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2024-04

2023年夏のアクティビティ5--秩父鉄道へ写真を撮りに行ってきました

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 夏休み日帰り旅行4日目の(2023年)8月4日金曜日は秩父鉄道に写真を撮りに行ってきました。今シーズンは青春18きっぷを2セット買い,少々だぶつき気味なのでJR高崎線熊谷経由で入って1日分消化です。5月の連休に行ったときは事前勉強不足で残念な写真が多かったですが,今回はよい行程が組めて貨物列車の写真をたくさん撮れました。行程は後から書いたので手書きですが,下のとおりです。また,秩父鉄道線内は1日乗車券・秩父路遊々フリーきっぷ(1,500円)利用です。最近のフリーきっぷは電子版が増え,紙の乗車券を持って帰れないのが残念です。紙券では偽造や日付の改ざん,使用後の他者への譲渡など不正利用の元になりがちですが,電子ではそのリスクが下がるので,時代の流れなのでしょう。それではいつものとおり,行程を追ってご報告しましょう。

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今日の行程。下は「秩父路遊々フリーきっぷ」の画面

 出発は自宅最寄りの磯子駅を5:30の506Bです。今日は秩父~大野原間で貨物列車を撮るのを最初の目的にしていて,朝1番の貨物列車にあわせたらこの時間になりました。横浜では8分の接続で上野まわりの高崎ゆき1822Eに接続します。JRの中距離電車は速く,約2時間で熊谷に着きます。

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根岸線506B @磯子,東海道~高崎線1822E @上野 2023.8.4(以下全て同じ)

 熊谷では13分の接続で,7:45の影森ゆき普通列車に乗換えです。電車は元・東急8500系の7000系です。この7002Fの先頭車は中間車からの改造で,オリジナルのお顔と似せていますが,貫通扉や種別幕がありません。この電車で1時間14分で最初の目的地の秩父駅に到着です。

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今日の秩父鉄道の旅,最初の電車は元・東急8500系の7202 @武川

 秩父では5月に来た時に気に入った大野原との中間あたりのポイントで貨物列車1本を撮ります。ここはさほど有名なお立ち台ではありませんが,秩父の山並みをバックに上り列車が撮れ,線路を渡れば武甲山をバックにすることもできます。朝順光のポイントで,上り貨物の1番列車のはずですが,既にお顔には陽があたらず,そこだけが残念です。

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上り1番の貨物列車 @秩父~大野原

 撮影が済めば次の撮影地,樋口へ移動です。上の場所は秩父と大野原のまん中やや秩父寄りで,今日は多少時間があるので大野原に出ることにします。歩く道は国道140号線と299号線の間の県道ですが,歴史ある街道筋のようです。コミュニティバスの路線になっていて,びっくりするような旧家もあり,楽しい街歩きです。

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秩父~大野原の街歩きで見かけた旧家。旧街道の旅籠のよう

 大野原駅に着けば汗だくで,先ずは飲み物を一杯です。10:05の上り列車に乗れば25分で樋口に着きます。今度の電車は元・都営6000系の5000系です。冷房もついたステンレスカー(スキンのみ)ですが,秩父では最古参で少々くたびれた印象です。

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大野原~樋口は元・都営6000系の5002で移動 @大野原

 樋口では1時間40分の間に貨物上下各1本とSLを撮ります。元々は線路の谷側,順光側で撮るつもりで来たのですが,5月は足回りまできれいに撮れたのに夏は下草が繁って写真になりません。仕方なく線路の山側,逆光側に移動です。実は谷側には線路内立入禁止の看板が2つもあり,その看板が立って以来,車体側面は逆光でもこちら側がお立ち台のようです。

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ED300の牽く下り貨物列車 @樋口~野上

 こちらも下草はうるさいですが,なんとか機関車の足回りまでは見えます。緑が多くて,夏らしくて良いということにしましょう。同じ場所でSLパレオエクスプレスも撮ります。去年の5月にもこの場所でSLの写真を撮り,そのときはゴールデンウィーク中の祝日で十数人の趣味者がいましたが,平日の今日は僕1人です。

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秩父鉄道の看板列車,SLパレオエクスプレス @樋口~野上

