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2021-05

2020年夏のアクティビティ3--青春18きっぷで福島へ小撮影行・前編

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 今年の夏は巣ごもりで大きな旅行はできませんが,徐々に足を延ばす距離が増えてきます。8月20日(木)~21日(金)は平日ですが,夏休み中にシステムの入替えで出勤した振替の連休をいただき,ちょっと福島へ写真を撮りに行ってきました。今日はその前編,往路と1日目のアクティビティをお届けします。

 今年の春に全線復旧開業なった常磐線に乗りに行き,帰りに喜久田へ寄ったことは以前に書きました(そのときの記事)。この時から磐梯山の麓を行く磐越西線の写真をとりたいと思っていたので,今日はそれを実行です。あまり使うアテもなく買った今年の夏の青春18きっぷ,多少もったいないですが片道ずつ2日分の消化です。

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今朝も出発は早い。朝5時前の東京湾 2020.8.20(以下全て同じ)

 (2020年)8月20日,今朝も出発は早く,朝4:58磯子駅の根岸線列車で出発です。駅に向かって歩いて行くと,いつもの東京湾は朝焼け,今日も天気に恵まれよい1日になりそうです。列車は450B,大船からの1番列車です。僕の勤める会社もそうですが,3密を避けての時差出勤が推奨される折から,1番列車の割には混んでいます。7人掛けの座席に1人おきに4人ずつがきれいに座っていて,どこに割込むか難しいです。

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根岸線450B @磯子

 この時間は東海道線も少なく,横浜で乗換えても待ち時間が長いだけなので,このまま上野まで上ります。横浜でお客さんの入替りがあり,むしろ車内はすいた後,品川まで徐々に混んでくるのはいつもと変わりません。6:01上野着,東北本線の宇都宮ゆきに乗換えです。朝6時の上野駅は人影もまばらです。

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上野駅の通路の様子。人影もまばら

 上野東京ラインの列車はまだ始まらず,上野始発の527Mは高いホームの6番線からの発車です。上野では朝ごはんを仕入れに駅の外のコンビニを目指しますが,手近に見当たらないので,NEWDAYSで我慢です。菓子パンと缶コービーを買ってホームに戻れば,もう発車の時刻です。上野を出れば尾久の客車区など見たいものはありますが,車内が混雑しないうちに朝ごパンを食べてしまいます。

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東北本線527M @上野

 列車はさいたま,小山などの都市圏の通勤通学客を拾ったり吐き出したりしながら進みます。ボックス席は埋まっていますが,ホームの向こうの上り列車に比べれば天国です。現地に着いてしまえば1人での行動なので移動中の車内が一番のリスクですが,この程度をリスクと言っていたら日常の通勤電車も同じです。

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小金井~黒磯の635Mは205系4両編成 @小金井

 約1時間半の乗車で7:31小金井着。次の黒磯ゆき635Mは小金井の小山車両センター出区の運用なので,始発の小金井からこの列車に乗ることにします。京葉線仕様(メルヘン顔というらしい)の205系の短編成改造車ですが,ようやくこの電車も馴染んできました。半面,4両編成では輸送力過小な感じがするので,編成はそのままでもう少し増発できるとよいと思います。尤も,僕が乗るのは大抵東北への移動の途中で,混雑する列車ばかりを見ているのかもしれません。車窓左手には日光,那須の山々がきれいですが,ロングシートでもあり写真は撮りづらいです。

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黒磯で見かけた貨物列車,多分94レ

 東北本線中距離電車区間・宇都宮線の北限,黒磯には8:56に着きます。ここでは12分の程よい接続で9:08の新白河ゆきに乗換えです。旧・交流側ホームに行くと隣りの側線にEH500牽引の貨物列車が休んでいます。半逆光ではありますが,コンテナ満載の金太郎に惚れ惚れ,この2日でどれだけ写真が撮れるか期待に心がはずみます。

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黒磯~新白河の4129MはE531系5両編成 @黒磯

 続いてもう1本EH500の貨物列車が来たのですが,最近新調したカメラに慣れていなくて,見事に失敗しました。黒磯からの4129MはきれいなE531系で,関東と東北の境の那須高原を快適に走ります。

