にはEF71のものには急勾配上で停車した際の保安装置であるシリンダロック機構が付いているのですが,模型では無視です。ED75のキットを買えば,なくて困っていた車体足も入手できると考えたのでした。落札したED75のキットは宮沢模型製で,その車体足は台車から伸ばしたステーで支持する変わった方式でした。本物のように車体側に固定すると台車と当たる可能性があるので,走行性を重視するならこの方式も頷けます。想定と違ったのは確かですが,これで晴れてEF71にも車体足が付けられます。

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ED75の部品を使って車体足の型をとる 2020.7.18(以下,年は省略)

 ED75のダイキャストの車体足のコピーを作るのは,Bトレインショーティの改造で身につけたレジンキャストを使います。今日の記事では明り窓のほうでたっぷりレジンキャストの解説はするので,ここでは簡単に済ませます。レジンキャストは鋳物のようなものなので,型さえ作ってしまえば2つ作るも4つ作るもあまり変わりありません。このため,EF71用の車体足はスカートの内側に隠れてしまう車端側も用意します。まだまだ技術不足で歩留まりも悪いですが,ものによってはスカート内側の狭い箇所に取付けるため,多少の不良は目をつぶります。むしろ幅が狭い方が都合がよいのです。

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出来上がった車体足。まだまだ技術不足でお湯がまわっていないものもある 7.18

 せっかくできた自作の車体足,さっさと取付けてしまいます。接着剤は木工用の白ボンドです。白ボンドは乾くのに時間がかかりますが,その分微調整がしやすいので僕は愛用しています。車端側の車体足はスカートの内側,スノープラウのステーもあって窮屈な場所ですが,お湯のまわりが悪くて前後寸法の短いものを選んで接着します。この機関車は僕の技術の範囲でしかできていないので,取り立てて取り柄はないですが,車端側の車体足がちょっとしたチャームポイントです。

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車端側の車体足。チャームポイントなどといっても完全に自己満足 8.9

 次の工程は側面に並んだ明り窓です。キットの仕様は窓部分はプレスで抜いてあり,Hゴム部分を別のエッチング部品を半田付するようです。ところが前所有者殿はHゴムの半田付を端折っていました。数も多く面倒な作業なので,端折りたくなるのも分かります。そのままプラのガラスを貼っただけでは殺風景なので,Hゴム支持の様子を作り込まねばなりません。

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真鍮線で作ったHゴム部品とそのコピー 8.9

 当初は真鍮線でHゴムと縦の桟を表現したものを作って,それをレジンでコピーしようと考えました。真鍮線をラジオペンチで慎重に曲げれば,それなりに母型として使えそうなものもできました。1こ作るのに20~30分かかるので,最初は3つ,5回モールドすれば15こできると考えました。やっているうちに歩留まりが悪いことが分かったので2こ追加で作り,3回のモールドで15こを用意できると計算しました。

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Hゴム部品を作るための失敗作の山 7.30

 さてキャスティングですが本格的なレジンキャスティングは準備が大変なので,百均で売っているUV硬化レジンで済ますことを考えました。ところが上の写真のような繊細な部品はUV硬化レジンには馴染まないようで,これは失敗でした。次は型を取るのが大変,また型どり用シリコンは1㎏缶で,実際使うのは僅かなのでもったいないと考えました。会社の帰りに大きな工芸用品店を覗くと2,000円くらいで100gの型とりシリコンがあったので,これを使ってみました。この商品は水色の弾力のあるシリコン型になるのですが,どうも思った太さに鋳れません。そうこうするうち,HO模型製作の大先輩と会話し,そんなの透明レジンでキャスティングすれば簡単とのアドバイスをもらいました。結局この案採用で,透明レジンで作業を進めます。

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レジンの明り窓1--母型をつくる 7.24

 最初はHゴム部分のみの部品製作でしたが,今度はHゴム+窓ガラスに範囲を変えて取組みます。先ずは現物を使って母型を作ります。窓をプラの帯板とマスキングテープで塞ぎ,内側から粘土を圧入して1日待ちます。車体の外側にはみ出さないよう注意していても,窓のまわりは真っ白け,塗装が傷まないか心配になります。幸いなことに,外側にはみ出した粘土は廃歯ブラシで優しく払えばきれいにとることができました。