 SLに続き,今度は上りの貨物が来るので,この列車も撮ります。こちらは上2枚の場所から樋口駅の方へ少し歩いた踏切の近くです。人の通行路になっているせいか,草は刈り込まれています。また,真夏の昼近くで太陽が真上から当たっているので,逆光でもあまり関係なく,きれいな光線の状態です。

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ED300の牽く上り貨物列車 @野上~樋口

 これらの写真を撮って樋口駅に戻り列車を待っていると,下りの貨物列車がやってきて一番谷側の貨物用の側線に止まります。ホームの軒が少々邪魔ですが,駅撮りにしては上出来の写真が撮れます。

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退避をする貨物列車。駅撮りですが上出来 @樋口

 樋口ではもう1本,急行用の元・西武101系の6000系もやってきます。樋口駅の波久礼方の入口はいい感じにカーブしています。退避ありの貨物列車の場合は,写真で右の側線に入るので写真は撮りづらいです。そうこうするうち,朝乗った7002Fが影森で折返してきて,樋口12:10の上り列車になります。

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樋口の寄居側の入口風景。電車は急行用の元・西武101系の6000系

 樋口から乗った列車はたった1駅の乗車で,12:16着の波久礼で降ります。次に行くのはネットで探したポイントで,上りも下りも直線ですっきり撮れそうな場所です。ただし,場所は不便で波久礼から寄居に向かって歩き,ほぼまん中あたりです。

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茶色塗装105の牽く上り貨物列車 @波久礼~寄居

 途中のしばらくは国道140号線で交通量は多いのに歩道はなく,できればこんな道は歩きたくありません。30分位汗だくになって歩いて辿り着いた第4種踏切がお目当ての撮影地のようです。そこで撮ったのが今日のとびらの写真で,列車は下り,すぐ上の写真はほぼ同じ場所で撮った上り列車です。

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波久礼駅の駅舎

 上下の貨物を撮れば,35度超えの炎天下を再び歩いて波久礼駅に戻ります。波久礼の駅舎はかなり傷んでいますが,昔ながらの「駅舎」のつくりが嬉しいです。続いては5月に来た時に気に入った武甲山バック,かつ足場のよい和銅黒谷駅で駅撮りです。

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武甲山を背に上る貨物列車 @和銅黒谷

 波久礼から列車に乗れば23分で和銅黒谷です。ここはホームに降りればそこが即,撮影地です。一方,ホーム上そのものなので,今日のような平日はお客さんも少ないですが,週末などはお客さんが多くそれなりの配慮が必要です。

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SLパレオエクスプレスも武甲山バックで @和銅黒谷

 少々霞んでいるのが残念ですが,後ろの山は武甲山です。武甲山は標高1,304m,日本二百名山の1座ですが,石灰石の切り出しのためにギザギザに切り刻まれた山容が印象的です。

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和銅黒谷から野上は元・東急8090系の7800系で @和銅黒谷

 ところで和銅黒谷駅ですが,3枚目の電車の写真は左下にホームが少し写り込んでいます。実はこのすぐ左にはステンレス製のホームの柵があります。これをかわしながら,武甲山を最大限に入れるのは限られた場所しかできず,キャパ(撮影場所の収容人数)は少なめです。

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またまたSLパレオエクスプレス @野上

 SLを撮ったすぐ後,14:59の羽生ゆき普通列車でSLを追いかけると,パレオエクスプレスのダイヤは寝転んでいるので長瀞で追い越すことができます。去年5月は樋口で2回目のSLの写真を撮ったので,今日は別の場所を考えます。もっと熊谷の近くまで逃げればよいのですが,後の行程もあるので野上にします。すぐ後ろを追いかけてきているので,あまり準備の時間がありません。それで撮ったのが上の写真で,機材は携帯ですが,ロッドの位置はたまたま理想的な低い位置で撮れます。

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野上を発車する下り貨物列車

 野上ではSLと交換して,駅を発車する貨物列車の写真を撮ります。どちらかというと,2回目のSLよりこちらが本命です。

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野上に進入する5000系の普通列車

 なぜかこの時間は貨物列車が多く,野上ではもう1本の下り貨物を撮ります。列車を待つ間に三峰口ゆきの5000系が来ますが,傾いた陽を浴びていい感じに撮れたので,これも載せておきます。

