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2020-08

2019年秋のアクティビティ/近場の神奈川県内での鉄ちゃん2題

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 特段理由はないのですがこの秋はあまり遠出はせず,近場でのアクテビティで週末を過ごすことが多かったです。今日はそのなかで鉄分の多かった2題を書きます。

1.歩きでの鎌倉行と北鎌倉でちょっと鉄ちゃん
 徒歩で歩くことは旅行--非日常の体験--の基本で,僕は列車の旅と同様に好きです。自宅のある横浜市南部の磯子から鎌倉は歩いて約3,4時間の行程で,これまでにも幾度か歩いています。今年(2019年)も9月15日(日)にざっと32㎞を歩いて巡ってきました。

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復刻塗装の江ノ電バス @温室前 2019.9.15(以下,特記あるまで同じ)

 磯子の山の上の自宅を5:42に出発です。最初のうちは釜利谷街道という街道筋を南に下ります。温室前のバス停では,初便になるバスが時間調整をしています。通勤途上でいつも見かけるバスでも,徒歩き(かちあるき)旅行で見ると,いつもと違った雰囲気です。

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横浜にもこんな農業地域がまだ残る

 鉄道でいえば京急の能見台駅の裏山にあたる氷取沢からは山に分け入り,「円海山周辺市民の森」として整備されたハイキングコースになります。このコースの一部は京急金沢文庫駅から鎌倉天園に至るハイキングコースにもなっており,行き交う人も多いです。

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円海山周辺市民の森の案内板(90度右に回転しているので注意)(拡大はこちら

 港南台の裏山にあたる円海山は横浜市最高峰(153.3m)と言われたところで,北側に開けた展望は370万人都市・横浜を一望することができます。なお,以前は山頂広場に展望台もありましたが,現在は閉鎖されて,少し西に下った所の農地のあたりが景色を見たり休憩するにはよいです。

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円海山からの眺望とそのズームアップ

 ここから暫く進むと三浦半島の背骨の分水嶺を越え,旧国名では武蔵から相模になります。ハイキングコースの案内板によれば,この道はたたら師(製鉄職人)が通った鉄の道(鉄道!?)との記述もあります。

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武相国境の案内

 ハイキングコースは横浜横須賀道路と絡み合い,緑濃い山とコンクリート製の人工構造物の対比が面白い景色です。また,左手には金沢自然公園と金沢動物園もあり,初めて歩く人には休憩場所としてもお薦めです。今日は時間も早いし,休憩どきでもないので公園とは反対側のバックストレッチのコースで先を急ぎます。

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大丸山の山頂広場

 さらに南進するとまたまた横浜最高峰の大丸山(156.8m)があり,ここは山頂に登ることができます。不思議な話ですが,測量技術が進歩してそれぞれの標高が正しく測れるようになるまでは,円海山が横浜市最高峰と言われていたようです。なお,最高「峰」でなく最高地点は鎌倉の大平山(159.4m)の途中の尾根だそうです(Wikipediaによる)。大丸山は東京湾側に眺望が開けていて,浦賀水道を行き交う船や房総半島の山々がよく見えます。

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大丸山からの東京湾の眺望

 ハイキングコースは更に南進し,市境広場に出ます。広場の名前は市境ですが,実際は金沢区と栄区の境界で,その先も横浜市です。環状4号線の武相トンネルの上を通って相模湾側に達すると,尾根道は右に横浜霊園,左に鎌倉霊園の間を進みます。前者は森の間から広大な園地が見えますが,後者は森になっていて,あまり墓地が眼に入ることはありません。

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ハイキングコースは通行止め

 ところで,今日は6日前に台風が来たばかりのため,これまでのコース上にも折れた枝などが散乱し,通行止めの箇所がたびたびありました。この先,鎌倉天園までが市境を含む隘路ですが,途中に倒木があって通ることができません。栄公園事務所の応急処置の通行止め看板はありましたが,通行止め解除はいつになるのでしょうか。今般の台風では東京湾の対岸の千葉では大変な被害が出ているので,ハイキングコースの復旧よりは千葉の被災地の復旧支援の方が先だと思います。そんな訳でここは仕方なく引き返し,朝比奈峠を越える県道を歩いて越えます。

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ハイキングコースが通れないので県道を歩く

 本来のハイキングコースをまっすぐ進むと鎌倉天園・六国峠に至り,相模湾から富士山や関東6国を望むところに茶屋があります。その後は道が幾つかに分かれ,瑞泉寺,覚園寺,建長寺,今泉町に降りることができます。なお,建長寺に降りる場合は寺領を通るため,拝観料500円が必要です。また,建長寺,今泉町への途中には鎌倉カントリークラブの裏のピクニック広場や先ほど出た大平山などもあります。楽しいハイキングコースなのですが,鎌倉市のサイトの情報では今でも通行止めが続いているようです。もし出掛ける場合は最新の情報を確認してください。

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ようやく鶴岡八幡宮に到着

 そんなこんなで今日は大幅に時間を食ってしまい,八幡宮までで約6時間です。素通りでは失礼なので,軽くお参りして,北鎌倉へと歩を進めます。今日,鎌倉に来たのはハイキングもありますが,北鎌倉で鉄ちゃん(僕は「鉄ちゃん」という言葉を狭義に使っていて,鉄道写真を撮ることの意です)するのも目的です。八幡宮から北鎌倉は建長寺の山の裾を鎌倉街道沿いに歩き,約20分です。