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レジンの明り窓2--シリコン型の型どり 7.26

 粘土で作った母型を使ってシリコン型をとります。大枚をはたいた手芸用シリコンは使い物にならず,改めて,模型用のシリコン1㎏を用意します。ここでまた失敗,石粉粘土で作った母型は油粘土のグリップが甘かったか軽くてシリコンの液のなかに流れ出てしまいます。母型は窓5こ分をとって,3こと2こに分けてセットしたのですが,3この方はお釈迦,2この方だけかろうじて片面の型がとれます。明り窓の所要は14こですが,2こずつの注型では生産性が悪いです。先ずはこの片面しかとっていない型を使って,母型を4つコピーします。

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レジンの明り窓3--シリコン型A面の製作,今度は流れ出ないようしっかり固定 7.28

 ここまでえらく遠回りしてしまいましたが,ここからが通常のレジンキャスティングの工程です。先ずは型どりブロックの中に敷いた油粘土の上に母型とレジンを流すランナーを組合せて配置します。実はこの設計と配置が大事なのですが,僕も初心者なのでこんなもんだろうという感じに配置します。シリコン型は6~8時間でできますが,僕は大事をとって半日弱寝かせます。

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レジンの明り窓4--シリコン型B面の製作 7.28

 片面ができれば,今度はできた面を下にして,もう反面の型を作ります。このとき離型剤をしっかり塗って,キャスティング作業時のあわせのためのダボ穴を作ります。本当は1面目の型を作る前にダボ穴の準備をするのが正しい作り方ですが,今回はその作業を失念したのでした。

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レジンの明り窓5--お湯の通り道を整形してシリコン型を完成 7.29

 両面の型ができればキャステイングに入る前に型の調整をします。主なところはランナーを配置しましたが,部材にお湯(レジン)がまわるよう,お湯の通り道を彫刻刀やカッターで調整します。また,僕の場合は漏斗状のお湯の流し口や上に向かって空気抜き兼様子確認用の通路も用意します。最後に後から作ったB面の型にも離型剤を塗って,鋳型の製作は完了です。

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レジンの明り窓6--キャスティング作業 7.29

 型ができれば,次は実際のキャスティング作業です。キャスティングといっても実際に鋳る部材は明り窓8枚だけなので,大した量ではありません。キャスティングはA液とB液を化学反応させて凝固・硬化させるので,混合比が正確でないと正しい鋳造品は得られません。一般には0.1gまで測れる秤を使えと言われていますが,僕の場合は,百均の金属製の計量スプーンを使っています。ただし,A液B液の混合比は重量比で表示されますが,計量スプーンで正確に測れるのは体積です。このため取説に書いてある比重を使って体積比を求め(要は逆数をとる),この割合で2液を混合します。2液を混ぜたら素早く型に流し込み,20~30分待ちます。

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レジンの明り窓7--透明レジンのキャスティングの成果物 7.29

 今回,僕が作っているのはELの明り窓の部品で,形としては薄っぺらなものです。透明レジンにとって薄い形状のものは不利だそうで,実際,透明な鋳造品は得られません。湿度が嫌い(当日の湿度は67%)だとか型をドライヤーで温めるとよいという情報を得て,いろいろ試してみますが,どうしても改善しません。最悪,また冬に挑戦するとして,今回の製作はこのまま進めます。

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レジンの明り窓8--ようやく明り窓部品の完成(灰色塗装後に撮影) 8.8

 出来上がった明り窓はHゴム部分も含んだサイズなので,Hゴム部分に灰色9号を筆塗りします。またレジンのガラス部分は白いままだと客車の洗面所の曇りガラスのようで見栄えが悪いので,裏から黒を塗っています。人によりとらえ方は違うと思いますが,白よりはこの方が見栄えがすると思います。サッシの縦桟の部分は幅0.5㎜×厚さ0.2㎜の洋白帯材を2㎜に切って貼ってあります。これがまたクセモノで,質感はとても良いのですが,小さすぎて取り回しが難儀です。