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那須の山々を望む @豊原~白坂

 一昨年の夏,このあたりに写真を撮り来ましたが,なかなか納得のゆく写真が撮れませんでした。好天の下,那須五岳をバックにした写真もよさそうです。車内も程よい入りで,青春18きっぷ族と思われる大きなカバンを持った若い旅行者が目につき,時節柄もあってか地元のお客さんは少ないようです。

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新白河のホーム。中線は真ん中で分断されている

 9:32,新白河着。東北新幹線開業前は磐城西郷(にしごう)という小駅でしたが,新幹線駅となったおかげで駅や駅前広場が整備されました。数年前の黒磯駅の交直切替え設備の再整備で運転系統が変わり,新白河以南が東北関東の境界の高原の列車,以北は福島・郡山都市圏の列車で分断されるダイヤになりました。その結節点の新白河駅は乗換えの便を考え,幅が広いとはいえないホームを縦に分断し,多少は歩くけど階段なしで乗換えができるようになっています。この項を書くので調べましたが,平成の大合併を経た今でも西郷村は健在で,新白河駅は今でも西郷村の東の端っこにあります。

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新白河~郡山の2131M @新白河

 新白河からは福島県中通り地方の中心部となり,平日の今日の郡山ゆきは用務客でそこそこの入りです。郡山での接続もよく,5分の接続で3223M快速「あいづ1号」に乗換えます。この列車は今日2本目の快速で末位は3ですが,指定席連結の1本目なので1号です。全部の快速に指定席をつけたらと思いますが,指定席付きの列車は運用をたどると1本が3往復する運用,他は普通列車と掛け持ちの運用になっていて,難しそうです。

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郡山~会津若松の3223M「あいづ1号」 @郡山

 「あいづ1号」は721系4両編成,ボックス席はほどほどに埋まっていますが,会津若松までの1時間ちょっとは先頭にかぶりついてロケハンかたがた車窓に目を凝らします。喜久田あたりで一旦,磐梯山が見えますが,その先,中山峠が近づくと山の中に隠れてしまいます。以前はスイッチバックだった中山宿駅跡を過ぎ,数百m走った中山峠のトンネルの入り口に今の中山宿駅があります。トンネルを抜け坂を下ると上戸駅があり暫く猪苗代湖畔を走った後は湖畔の平地を快調に飛ばします。

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磐越西線上戸~会津若松の地図(Google Mapから調製)

 磐梯山は明治の噴火で山の1/3がなくなったと言われますが,当時の岩肌も今は緑に覆われ,この辺りから見る山容は秀麗と思います。猪苗代から翁島までは1直線ですが,その先は磐梯山の麓ような所をジグザグにカーブしながら磐梯町に下りて行きます。途中には更科信号場があり,列車は上りの普通列車と交換です。

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更科信号場では上り列車と交換

 磐梯町から先は会津盆地の中を走り,会津若松運輸区が見えれば終点・会津若松です。会津若松に着くと,ホームはずれには数両のチキ車を繋いだED75が休んでいます。現在,HOゲージのED75製作中なので,この機関車を形式写真風に撮ります。お休み中でパンタはたたんだ状態,逆光ではありますが,今ではED75自体が稀少なので大きな拾い物です。

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JR東日本に5両残るED75のうちの1両,ED75-757の工臨 @会津若松

 そうこうするうち今度は新津方面からGV-E400系がやってきました。こちらは今回の改正で登場の電気式ディーゼルカーで,メカ好きの僕としては興味があるのですが,まだ乗ったことはなく,見るのも初めてです。なんやかやで駅を出るのが遅れ,お昼を過ぎてしまいます。

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磐越西線非電化区間のGV-E401 @会津若松

 今日の午後は会津若松のレンタカーを予約していますが,今回は費用節約のため大手のレンタカー会社でないので,8月の炎天下を営業所まで10分ほど歩きます。レンタカーのクルマは10年以上前の13万キロ走ったベルタ,ただし土地柄からか4WD,ナビは別料金です。見ず知らずの土地でのナビなしは辛いので,550円を追加で払って後付けのナビを付けてもらいます。軽自動車販売店兼業のレンタカー屋さんは応対もまずまずで,全体としてみたら値段相応の感想です。