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先ずはE217系の横須賀線電車

 北鎌倉駅の約500m手前,鎌倉街道が横須賀線を渡る踏切の脇がちょっとした休憩スペースになっていて,その端っこが好撮影地です。緑豊かな円覚寺周辺の木立ちがバックになり,僕のお気に入りのポイントです。着くのが遅くなったのが幸いして光線の加減はとても良い感じ,定員2~3人のところ今日は僕1人です。3年前にもここでの鉄ちゃんで記事を書いているので詳細は省略しますが,こちらの記事の2の地点です。

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湘南新宿ラインからのE231系

 横須賀線は山手線の次のE235系の投入先とアナウンスされていて,もうじきE217系の置換えが始まります。745両と数が多いので全てが置換わるには何年もかかるでしょうが,そのうちにE217系も稀少車になります。葬式鉄でごった返す前にゆっくりと写真を撮るのは早めがよさそうです。

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こちらは一応,最新鋭のE233系

 以前はここはE217系しか来ない場所でしたが,湘南新宿ラインが通じてからはE231/3系の湘南色帯の電車も増えて,彩を添えてくれます。また,マニアは金沢八景の総合車両製作所(元の東急車輌)からの甲種回送も写材とするようですが,この場所は下り向きなので,ふつうは追いかけになってしまいます。

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今日のゴールは港南台の日帰り温泉

 約1時間ここで過ごし,帰途に就きます。港南台に行くなら鎌倉街道をまっすぐ上ればよいのですが,単調なバス通りを嫌い,今泉台の住宅地を突っ切るショートカットルートをとります。山の道は谷を間違えると大けがをしますが,住宅地の中を遠回りしてしまい,残念ながらショートカットにはなりませんでした。歩くこと約2時間,15:30前,ようやく港南台・日野のおふろの王様に着きました。途中さんざん道草を食いましたが,今日1日,概ね10時間で32㎞の大散策でした。

2.台風一過の小田原・石橋山でちょこっと東海道線を撮る

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E231系の普通列車 @早川~根府川 2019.10.5(以下,同じ)

 秋のアクティビティ,もう一つは早川の先,石橋・玉川橋梁での東海道線の鉄ちゃんです。ここは以前,お天気のよい日に列車で通ったら車窓から相模湾のかなたに房総半島まで見渡せたのが印象に残り,いつか来たいと思っていた所です。(2019年)10月5日(土),今朝は天気もよく,横浜から富士山もよく見えます。これなら相模灘の視界もよかろうと,小田原の先,石橋山までプリ子とお出掛けです。この界隈では根府川の白糸川橋梁が超・有名撮影地ですが,有名すぎるのと風よけのネットが張られてしまったので,あまり好みではありません。代わりの場所をネットで検索したら,この場所がヒットしたのでした。

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小田原あたりからの三浦半島,房総半島の位置関係(Google Mapから調製)

 今日はクルマでの撮影行ですが,途中の道が強烈に狭いので,鈴廣のかまぼこ販売所近くの迷惑にならない所に車を止め,山は歩いて登ります。山自体はいくらもかからず登れますが,きちんと調べればある程度広い道路もあり,撮影地の近くまで乗りつけることも可能です。

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この山では新幹線も撮影可能 @小田原~熱海

 歩く道々では新幹線もよく見え,似たような写真が撮れます。ただし,すぐ後ろにトンネルがあるので6両位しか入らず,ちょうど画面の真ん中に墓地が入ってしまうので,好みは分かれるところです。

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貨物列車は上りのこの1本だけ

 電車だけではつまらないので,僕としては貨物列車を狙いたいところですが,日中の時間は隙間で,滞在1時間半位(14:20~15:50)の間で下りの貨物列車は1本もありませんでした。

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185系踊り子号の置換えはもう秒読み

 待っているうちに,185系15両フル編成の踊り子号がやってきました。新幹線のところで書いたようにここは長大編成にはやや窮屈で,15連の列車では後部がトンネルに隠れてしまいます。置換えと言えばJR世代の251系も,新しいリゾート列車の開発がアナウンスされ,この先長くはありません。時刻表を見ると251系の上り列車があるので,この列車までねばって帰ることにします。

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251系スーパービュー踊り子号も来ましたが,追いかけです

 そう言えば,こういう撮影地での列車待ちの際にJR東日本アプリの列車位置表示は絶大な威力を発揮するのですが,僕のスマホはAndroid4.4機,半年くらい前からこのアプリはAndroid5未満をサポートしないのでとても不便です。僕もソフトウェア技術者の端くれなので,多くのバージョンで稼働保証をすることの大変さは理解しますが,JR東日本アプリのような利用者層の広いソフトで稼働条件が厳しいのはいかがなものかです。新しいOSの載る機械に更新すればよいのですが,来年には5G通信の商用化がアナウンスされているので,この時期にスマホを更新する気にもなれず痛し痒しです。

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撮影地への途中で。今日は三浦半島の西海岸,葉山あたりまでよく見える

 章の最初に車内から見える房総半島について書きました。ここからは平塚,藤沢と続く海岸線や江の島くらいまでは見渡せますが,三浦半島先端の城ケ島や房総半島までを入れての写真は撮れません。歩いている途中で撮った写真でそれに近いものがあったので,最後につけておきます。

 9月からブログの更新ピッチを月2回から月3回に増やしていますが,1.5倍は結構きつく,しょっちゅうブログ記事を書いている感じです。いつまで記事の品質を落とさずにこのピッチを続けられるか分かりません。今日は最低限度はクリアかといったところですが,お付合いいただきありがとうございました。(2019.11.10記)
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