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続いて野上に進入する下り貨物列車

 貨物列車の進入風景を撮った後は16:03の普通列車で今度は長瀞を目指します。やってきた電車は駅むすめのラッピングが賑やかな元・東急8090系の7501です。列車に乗れば次の目的地,長瀞はお隣で3分の乗車です。

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野上に進入する元・東急8090系の7500系普通列車

 長瀞に着けば,上りの貨物列車がやってくるので,ここでも駅撮りで撮ります。今日は和銅黒谷のSLまでは概ね予定の行動ですが,以降は貨物列車をミスらないように,貨物のスジの間を泳ぎながらの撮影行です。

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長瀞に進入する上り貨物列車

 秩父鉄道の貨物列車のダイヤは控えめで,旅客列車のダイヤを支障しないように作られています。このため,駅々での交換待ちも多く,寝転んだダイヤになっています。先ほど野上で撮った列車がようやく長瀞に着くので,またまた1枚を撮ります。5月に来た時は,勉強不足で駅に着いたら到着済が何度かありましたが,今日はえらく忙しいですが,何とか先回りして前から写真を撮ることができます。

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長瀞に進入する下り貨物列車

 秩父,長瀞界隈での写真は随分撮ったので,少し場所を変えて,寄居より東側に移動します。電車は先ほど野上からチョイ乗りしてきた7501Fの折返しの羽生ゆきです。広い貨物の群線や機関区のある武川周辺を考えてきましたが,朝見た感じではパッとしません。アウトレットに隣接して2018年に開業したふかや花園駅の近くに撮影地がありそうなので,そこを目指すことにします。

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秩父鉄道で一番新しい深谷花園駅

 長瀞からふかや花園は普通列車で26分ですが,いささか疲れてきたので車内でゆっくりします。16:52,ふかや花園着,駅舎自体は新しいですが,平屋の佇まいや色使いが落ち着いた印象の駅です。ホームは棒駅で,上り方も下り方も撮影地という感じではありません。そうこうするうちに貨物列車が来てしまうので,ふかや花園は収穫なしで17:08の下り列車に乗ります。

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小前田に進入する上り貨物列車
 
 時間もないので1駅戻って,次の小前田で降り,ここでも駅撮りを決め込みます。寄居側のホーム端に行ってもあまりよい構図にならないのでホームのまん中で列車の側面と秩父の山をからめて撮ってみます。

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小前田を通過する下り貨物列車

 少し後には下りの貨物列車も来るので,これもホーム上から駅撮りです。何の変哲もないところなので,ここでは携帯で動画を撮り,上の写真はそれから切り出したものです。今日は撮りも撮ったりで貨物列車を13ショット撮り,おまけのSLも少し撮れて,大収穫です。長い夏の日も暮れてきたので引揚げにかかります。小前田17:58の上り列車に乗れば,18:26に熊谷に着きます。

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小前田17:58の普通列車で今日の秩父鉄道の旅は完了 @小前田

 熊谷からの帰りの列車も接続はよく,7分の接続で18:33の平塚ゆき2861Yに乗れば,横浜乗換えで20:35にスタートの磯子に帰着です。帰りは湘南新宿ライン経由ですが,所要時間は往きとぴったり同じ2時間2分です。

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帰りの列車2本まとめて。高崎線~湘南新宿ライン2861Y @熊谷,根岸線1935C @磯子

 復習してみると,今回の秩父行では秩父駅以西には行っていませんでした。一方,秩父と寄居の間は行ったり来たりで密度濃く歩き,歩数は28,432歩を記録しました。

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今日のGPS log。熊谷以南省略

 以前にも書きましたが,秩父鉄道は貨物列車あり,SLあり,電車は元・東急の電車達で見るのも,撮るのも飽きません。また,貨物列車運転のために構内が広く写真が撮り易いのも,もしかすると魅力です。春夏と来たので,今度は紅葉のきれいな秋に訪れてみたいと思います。雪化粧の冬もよさそうですが,陽が短くて写真が撮りづらいのと,2月には工場設備点検で鉱山の操業が止まり,貨物列車が何日も運休するそうです。深谷近くの田園風景,荒川を渡る鉄橋など未だ行っていない撮影地も多く,次の行き先探しが楽しみです。(2023.10.22記)
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