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会津若松の駅前風景。鉄道の街,城下町の風情

 今回はwebサイトや地図で情報収集したつもり,列車で来る道中もロケハンしてきたつもりですが,なかなかよい撮影地が見つかりません。列車は幾本もないのでミスる訳にもゆきません。真横からの写真になってしまいますが,先ずは磐梯町駅からそう遠くない所で1本を撮ります。

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翁島~磐梯町で,3235M

 更科信号場のジグザグに走るあたりで狐塚とか六郎原という撮影名所が何箇所かあるようなのですが,情報も古く,夏場は茂みが深くて探せません。仕方なく,磐梯町駅の先,川桁駅の近くまで戻って,来しなの列車でここが良さそうと思った地点に行ってみます。田んぼの向こう,緩くカーブした低い築堤は悪くはないのですが,午前順光のポイントで,お顔が影になってしまうのが残念です。さらに,カメラを新調したばかりなので,逆光補正の勝手も今一つつかめません。

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磐梯町~川桁で,3238M(デジタル編集してます。今日のとびらも同じ場所)

 この場所で列車3本,小1時間粘った後は,初志貫徹を目指し更科信号場のほうへ移動です。途中コンビニがあったので小休止,お手洗いを借りて,遅い昼ごはんにします。県道7号線を走っていると磐梯山眺望箇所という看板と共に停車スペースがあるので,ここでも磐梯山の写真を撮ります。

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磐梯山眺望箇所

 次に行ったところは翁島の先,磐梯町へのジグザグルートの入口のあたりです。ここは磐梯山を入れると真横かつ足元が隠れてしまいますが,山を気にしなければそこそこよい写真が撮れます。架線柱が片持ち式で線路の向こう側,光線はほぼ正面からで条件もよいので,ここで上下各1本を撮ります。

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磐梯町~翁島で,3239M(デジタル編集してます)

 そろそろ5時,引上げにかかりますが,会津若松に帰る道中で最後に1本を撮ります。往路の列車で会津若松に近く田んぼのなかと目星を付けておいた広田の手前に向かいます。後ろは宅地,またまたお顔に陽があたりませんが,ヘッドマーク付の快速列車です。地方都市の17:00を過ぎ,急にあたりの道路が混んできますが,ガソリンを入れてレンタカー屋に着けばぴったり6時です。

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広田~東長原で,3240M

 レンタカーを返した後は,急いで駅に戻り,18:13の郡山ゆきに乗ります。急いでいても,無事故で運転お疲れさまのビールと肴は忘れません。夕方でもそれほど混んでいない列車の旅は快適で,先ほど写真を撮っていた所の景色などを楽しみます。また,会津盆地から猪苗代に向けてのジグザグ坂は,後ろに遠く会津若松の街の灯が見えて,なかなかの車窓と思っています。

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帰りの列車2本,会津若松~郡山の1238M @会津若松,郡山~福島の2151M @郡山

 郡山からは14分の接続での2151Mで東北本線を福島まで下ります。明日は金谷川~松川のお立ち台で貨物列車の写真を撮るつもりです。福島へ行く列車のなかで目を凝らしてみていますが,ロケハンというほどの情報は得られません。そもそもこの松川~金谷川の区間は43.10のダイヤ改正を前に複線化線路改良が図られた区間で,上りと下りの線路が随分離れた所を通っているのです。

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今日の行程表

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今日のGPS logの会津地方拡大。列車で乗った分とレンタカーの航跡がごっちゃですが悪しからず

 20:33,福島着。今夜は福島駅前のホテルに泊まります。チェックイン後に駅近の盛り場に出ますが,昔,山形新幹線開業前にED78,EF71の写真を撮りに通った頃に何度か来た店が残っていたので,思わず入ります。今日1日のなかで一番感染リスクが高そうなので,速攻で食べて飲んでホテルに引上げです。今日は青春18きっぷ1日分で乗った距離は440.3km,写真の成果は上のとおりです。レンタカーまで動員した割には...のような気もしますが,天気にも恵まれまずは満足です。さて明日は金谷川で写真を撮って,バスや列車で帰る予定が楽しみです。(2020.10.11記)

後編につづく
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