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レジンの明り窓9--自作の明り窓部品への色差し 8.8

 ところで,レジンキャスティングでの自作と並行して,明り窓部品の調達も諦めた訳ではありませんでした。別のスレッドで詳しく書きますが,会社の夏休みのある日,模型屋巡りもしました。東京・落合のKATOのショウルームで分売パーツを当たったところ,明り窓だけの取扱いはありません。最近KATOではHOのEF81を売り出したばかりで,分売パーツのEF81ボデー(7,000円)は明り窓14こも付いた状態で売られていました。僕の価値観では明り窓だけのためにボデーをまるまるは買えません。しかし,これまでにかかった時間,出来あがった部品の品質,かかった費用のどれをとってもEF81のボデーを部品取りにするほうに分があり,残念です。

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さんざん苦労して作った明り窓。出来はイマイチだけど洋白製の桟で一矢か 8.12

 また,明り窓に格闘している間にパンタグラフを塗装します。パンタグラフは一般には銀色に塗装しますが,全検出たてホヤホヤを除き,そんな銀色のパンタグラフの機関車など見たことありません。僕の印象ですが,洗車という観点では福島機関区の機関車は特にひどかったと思います。そんな訳で,この機関車のパンタは一旦銀に塗った後,佐世保海軍工廠色という濃い目のグレーを吹いています。こうしてしまえば,上側金属,下側プラのTOMIXのパンタでもそこそこ見栄えがするようになります。

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パンタグラフの塗装。ED75のものとまとめて作業 7.24

 模型製作の続きですが,明り窓部品ができれば,早速車体に取付けます。取付けは例によって白ボンドです。ボンドがある程度乾いたら,ずっと保留にしていた,屋上部品,パンタグラフの取付けです。屋上といってもEF71は2つのパンタからの高圧配線が1本あるだけなので,碍子7こをねじ止めするだけで簡単です。パンタグラフはTOMIXのプラ製なのでネジはありません。付属の碍子を通して車体に取付ければ,結構固くはまります。元々は昔のプラモデルのように取付足の先を溶かして固定しようと思っていたのですが,その要はなさそうです。

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桟をつけた明り窓と屋上部品,パンタグラフの取付け 8.12

 EF71製作も最終段階です。碍子,パンタの次は屋上の高圧配線です。これは0.4mmの燐青銅線を配線のとおりに曲げ,ネジの頭のくぼみにはめてゆきます。はめただけでは弱いので,少量の白ボンドで補強します。燐青銅線は見た目は銅に似ており,この配線のリアリティは抜群です。碍子をねじ止めした際に黒塗装が剥げてしまったところ,配線の補強の白ボンドのアタマに黒を筆塗りして補修します。最後にメーカーズプレートを接着すれば完成です。

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16番EF71完成 8.12

 巣ごもり対策で始めた模型いじりですがようやく1両完成です。Bトレ用の小物部品を買いに模型店を覗くと20万円近くするHOの機関車が目を引きます。いつも眺めるだけでしたが,今回ようやく手に入れることができました。非電装,よく見るとアラも目立ちますが,自分で手をかけただけに愛着もあります。なお,手元の集計ではかかった時間は約80時間でした。
 ところでせっかくの鉄道模型,どうやってしまうかが問題です。ネットを探すとアクリルケースを1㎜単位でオーダーできることが分かりました。一緒に入れてある架線柱に高さを合わせたのがちょっと失敗でしたが,ジャストサイズのケースに納めれば見た目もよいです。その名も透明堂,3辺をmm単位で指定して,ネットバンクで送金すれば約1週間でケースが届きます。ちなみにこのEF71用は送料込みで3,810円,某有名模型店の車両ケースよりは相当安かったです。

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ケースに入れれば馬子にも衣裳で見た目もよくなる 8.12

 明り窓で足踏みしてまるまる1か月半くらいを無駄にしたおかげで,3か月がかりの製作でしたが,今年の夏は巣ごもりなのでそれもまた佳しです。キットの基本部分だけならそんなに高いとは思いませんでしたが,その他の部品代や塗料を考えると結構お金を使ってしまいました。巣ごもりで旅行に行けないので,その代わりと考えればトントンです。家にはまだ作りかけのED75もありますが,当分はHOのキット製作がマイブームになりそうです。(2020.8.10記)

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